BAR AARs

2007/11/07(水)11:29

成功への恐れ

はっとする気づき編(135)

いらっしゃいませ、マスターの濱田です。 「人にとってもっともこわいもののひとつは、 成功してしまうことへの恐れ」、 「失敗することよりも、 人は成功してしまうことの方がずっとこわい」。 メンターたちからずっと伝えられてきた言葉です。 本物の幸せな成功者たちは、みなこの言葉を異口同音に 話してくれましたが、当時のわたしには、 ほとんどなにを言っているのか理解できませんでした。 その後、人生が現実に大きく変わり始めてから、 この言葉の意味について、考えはじめましたが、 正直なところ、言葉の意味はわかるし、 なんとなく感覚でも分かるんだけど、 でも、はっきりと腑に落ちるってところまでは、 なかなかいきませんでした。 ところが、ある時期からへんな夢を 連日みるようになって、 自分の中にも成功してしまうことへの 恐れがあることがみえるようになっていきました。 ある日みた夢は、わたしが再就職しようとして、 履歴書を書いている夢! 履歴書を書きながら、「年齢的に厳しいなぁ」とか、 「資格や経験もないから厳しいなぁ」なんてことを つぶやいているんです。 で、その時は夢の中で、 「あれ?なんで今更履歴書なんて書いているんだ???」 って、はっとして、途中で夢だと気がつくんですが、 その後数日、同じような夢をみるようになりました。 次にみたのは、あらためて学校に入ろうとして、 入試の書類を書いている夢。 その夢の中でも、「長いこと勉強なんてしてないからなぁ」とか、 「今更勉強しても間に合わないよなぁ」とか、 「学生時代の出席日数少なすぎだから、やっぱダメだよなぁ」 なんて思っているんです。 で、次にみたのは、昔乗っていた古いスカイラインで、 (RSターボね)せまい山道に入っていくだけど、 「この道じゃ行けないんじゃないかなぁ」って 思いながら、進んでいくんです。 で、気がついたら、どんどん道が狭くなって、 最後には身動き取れないくらい狭くなってしまって、 バックをして戻っていく....。 そんな夢をみました。 そんな夢を、れんちゃんで(笑)。 で、最初の夢をみた際に、メンターに言われたのは、 「マスターの無意識の深いところにあった、 成功への恐れが出てきましたねぇ」って言葉。 で、その後連日そういう夢をみたという次第。 わたしたちは、普段表面意識では気づくことは、 なかなかありませんが、 成功してしまうことに対して、 大きな恐れを持っています。 成功してしまうことがこわい? なんで? そんなわけないじゃないって、 多くの人は思いますし、 かつてはわたしもそう思っていました。 ですが、人がもっとも恐れるもののひとつは、 成功してしまうことだと、 賢人たちは語っています。 人が成功を恐れる理由には、 深さによって様々ですが、 もっとも大きな理由のひとつは、 成功して、なれない世界に行ってしまうよりも、 不満足でも慣れ親しんだ世界で生きていく方が、 安全だと感じているっていうものです。 そして、また深いレベルでは、 様々な罪悪感などの恐れが隠れていると言われています。 夢に無意識に隠れていた成功への恐れが出てきたということは、 ある意味、本当に「行く」ことを 決める時だったのかもしれません。 「人がもっとも恐れることは、 成功してしまうことへの恐れ」 もし、前進しようとしているのに、 「なぜ、自分は途中でやめてしまうんだろう」 ってパターンに気がつくときが来たら、 このことを思い出すといいかもしれません。 本日は当店にお越しいただき、本当にありがとうございます。 またのお越しをこころよりお待ちしております。 いってらっしゃいませ。

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