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☆New Beginnings in CANADA ☆

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東南アジアの旅 -Part 3/1-

11/11/2006:ラオス(1)
~地上の楽園へようこそ~


地図-カンボジア.png 地図-ラオス.png
カンボジア(左)からラオス(右)旅のルート


クラチェの街の、とあるゲストハウスで、カンボジアーラオス国境を超え、ラオスの最南端に位置するデット、コーン島までの移動を手配したCと私。朝7時30分に迎えにくるはずのバス。宿泊先のゲストハウスの前で待っていた私たちですが・・・なかなかこない・・・・

まっ・・まさか・・・!!(と、シェムリアップからプノンペン行きを思い出す私達) またも、こないとか?! すでに、東南アジアに関して、こういう事は信用できずの私たち。特に、私。日々、疑いの目。

と、しばらくすると、バスではなく、バンが到着。ひとまず、ホっ。

バンは、私たちをピックアップすると、クラチェの街の中心街(バス乗り場)へ。そこで、私たち同様に、たぶんラオス行きのチケットを買っただろう外国人バックパッカーが乗り込み・・・さらに!!多くの現地の人たちが次々とバンへ向かってきます。

一応、私たちは車内に席があり、すわれましたが・・・・
まず、車内に乗り込む人の数が半端無い!もう、定員オーバー、ギューギュー詰め。

車内は熱気ムンムン・・・ただでさえ暑い東南アジアの気候なのに・・・

その後は、バンの上に荷物と一緒にどんどん人がねじ上り、座り始めました。ひゃぁーー、もう定員オーバーを通り越して・・なんだろうね?!東南アジアらしい光景になりました・笑

定員オーバーのバス(下)
ラオスへ向かうバス


この車内の熱気に何時間耐えなければいけないのか・・・・Cいわく、埃まるけになるけれど、バンの上に乗ったほうが気持ちがいいとのこと。だよね・・・。フぅーー。

けれど、多くの現地の人は、第一の目的地であるカンボジア最北端の街(ラオス手前)ストゥントレンまではいかず。途中で工事が行われていた現場の道ばたで、どんどん降りてゆきました。残ったのは、数名の外国人と数名の現地の方々。そこからは、ゆとりをもったバンの車内で、快適に旅は続行。目的地へ向かいます☆

国境の街、ストゥトレンに到着したのは11時ちょっと過ぎ。
バスから降りた私たち。

で・・・ここからどうすりゃいいの?

と、途方にくれたいた私たちの目の前に、この街からの案内人らしき人が来て、近くのレストラン喫茶へ連れて行ってくれました。ひとまず、次の場所へいく準備が整うまで、そこで待っていろとのこと。私達カップルと、オーストラリア・イギリス人カップル、計4人がその喫茶で待つ事に。

オーストラリア・イギリス人カップルも、不安だったのか、どこでチケットを購入したかなどを、お互いを紹介しつつ、話し始めました。

待つ事1時間。12時30を回った頃、ようやく案内人が戻って来たことで、ようやくそこから離れ、船に乗り込むことができました。やっと動き出します。よかったーーー!ホっ・・・と、またも安心の一呼吸。信用できていないだけに、現地の人に任せきりの移動手段というのは、不安でたまりません!

さて、船にのりこんだ私たち、「オォォォ!やっとここらか国境超え?!(船で国境を超える事もできる)」いやいや、まだでした。 どうやら、このメコン川の向こう側へいく定期便へ乗り込むみたい。向こう岸に到着したら、またバンへ乗り込む事に。

バンに乗って、ガタガタ道の林の中を走る事15分程度。ようやく国境が!今回の国境越え、すっかり船だと思っていた私達(そういう情報のみしかなかった)。でも、実際は、船ではなくて、陸路での国境超えとなりました。これは、非公式も非公式国境ですね。

で、その国境のオフィスを見て驚き!!!!
へっ?!こんなところで、手続き?
オフィサーは、隣にあるバラックでできた飲食店で、なにやらカードで遊んでいる様子。そこに居た娼婦のような、店員のお姉さんに、コーラなど飲み物をすすめられる外国人バックパッカー。疲れたし、暑いのもあって、コーラを買った私たち。

