2007/05/08(火)10:18
フェラーリと鉄瓶
「フェラーリと鉄瓶」 奥山清行著
とっても面白く読むことができました。
フェラーリのデザインを日本人として初めての人というだけでなく
華麗なるキャリアがあります。
世界をまたにかけてお仕事をされてきた方の話はとても軽やかなのに
そぎ落として大事なエッセンスをさらりと書かれていて。
いろんな視点を教えてくれます。
自分と関係ないような仕事の人の話は面白いですね。
本質的な大事なところは同じなので、その切り口が違って見える。
デザイナーという仕事が、絵にするだけでなくて、漠然としたものを
一番最初にかたちにしていくことから、ディレクター的な仕事となっている話とか。
また国によってのコミニュケーションの違いとか。
人に面白いよと勧められて読んだのですが、本当に面白かったです。
そしていま、そんな奥山さんが山形で地元の技術を生かした仕事を
している話も面白いです。
参考までに