カテゴリ:教育
久々にここに書きます。
山陰は寒い日が続きます。 雪が降りそうで降らない昨日今日でしたが、寒いことには変わりなく、仕事をしながらふるえてました。 何年たっても寒さには弱いな〜! ここのところというか、ずっとですが忙しくしています。 忙しいのは良いことだといつも思ってますが、肉体的よりも精神的に忙しいと感じる最近は結構きついなと思う面もあります。 そんななかでもいろんな方々に支えていただいてなんとか頑張ってるって感じです。 いろいろとある中で最近、迷いがあります。 迷いと言ってもかなり漠然としてるんですが... まあ別に進路とか今後の悩みとかそういうのではありませんので。 (それはいつも頭の中にあるので特段珍しいことではない!!) 人を育てる、教育していく上での自分の方針とか、スタンスを考えるとき、悩むことが多くなったような気がします。 学校に奉職させていただいて早くも6年目。 最初の頃は突っ走るって感じでとにかくがむしゃらにやるって感じでした。 その気持ちはもちろん今でも変わらないんですが、ここ数年、何かが違うなって思い始めました。 いわゆる、その業界でのスタンダードって言われる手法。 それを教えておきさえすればことが足る。 そんな風潮が強いと感じています。 ご多分に漏れず、私も当初はそれで良いんだって思い込んでやってました。 しかしながら、自分の性格上、やっぱり違和感を感じてきます。 最近はその違和感が強い強い(笑) そういう言い方はホントに目の前にいる人にとってプラスになるんだろうかな? そんな教育や指導を目にすると疑問符ばかりが出てきます。 学生たちの考えてることや経験して来てることが時代によって変わってるってことは誰でも知ってる。 でも、教育のスタンスがそれに合わせて変化を生み出そうとしてるかどうかって話になると違うような気がする。 新しい知見とかそういうものが出て来ていても、結局教えてるのは古い思考だったりする。 そんなことを考えると、「これは言っとかないといけない」ってこともただ言うんじゃなくて、「どのように」言うかを考えなきゃいけないってことになると思います。 学生の指導をする中で言葉を引き出し、その言葉の意味を解釈して、必要としてる答えを一緒に見つけ出そうとする。 完璧な答えをすぐに出すんじゃなくて、一緒になって考えることを大切にする。 そんなことをずっと考えてると、どういうスタンス、どういう方針が良いのか迷います。 でも僕は、誰かに流されて、そっちのやり方でいきますなんて口が裂けても言わないので、結局は迷いながらも自分の考えを大事にしていくのですが。 全体性で多数決を支持して押し進めるのが民主主義のやり方。 でも教育は、そこにいかに個別性を見いだして、個を高めるか。 もちろん完璧はない。 だからBetterWayをどうやって見つけて行くかのための関わり、そして支援が大事になると思っています。 育てることは簡単ではない。 人には経験や記憶そして情動がある。 だからこそん、その人の生きて来た道筋がある。 だとすれば、自分の価値観を押し付けるような教育手法ではなく、その人一人一人の人生をベースにした新たな道筋の作り方を支えて行く教育が大事だと思います。 生きることは学習をするということ。 成長するということも学習の積み重ね。 そして、回復を果たして行くことも学習。 学習をすすめ、支える教員の仕事の意味を改めて考え、そして私らしさを大切にこれからも頑張って行こうと思います。 迷いは新たな発見の糸口。 そう思ってこれからもやって行きますよ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.12.09 23:46:06
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