婚活ブログ　ニッポンの婚活ビジネス（元）最前線

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• サイゾーウーマンからの男性波及

  日曜日のサイゾーウーマンに出た記事、「普通の男に何を求める？結婚できない女たちに緊急提言！」から、このブログへのアクセスが急増中。他のニュースサイトに転載されたり、２ちゃんなどでスレッドが立ったりしている。で、あちこちで書き込みをしていただいてる人のコメントを見ると、おそらく7-8割は男性。そうなんですよね、私の本や取材されたときのコメントは、女性にとっては手厳しいものが多い。たぶん、けっこうな核心を突いてるだけに、「見たくないもの、聞きたくないもの」になっていて、反発を買ってることもありそうだ。（ちなみに今朝お越しになったある女性誌の記者さんいわく、結婚特集を企画する際にも「結婚できない女」といった呼び方は反発を買いやすいらしくてNGになっているとのこと）逆に、「そうだそうだ！女性はわかってない！」という男性の方は乗っかりやすい。なので、スレッドがたくさん立っている割には荒れてなさそうである。まあ・・・そうなるんですよね。私も、女性に反発されるのは本意ではない。それでも、「XX歳くらいまでには結婚したい」というアンケート結果にもかかわらず、日々忙しさにかまけて何もしないままにその年齢を迎え、さらに足し算して先に伸ばすだけ、という人が多すぎるのです。ムカつく女性10人に対して、「はっ」という人が1-2人でもいてくれりゃーいいじゃないですか。いまどき親御さんも言ってくれないですからね。娘とケンカしたくないから。で、今日の取材では「価値観が同じなら誰でもいいんです」というアンケート結果にコメントを求められたので、これまたぶった切ってしまった。。過去エントリ　「価値観の合う人」のワナではまた。

  2011年07月12日

• サイゾーウーマンからお越しの方へ。

  どうやらサイゾーウーマンに掲載されて、こちらを訪れる方が激増してるっぽいので、せっかくお越しになったみなさまへ、「耳が痛い」系、切り口が目新しい系の最近のエントリリンクを貼っておきましょう。「要は妥協しろってこと？」への答え 「周りの独身女性に、紹介できるオトコがいない」 合コン女性幹事の言う「かわいい」はなぜ当てにならないか？「尊敬できる人がいい」のワナ 外資金融や商社系合コンがなぜ実りにくいか？ 独身男子よ、福岡、札幌、神戸を狙え。 他に、カテゴリーで「婚活のチップス」としているところにはこういうエントリが数百あります。ではまた。

  2011年07月10日

• 休日の風景。高校の大同窓会。東京玉翠会

  今日は備忘がてら、とことんプライベートの話題です。昨日、土曜日は、1年がかりで準備してきた高松高校の同窓会。東京玉翠会という、知らない人が聞いたらそのスジかと思うような名前の会。毎年、首都圏にいる卒業生で老若男女1,000人単位が集まり、昨日も1,018人が参加。今年は新高輪グランドプリンスの飛天の間で開催した。例年梅雨明け前後のこの時季で、大雨になることもしばしばで、晴れると晴れるで蒸し暑い。なぜこんな季節かというと、シンプルに会場が安いのである。この幹事は、卒業年で回ってくる。つまり、今の私の年齢で幹事をやることになる。この40代前半というタイミングは、制度化された25年位前だと、たぶんかなり計算されたものだったんだと思う。まず当時の40代前半の男性は、中堅どころ。管理職になってきて現場仕事からも解放される。部下もたくさん入ってくるのでピラミッド型の組織で、稟議書にハンコついてればいい身分になる頃。だから自由になる時間は増えてくる。一方で女性。20代で家庭に入り、2人ほどの子どもに恵まれ、40代前半になると中学生くらい。家で留守番してもらえる年齢である。・・が。いまどき違うんですよねー。男性は名ばかり管理職でプレイヤーだったりするし、管理職になっていたとしても、「上ほど働く」という組織も増えている。女性だって、バリバリ仕事をしているとこの年代になってもぜんぜんプレイヤー。で、家庭に入る女性は晩婚化が進んでるので、小学生低学年以下のお子さんも多い。そうするとなかなかご主人に頼んで外にはでにくい。いろいろ時代を反映してるんですね。なので、昔は模擬店を出してみたり大掛かりなイベントを企画したりと第二の文化祭みたいなノリだったのですが、幹事の工数負担を減らすべく、今年は大幅にシンプルに。だって、参加者は旧交をあっためたり高校つながりで人と会えることですからね。それでもけっこうたいへんでしたが、いいチームメンバーに恵まれて盛会に終わったうえ、幹事学年ではなんと65人も集まりました。高校同窓会のいいところは、今後の人生で一生おつきあいできることですね。これはアセットである。あ、会場の片隅に拙著「普通のダンナがなぜ見つからない？」を置いといたら、けっこう引き合いあり。地元放送局からも出演の話があったりと、いいかんじでした。ではまた。

