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カテゴリ:実践編
いらっしゃいませ、マスターの濱田です。
誰の人生にも必ず起きるものに、「もう、なんにもしたくない~!」って 状態に陥る時というのがあります。 いわゆる無気力状態というヤツですよね。 わたしはもう、ここ数年間は、この感覚を味わったことがなかったのですが、 先週あたりから、猛烈に「なにもしたくない」モードに入ってしまっていました。 自分が今生でなにをやりたいのか、自分の人生の目的、 ビジョン、ライフワークに出会ってからここ数年は、 ひじょうに精神的に安定した状態になって、大きくぶれることはなくなっていました。 ですので、これからはもう、大きくぶれることはないんじゃないかなって、 思っていたんですね。 ですが、甘かった(笑)! 先週から、わたしは数年ぶりに、 猛烈な「なにもしたくない」モードに陥ってしまっていました。 実はこの、「なにもしたくない」モードに陥ったり、 怒りや悲しみや、寂しさなどの大きな感情の揺れが人生に訪れる時というのは、 「自分が大きく変われるチャンスが来た状態」だと言われています。 実は人生の大きな流れの中では、ウェルカムなことなんですね。 人生の状態を例える時に「夜明け前がいちばん暗い」と言われる、あれです。 でも、いくら「大きく変わるチャンスが来た状態」と言われても、 猛烈な「なにもしたくない」無力感を感じている時の当の本人は、 たまったものじゃありませんよね(笑)。 早くこここら抜け出したい、こんな面白くなく、 惨めな状態はもうたくさんだ!って思います。 そして、なんとか抜け出したいと思うのですが、 でも、あまりになにもしたくないものですから、 抜け出す為の「なにか」を起こす気力も湧いてきません。 たとえば、わたしの場合だったら、なにか問題に出会ったり、 解決したい、解消したい状況に出会う時に、 「これをやりば、クリアになる」という方法を持っています。 ノートに、自分がなにを感じているのか? そしてその感情はどこから来ているのか? その問題を持っていることで得られると思い込んでいる利益はなにか? (責任をとらなくていいとか、動かなくていいとか) その利益を実現する為に、払っている代償はどれだけあるのか?って具合に、 自分の内面を明確化していく方法です。 ですが、ホントに「なにもしたくない」状態の時というのは、 解決策を知っていても、それさえもやりたくない状態になってしまったりします。 今回のわたしの身に起こったのは、まさにこんな状態でした。 先ほども書きましたが、実はこの状態というのは、 自分が大きく変わるチャンスが来たサインであり、 人生にとって、とても大切な機会です。 この状態は誰の身にも起こるのですが、 実は多くの人は、この機会になかなか気づきませんし、生かすことができません。 それはなぜかというと、普段から※オートマチックな人生を送るようにしている為、 できるだけ感情を感じないように生活をしているからです。 ※オートマチックな人生についてはこちらをご参照下さい。 なんとなく仕事に行くことになっているから仕事に行き、 お昼になったらご飯を食べ、家に帰ったら数時間テレビを観る。 これら日常の一連のパターンを無意識にすごすことで、 日常で自分が「なにを今感じているのか?」に意識がいかなくなります。 仕事や用事で人生を忙しくするのも、 実は「感じないようにする」典型的なパターンと言えます。 なにか気に入らないことがあって怒っていたとしても、 それは外的要因によって自動的に怒っているだけで、 「自分は今、怒っているんだ」って自覚することはありませんし、 ホントに怒っている原因は、それとはまったく違うことだとは、 みえることはありません。 また、不安ごとがあってもそれは、月末の支払いのことであるとか、 将来の漠然とした不安と思い込んでいて、その根っこがどこから来ているかを ほとんどの人は、よく分からずに過ごしています。 人生を大きく変えるチャンである「無力感」、 そこから抜け出し、前進を始めるヒントがここにあります。 「よく分からず」にいるということです。 では、なにをよく分かっていないのでしょう? 今、なにを「よく分からないまま」にしているのか、 よかったら書き出してみてください。 そして、なにが見えてくるのか、よかったら分かち合ってみてください。 この続きは次回へ。 本日は当店にお越しいただき、本当にありがとうございます。 またのお越しを、こころからお待ちしております。 いってらっしゃいませ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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