人間大好き!アンジェロ・ブレーンのイベント万歳日記

海外留学仲介の大手ゲートウェー21が経営破綻をした。銀行や税金が優先される為、個人の顧客にお金が戻ってくる可能性はほとんどないらしい。ＮＯＶＡの時と同じ悲劇が繰り返された形だ。

今回は留学中や留学寸前で仕事を辞めてしまった人も多く、一企業によって人生を変えられてしまうという点では被害が深刻な気がする。

私が代表を務めるアンジェロ・ブレーンでも留学やホームスティ、ファームスティの紹介を業務の1つとしているので何件か問合せがあった。アンジェロ・ブレーンの場合、私の個人的なつながりから、いわゆる得意分野が限定されているのでどこまでご希望に添えるかは疑問だが、とにかくお役に立てれば…と考えている。

ちなみに、アンジェロ・ブレーンの得意分野はアメリカ、特にケンタッキーとオハイオ州、カナダ西海岸、ブラジル、中国沿海州、韓国、ベトナム、マレーシアとドバイといったところだろうか。比較的物価が安く、治安がよい所が揃っている。

さて、ゲートウェー21の被害に遭われた方々とはこれからの話をしなければならないが、ＮＯＶＡとゲートウェー21の二つの問題から私を含め、考えなければいけないことがあると思う。

大きく言えば、1消費者として賢くならねばならないということ。その為には常に「勉強」が必要だということ。ここで言う勉強とは勿論、机の上の勉強という意味ではなく、新聞、雑誌、ニュース、ネットなどからの情報収集や友人・知人・専門家からの話やアドバイスを指す。

例えば、ＮＯＶＡの場合、数年前から生徒募集方法や講師陣の労働条件の劣悪さなどが問題になっていた。私などはカナダの大学院留学時代、もう15年も前の話だが、ＮＯＶＡの元講師からこうした話を聞いて危うさを感じていた。

したがって多額の費用を支払って入会する前にこうした話に耳を傾けるべきである。さらに言えば、最初に多額の費用が必要なスクールは経済的余裕がない場合は避ける方がトラブルがあった時、被害は少なくてすむ。
自分の例で恐縮だが、私も大学時代、英会話スクールに通っていたが、三か月とか六か月毎に授業料を支払う形の所に敢えてした。割引き率は高いかもしれないが、一括で多額の費用を支払うことはリスクが高すぎるように感じたのだ。人間、様々なことでライフスタイルがガラッと変わってしまうことがある。数年後、今と同じように英会話スクールに通えるとは限らないというのが私の考えだった。同じようにドイツ語スクールにも通ったが、両方共、講師にも友人にも恵まれ、非常に勉強になった。

それからいくつかのスクールで迷ったら歴史のある所を選ぶといいかもしれない。それだけ長い間、多くの人に支持されているというのはきちんとした理由があるはずだ。くれぐれも派手な広告に惑わされてはいけない。
では留学のエージェントはどうしたらいいか？鉄則は「自分でできることは自分でする」ことだと私は思う。
往復の飛行機から現地係員の出迎え、ホームスティ、現地の学校まで全て手配してもらうのは楽に決まっている。しかし、リスクも大きいことを覚悟してほしい。
飛行機は自分で安いチケットを探せる。その分を現地での生活費に充てた方がはるかに有意義だろうし、出迎えは本当に必要かどうか考えた方がよい。

スクールはネットで探し、手続きすることもできる。ただし、経験者などのアドバイスは聞く必要があるが。
ホームスティについてもスクールで紹介してくれることもあるし、時間があれば最悪、現地についてから探すこともできる。要はやる気である！

私はカナダの大学院に留学した時、住む所は決めずに出発し、到着後、大学の掲示板で見つけ、自分で交渉して決めた。ここまで書くと、英語力があったからでは…と言われそうだが、その当時の英語力は悲惨であった(T_T)何しろ、バスに乗ってもバス停が聞き取れず何度も迷子になったのだから…(T_T)

したがって私の家探しの条件は大学院から歩ける、もしくはバス停の目の前でしかもダウンタウンに乗換えなしで行けることだったのである！

長くなってしまったので最後にもう一つだけ…

留学なり、ホームスティをしようと決めたら、短期の旅行でいいので一度現地に行ってみること、そこで得た情報や知識を使って改めて留学した方が、結果的には費用も安く、納得したものとなると私は思う。

それでもやはりお任せしたいという方は…
アンジェロ・ブレーンがお役に立ちますが…