凌雲閣
明治22(1889)年に建てられた九階建ての展望台・凌雲閣。梅田茶屋町のヤンマービル近くに建っていたらしいですが、実は資料があんまりなくて、よくわかりません(^^;展望台の周りはボートのある池や温泉施設があったり、露店が立ち並んでたりしていたらしいですが、今では全く面影も残っていませんね。大正時代から昭和の初めくらいまでは建っていたらしいのですが、正確にわからないとか…。凌雲閣の建った翌年に東京浅草にも浅草十二階の通称で知られる、同名の凌雲閣が建ってますが、ぶっちゃけあっちの方が有名ですね(しかも関東大震災で壊れたので解体時期も明確だし)。ちなみに大阪の凌雲閣は「キタの九階」と呼ばれ、ミナミにも「ミナミの五階」と呼ばれる眺望閣があったとのこと。2011年3月20日の記事に載せている五階百貨店の写真がありますが、あそこが眺望閣があったところらしいです。だから五階百貨店という名前なんですね~。ミナミの五階は、五階百貨店があるおかげでなんとなく人々の記憶にも記録にも残っていますが、キタの九階は誰の記憶にもほとんど残ってないですし、本当に記録もほとんどないんですよね~(^^;↑今はこんな碑が残るだけ。(大阪市北区茶屋町2-9)