2013/07/25(木)00:54
カジュアル・・・生ハム 2
いやいやコレ、美味しんぼのパロディでしょ まるで、漫画『美味しんぼ』の後半の巻のように、
前編と後編に分かれるこのブログ。 うぅ、いつも思うけど1万字というのは画像などを入れたら
すぐいっぱいになるから、ツライ・・・。イマ時は、文字だけのブログよりも画像アップも多いんだし
今の1.5倍の文字制限にしてくれると嬉しいんだけどな。 と言っていてもしょうがない。 その1からのつづき・・・ 【おさらい】 その1では、スペインの生ハムの種類について
生ハム原料のイベリコ豚の呼び方の違いについて
熟成期間などについてを記載しました。
それをふまえて、購入したのはコチラ
■商品名:スペインの至宝!スペイン産生ハム切り落し(生ハム/ハモンセラーノ、イベリコなど)【お徳用/500gパック】【top】【冷凍/冷蔵可】【D+0】
■レビュアー:姉男
■レビュー内容
このスペイン産生ハムの切り落とし。姉男は非常に楽しめますが、いろいろ意見が出そうな印象 と言うのも・・・単純に生ハムとはいっても、
スペインの生ハムについてやイタリアの生ハムとの違いを
知らないと、「硬い」とか「パサパサ」なんて誤解も出てきそう・・・。ナニナニ? ちなみにイタリアの生ハムは熟成期間を経て、
生肉の時の60%ほどの重量になるもの。それにより、
イタリアのパルマ産は塩気がありネットリした食感と味。また同じイタリアのサンダニエレ産は塩気がよりマイルドで
脂身が絶品なしっとりした味。 一方、スペインのハモン・セラーノは
各製品によって熟成期間の幅がかなりあり、概ね30%ほどらしい。当然、水分量もイタリアのものより少なくなるし、
これだけでも、食感や硬さの違いは歴然。しかも、今回のものは塩気が少々きつめなので、
より水分も抜けやすく、硬く感じやすい。 ※参考画像 30か月熟成のハモン・セラーノ
また、この切り落としはハモン・セラーノのほかに
イベリコも入っているようなので、 イベリコ豚の餌や肥育方法によっては
匂いが獣臭いとかきついと感じることもあるかも。(特に日本の生ハムに慣れている方には顕著)切り落としなので、
部位によって味わいが違うところが混ざっていて、
こういうものはそこが面白いトコロでもあり (例えば、スネに近い所は噛めば噛むほど味わい深いとか
ランプに近い部分は脂身が美味しいとか、
味わいながら部位を想像して食べる楽しみがある) 料理にも惜しげもなく使えるのもいいトコロ。細切りにして軽く炒め、バルサミコソースとあわせて
マッシュルームにかけてもイイし、ちょっとキツめのこの塩気は甘い物との相性がいいので、
桃と合わせるとピッタリ!生の桃に巻いたもの 桃の甘さが薄いようなら、キャラメリゼした桃
(バターとお砂糖で軽く焦げ目をつける)とは抜群の相性!桃の香りで風味も良くなって、ワインもススム進む! カジュアルな味わいでも
このお値段でタップリ楽しめるから、とてもお買い得。ただくれぐれも日本の生ハムがお好きな方は
香りが苦手かもしれないのでご注意を!
あっ、字数オーバーで
合わせたワイン入れられないワインはまた後日・・・ コヤツも塩を効かせないと・・・ 足跡がわりにぽちぽちっとお願いしやす