カテゴリ:水中生物
ヒトデに限らず、生き物と触れ合えるコーナーを用意している動物園や水族館は珍しくない。で、上記記事のように子供が生き物を乱暴に扱っている光景も、よくある。親が注意しても、テンションの上がってしまってる子供は、そんなの聞きやしない。係員が見かねて、子供に扱い方を教える(ふりをして、暗に親に「このガキ連れ出せよ」とアピールする)のも見たことがある。 もちろん大半の子供は、ちゃんと優しく動物を扱っているのだが、無駄にテンションが上がってしまう子供というのは、必ずいるもので、そいつだって、いつもいつもそうなわけではなく、たまたまその日は、「そういう日」だっただけなんだろうと思う。(自分の子供のころを思いだしてみると、確かに妙にテンションが高い日があったし・・)まぁ、触られる生き物や、それを飼育している側から見たら、たまったもんじゃないわけだけど。こういう子供と同じくらいテンションの高い動物愛護の人なら「動物虐待だから、触れ合いコーナーなんて廃止しろ」と言いだしかねない。 だからと言って、安易に中止したり閉鎖したりするのは、どうだろう。ウニのトゲを見たら、引っ張ってみたいと思うのは、そんなに不自然で残酷な行為だろうか?あたりまえの好奇心ではないか?ヒトデなんてつまんでくださいと言わんばかりの体型をしている。なにしろ手なんだし、指をつまんだっておかしくないだろう。 以前、ある漁村でこんなおじいさんと子供を埠頭で見たことがある。二人はバケツの前にしゃがみこんで中をのぞきこんでいた。どうやら釣った魚を見ているらしい。こどもがバケツに手を突っ込んでグルグルかき回しはじめた。おじいさんは「コラ、魚が弱っちまうじゃねぇか」と子供を叱ってやめさせた。と、そこにネコが通りかかった。おじいさんはヒョイとバケツに手を突っ込んで小魚を取りだすと、ポイッとネコに放った。もちろんネコは速攻で小魚を食べた。 驚いておじいさんを見つめる子供。そりゃそうだ。さっき魚を大事に扱えと言っておきながら、直後にネコに投げて食わせちゃうって・・何???って感じだろう。するとおじいさんは子供に言った。 「これ(魚)は、今晩煮付けにして食べるんだが、ちょっとおすそ分けだ」 人間は雑食だから、なんでも喰う。魚だって肉だって野菜だって喰う。にんげんだもの(byみつを)。ネコも雑食だから魚も喰う。ネコだもの(by私)。それは当たり前の話だ。子供がバケツの中の魚をかき回すのは、無駄に命をもてあそぶ行為だから叱る。大変筋の通った行為だ。 そこで。私に名案がある! 触れ合いコーナーでウニのトゲを抜く子供がいたら、親に買いとらせて、その場で子供に食わせる。(親は食べちゃダメ。だって大人はウニ好き多いから、触れ合いコーナーじゃなくて、生ウニ販売所になってしまう可能性があるもん。ヒトデの場合は親も可)。 どうだろうか?←どうだろうかじゃねぇよ!! 画像は本文及びリンク先記事とは直接関係ありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.09 23:52:05
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