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韓国のお盆・チュソクは、朝の法事から始まる。
法事の順序は下記の通り。 東の方向に祖先の名を記したものを置き、決められた順序に食べ物を並べ、全ての果物の皮を一部分だけ剥く。 法事を取り仕切る男性が、お酒を杯についで線香の上で一度まわしてから捨てる。そして、立ってから座るお辞儀を2度。再びお酒を注いで、テーブルに置く。 そのあとで、男性系の子孫たち一同が(女性はしない人もいる)同じようにお辞儀を2度し、テーブルの上の箸とスプーンを、肉の上に載せる。 その後もう1度お辞儀をしたまま、しばらくその姿勢をとる(この間、祖先が食べている)。うち一人が咳払いをするのを合図に、皆が起き上がる。 箸とスプーンをテーブルに置き、皆は立ったまま首をたれてしばらくそのままでいる。 その後、杯に三度にわたって継ぎ足しをする。これは、死んだ人にするものなので、韓国のお酒の席での継ぎ足しはタブーとなっている。 また皆で、立ってから座るお辞儀を2度する。 これで法事はほぼ終わりで、テーブルを少し前に引き、祖先の名を書いた紙を燃やし、灰を空へ放る。 そして、皆の食事が始まる。 姑は敬虔な仏教徒の上、親戚に対する見栄もあって、とにかく見栄えと味にこだわる。ことに法事となると怖い。 私は無宗教だし直接の親戚じゃないので、お金がもったいないとか、料理をたくさん作ったり人がたくさん来るのが苦痛だし嫌で仕方が無い。前後の掃除だって大変だし。 りんごが小さい、魚のお腹のところの色が悪い、なんでこんなソンピョン(チュソクのメイン料理。ゴマや栗の入った一口大のお餅で、松の葉を敷いて蒸す)を買った?前の法事の餅も味がよくなかったし・・・などなどお小言ばかり。 姑の家で、姑が心ゆくまで準備してくれたらどんなにいいことか! 私は姑が嫌いではないが、今回のチュソクでの姑には腹が立ち、午後はずっと、顔を見たくなくて自室にこもってしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2003年09月12日 22時37分47秒
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