BAR AARs

2009/03/05(木)17:34

王子様のハナシ

素晴らしい出会い編(63)

いらっしゃいませ、マスターの濱田です。 わたしの好きな本の中のひとつに、 「今ここに死と不死をみる」という ちょっと変った(笑)本があります。 悟りをひらく前に、悟りの状態を疑似体験しておく、 それにより勘をつかみやすいというような感じの本です。 気づきとは、今まで思い込み、信じて疑ってもみなかったこと、 そして信じて疑ってもみなかったことに、 気づきもしていなかったということに気づくときに、 どんでん返しのようなシフトが起こります。 彼が気づいたのは、実は自分には頭は存在しないのではないか? というものだったそうで、ききようによっては、 「なんじゃそりゃ?」って感じです(笑)。 けれど、この気づき、わたし自身にも大きな気づきを与えてくれました。 それは、人は一生かかっても、鏡を見ない限り、 自分の顔を見ることは出来ないというもの。 つまり、人は、外に反映しているもので、 はじめて自分が何者なのか、どんなあり方で、 なにを実現(映し出しているのか)を知ることが出来るということです。 さて、そんなパラダイムシフト的大きな気づきを たくさんくれた、この本の著者、ダグラス・ハーディングですが、 残念なことに2007年に亡くなられています。 わたしが本を読んだ直後くらいに亡くなっていて、 お会いすることが出来なかったのが、ちょっと残念です。 ですが、彼のサイトをみていたら、 とても素敵な一文を目にしました。 それは、ダグラスさんの奥さんが、彼のお葬式の席で読んだ詩です。 詩の中では、彼がたくさんの人に気づきを提供したこと、 貴重なものをたくさん人に伝えたことが語られています。 ですが、本当に素敵だなと思ったのは、最後の締めくくりの一行。 「愛しい王子様よ。あなたが心安らかにお休みできるように、 天使の一団が、見守ってくださいますように」 この言葉を読んだ瞬間に、なんて素敵なんだろう!と、 なんだかとても暖かい気持ちになって、 パソコンの前で、ちょっと目頭が熱くなってしまいました(照)。 こんな言葉をプレゼントされる、 そんな人生に仕上げたいなって思ったマスターでした。 ダグラス・E・ハーディングのサイトはこちらね↓ http://www.ne.jp/asahi/headless/joy/index.html で、奥さんの言葉はこの中の「ダグラスへ」ってやつです↓ http://www.ne.jp/asahi/headless/joy/column/column.html 本日は当店にお越しいただき、本当にありがとうございます。 またのお越しを、心よりお待ちしております。 いってらっしゃいませ。 PS マスター&北川涼子トークライブ詳細はこちら↓   http://www.bar-aars.com/200903talk_live.html   マスターの個人セッション3月のスケジュールはこちら↓   http://www.bar-aars.com/session.html

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