オフィサー・・なかなか仕事をはじめてくれません・汗。しばらくして、カードゲームが一段落ついたのか、ちゃんとしたオフィサーの上着を着て、オフィスに入り、やっと開いてくれました。(まったく気楽な仕事ぶり)

カンボジアで出国手続き(写真:下)
カンボジアーラオス国境


一口メモ:このカンボジアーラオス陸路の国境越えは、まだオフィシャルにはオープンしていないので、必ず、いく国のビザは取得しておくように。アライバル・ビザを出していないので、ここまできて、国境越えできない!なんてことになってしまいます。私たちはタイで事前にラオスのビザを取得しておきました。そのほか、プノンペンなど東南アジア主要都市で取得は可能です。


ひゃぁーーこんなバラックの小屋のような所で、入国?!

ラオスで入国手続き(写真:下)
ここで、スウェーデンから自転車持参できているカップルに遭遇。彼女たちは、自転車で東南アジアをまわっているらしい。すごいです。でも、何やらビザの事でもめてるみたいだけど・・・
ラオスーカンボジア国境


午後3時、ようやくラオスの土を踏みました!!!!
国境を超えて、バンでさらに40分。そこから、船に乗り換えて、ようやく目的地であるデット、コーン島へ・・・・

やっと、きた・・・やっと・・・!!!!!!!!

デット、コーン島の周辺(下):カンボジアからラオスへ入ると、そこには4千もの島々からなる場所があります。
Don Khong Island.jpg


このDon Khong (コーン・グ)島、Don Khon(コーン)島、Don Det(デット)島は、メコン川の南北50Kmに広がっている島々。デット島とコーン島は橋で繋がっていて、ここにはゲストハウスも多くあり、バックパッカー達は、予定もたてず、数日、いや数週間、数ヶ月と滞在したりする。 島は、ゲストハウスで貸し出している自転車に乗って、一周でき、ビーチ、滝、鉄道後などへいく事も可能。

島の朝と夜は早い。この島々にはほとんど電気はなく(一部のゲストハウスで自家発電を行っているが限度がある)、日が落ちれば、真っ暗闇の道。こんなに暗かったんだと実感しながら、夜空を見上げては、これまた美しい星達に癒される。

川沿いには、沢山のバンガロータイプのゲストハウスが (写真:下)。バス・トイレ共同で、なんと、一泊1ドル50から!なかなか快適♪ お勧めです(バス・トイレが外に有る方が、こういう所ではイイ。部屋は臭いもなく、こぎれいな感じ)
Don Khong and Don Det Island.jpg


のどかな島の風景:ライス・フィールド
ラオスは癒されます~。
Rice Field


ラオスへ入って、すぐに感じたこの空気。
とっても、穏やかな温かい時間の流れ。
カンボジアの熱気、活気とはほど遠い、このゆったりとした風情。お隣の国に移動しただけなのに、こんなにも違うとは。 カンボジアで疲れた旅行者は、お隣の国、ラオスへ癒されにくる人もいるとか。バックッパカー達、この国でエネルギーを補充して、カンボジア、ベトナム、タイ、中国へと、また散らばってゆくのです。

東南アジアの旅 -Part 3/1.5-  11/11/2006:ラオス(1.5) ~ロハスな生活 デット・コーン島 ~へ続く。

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東南アジアの旅 はじめに ~プロローグ~
東南アジアの旅 -Part 1/1-  11/2~11/4:旅の始まり(1) ~台湾からタイ・バンコク、そして世界遺産アンコールワットへ~
東南アジアの旅 -Part 1/2-  11/2~11/4:旅の始まり(2) ~遥かなる旅路~
東南アジアの旅 -Part 2/1-  11/5~11/8/2006:カンボジア(1) ~クメール王朝の栄光と繁栄~
東南アジアの旅 -Part 2/2-  11/8~11/10/2006:カンボジア(2) ~哀しい近代史の残り香 in プノンペン~
東南アジアの旅 -Part 2/3-  11/8~11/10/2006:カンボジア(3):カンボジアの近代史
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