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ゆらら55

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2005.12.11
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12月7日から11日まで、The Evolution of Psychotherapyの学会へ参加するために、L.Aから車で一時間ほどのディズニーランドのある、Anaheim(アナハイム)へいってきました。

今回の学会は、5年に一度(今回は5回目)という大きなイベント。心理学では、かなり著名なセラピスト達が様々なプレゼンテーション、ワークショップを開く学会で、アメリカ国内はもちろんのこと、世界各国からも沢山の人達が参加していました。

ワークショップやパネルディスカッションには、認知行動療法、精神力動的アプローチ、ナラティブ・セラピー、NLP、集団療法、カップル、家族療法など様々で、セラピストには、家族療法の サルバドール・ミニューチェン、カップルのハービル・ヘンドリックス、ゴッマン夫妻、集団療法のアーヴィン・D. ヤーロム(彼はこの学会でのメインゲストだった)など、その他、マスターソンに、カーンバーグ、etc...とにかく、Big Nameの集まり。ゲストにはパッチ・アダムスがきていました。

私も、学校の必須教科書になっている、数名の本を読んだことがあったので、最初、この学会を聞いたときは、一度はぜひ参加してみたい!と思ったのです。

が・・しかし、学会の日が近づくにつれ、なんだかとても、行く気がうせていました。と、いうのも、毎週の研修先でのトレーニング漬けで、ちょっと心理学は・・・という気分にもなっていたからです。

たまたま一緒にいった友達たちは、かなりこの学会を楽しみにしていて、はりきっていたのもあって(←はりきりすぎ?と思ったりした。と、いうよりも、私がはりきっていなかった・苦笑)、その興奮している周りに囲まれると、行く道中から、妙に冷めてしまったり・・・

でも、そのやや冷め気味の視線でみると、違った角度で学会の雰囲気も楽しめたりします。特に、友人を含め、周りの人々を観察していると面白い。(冷めているときは、妙に、距離をとって、物事が見えたりするので、発見がある)その中でも驚いたのは、昔、アイドルを好きになった・・あの頃を思い出すかのような、熱狂ぶりも見え隠れしたのは、私だけ?!確かに、みんな著名人達(いわゆる心理学会での”有名人”)が集まったわけだけど・・・そういうのを観察するのは面白かったりしました。人って、やっぱりアイドルが必要なのかな~。どうだろう?

あと、友人達の違った一面を見ることも、それに対する自分の反応などなど・・色んな事が見えてきて、ある意味、これも勉強になったり。なにせ、5日間一緒だから。しかも、昔からの馴染みの友人ではない。なので、次第にみんな、別々行動になっていったけど・笑。

その上、同室の二人は、かなりの神経質。私も神経質な方かな?なんて思ったけれど、彼らに比べるとまだまだ・・例えば、人と同じ部屋、ベットをシェアするのに慣れていないのか、眠れなかったらどうしよう・・とか、とにかく様々な心配が・・・(”私も眠れない時あるよ”といったところで、”ゆららは、Easy Goingだから”と、あまり気にも留めてもらえない。彼らに比べると、確かに・・Easy Goingだけど)その彼らの神経質さには、実際、やや疲れたりもしました・汗。二人のうち一人は、神経質、又は軽いOCD【強迫観念神経症】だとは聞いていたけれど、やっぱり、旅行してみないと、どんなものなのか、分からないものですね。その他にも色々・・微妙な驚きの連続。うーーん、だから、やっぱり人間関係はおもしろい!そんなことも思ったり。

そして、勿論、心理学からの息抜きははずせません!(これは、私にとって必須アイテム!)同室の友人以外にも、友達がきていたので、私と同じく、ワークショップに参加したあと、心理学を考えたくない彼女とは、ディズニーで癒されていたりしました・笑。

なんだか、話がそれてきましたが、本題の学会の方は、本当に色んなワークショップがあって、かなり、興味あるトピックもありました。しかし、そのトピックには惹かれていくものの、実際、いってみると思ったよりも興味が湧かなかったり。そういう時は、30分以内できりあげ、第二希望のワークショップへ・・そんな感じで、ちょこちょこと、色んなものを摘んだりしていました。

その中でも、すごく印象に残っているのは、人格障害の関係対象論、愛着理論と神経生物学を統合したものからのアプローチ、4人のパネリストの臨床の場においての”抵抗”のディスカッション、様々な文化的背景(民族、ジェンダー、階級の違い)を持つクライアントへの、ジェノグラム(家系図)と箱庭、そのフィギュアを使った、家族療法のワークショップ、そして、過去の学会で講演されたビデオを、Film Ffestivalと称して流していたのですが、その中のモレノのサイコドラマのワークショップに心が動かされました。

ワークショップでは、ケースのビデオ、公開セラピー(Clinical Demonstration)など、実際に、セラピスト達が行っているセラピーも見ることができるので、それもとても勉強になりました。ただ、それらを見て「なるほど・・・」と思うけれど、実際、自分がセッションでできるのか?といえば、まだまだ・・・ここに至るまで、かなり地道に経験を積むことが必要だな・・と、ひしひしと感じたりもしました。

それともう一つ、様々な違ったアプローチ、様々なセラピストの姿勢を見たり、意見を聞いたりしましたが、やはり根底に流れているものは、共通する何かがあって、その”何か”というのは、言葉がみつかりませんが、どれが正しくて、どれが間違っているものは無いんだなということも、よく見えてきました。これは、今の私にとって大きな支えにもなる気づきです。

なぜならば、最近、自分は間違っているのではないか・・と、何が正しいやり方で、何が正しくないやり方で・・etc..いつのまにか、一つのやり方に凝り固まって視野も狭くなり、それだけを判断材料に、自分の気持ちを小さくしていっていたからです。もちろん、新しいエイジェンシーで働き始めて、新たに沢山学ぶこともあり、その上、緊張もあったから仕方ないのですが、逆に、この萎縮した気持ちが、余計に滞らせてしまう原因で、そのサイクルに陥りそうだっただけに、上のことに気づいて、気持ちが少し解放されました。でも、あさってから再開する研修は、やっぱり・・おっくう・・しかも、今週は、やることが沢山。

学会は、得たものはあったけれども、やっぱり疲れました。でも、ディズニーランドへ戻りたい!そんなことをフッと思う、現実に引き戻される日曜日の夜です・笑。





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Last updated  2005.12.12 18:40:22
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Re:The Evolution of Psychotherapy Conference(12/11)   DTsachi さん
私もすごく行きたかったです。だから報告嬉しいです。ありがとう。こういう最近刺激になるような勉強ができないなあ・・・。香港のAちゃんも行きましたが、現地で会いましたか? (2005.12.14 11:50:18)

Re[1]:The Evolution of Psychotherapy Conference(12/11)   ゆらら55 さん
DTsachiさんへ

>私もすごく行きたかったです。だから報告嬉しいです。ありがとう。
★なんか、詳しく書けなかったけど。参考になったかな?

>こういう最近刺激になるような勉強ができないなあ・・・。
★そうか・・・なかなか日本だと、こういう機会が少ないのかなぁ。

>香港のAちゃんも行きましたが、現地で会いましたか?
★Aちゃんに久しぶりに会いました!彼女もConference、楽しんでいたみたいだよ。
(2005.12.14 14:20:22)


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