超音波写真の見方
●超音波で胎児ちゃんが映し出されるしくみママのお腹に当てられたプローブから超音波が発射され、それが胎児ちゃんなどに当たって反射し、反射した超音波をコンピューターが処理して、胎児ちゃんの姿を画像として映し出します。画像の中で白く映し出されている部分は骨などに当たって反射してきたもので、黒く映し出された部分は液体や空気などが溜まっている空洞で何もないところです。身体の臓器などはややグレーぽく映し出されます。●超音波写真の見方記号など機械の種類によって異なることがありますが、代表的な例を紹介します。 GS・・・妊娠初期に赤ちゃんが入っている胎嚢という袋の大きさ。CRL・・・頭からお尻までの長さ=頭殿長。BPD・・・頭の左右の一番長い部分を測った数値=児頭大横径。FL・・・太ももの骨の長さ=大腿骨長。APTD・・・お腹の前後の長さ=腹部前後径。(身体の厚み)TTD・・・お腹の横幅の長さ=腹部横径。(身体の横幅)FTA・・・腹部の面積EFBW・・・定値から算出した胎児の推定体重。AGE・・・計測値から計算された、当日の妊娠週期(w=週 d=日 ±=誤差)DEL・・・AGEから予測された出産予定日。 ●超音波写真の保存方法ポイント1.湿気が少なく直射日光が当たらない場所に保管 (超音波写真は水分や日光に弱いので保管場所には注意が必要です)ポイント2.画像が消えるのを防ぐ手段をとりましょう。 (感熱紙にプリントされている為、そのままの状態で置いておくと、画像が薄くなります。 せっかくの写真が消えないように、以下のような方法で保存してみましょう。)★写真屋さんで複写してもらう★スキャナで読み込んで、パソコン上のアルバムに保存★カラーコピーをとりラミネート加工する★お腹のあかちゃんなどのサービスを利用する