  2011年07月10日

• ホントに追い込まれると結婚がクローズアップされるという仮説

  震災後の結婚意識の高まり。オーネットは昨夜もNHKのニュース9でコメントを取り上げていただいた。この結婚意識の変化と、先週の国勢調査、さらに昨今の政府・民主党の政策ちぐはぐ対応によるお先真っ暗感が、頭の中でつながった。国の成長（衰退）と、結婚意識の強弱はきれいに相関しているのではなかろうか？山田昌弘（中大教授）の言葉、「結婚は生活の必需品から、嗜好品になってしまった」。でも、震災によって、ないと困る必需品に回帰しようとしているように見える。少なくとも、まずは女性にとって。一方、国勢調査での海外比較。先進国の未婚率や出生率の低下は著しい。これはつまり、こうした国でも結婚は「嗜好品」だから。経済的に恵まれていることの裏返し。子沢山な国は、ほとんどアフリカなど。で、いまや日本は経済力で脱落しようとしている。少なくとも、国の経済成長とか雇用環境とかマクロで、明るくなりそうな気がしない。普通の情報収集処理能力を持ってる20-30代の男女には、そう見えるだろう。節電とかエコとか、自転車通勤の流行とか、要は自転車で道が溢れていたちょっと前の中国みたいじゃないか。エネルギーも満足に使えない、中進国レベルへの回帰。なので、個人の生活を成り立たせる手段としての結婚は、今後どんどん重み付けが増してきそうにみえる。震災はそれを少し加速させたということ。マズローの下二つの生理的欲求とか安全欲求に降りてきているってこととも言えそうですね。生活のためなんて、「夢がない」？　いえいえ、つい30年前くらいまでは、夢も何も、結婚しないと生活できなかったんだから、経済力後退とともに、そこに戻っていってるだけの話。過去10-15年の未婚率の上昇も、曲がり角を越えた後の結婚意欲の高まりも、一本の線形の上で行きつ戻りつしているということですね。実にシンプル。そうすると・・・これからは結婚の数も子どもの数も増える可能性はある。どこかでリバウンドしてもおかしくない。ただし、実際の婚姻数や子どもの数に反映されるのって、マクロ経済動向の遅行指標（10年単位で）だと思うので、若年人口や出産年齢といった時間との戦いに勝てるかどうかってかんじですかね。ではまた。

  2011年07月08日

• 今日発売の、CREA8月号に登場。

  本日発売の、CREA8月号「結婚バイブル」（すごいネーミング！）号に、登場させていただきました。我ながら、ちょっぴり恥ずかしい感じの取り上げられ方なので、多くは語りません。目次を見て、どこに出ているかを想像いただき（もちろん広末と一緒に出ているわけではない）、書店コンビニでお手にとって見てくださいませ。いや、見なくてもいいですけど。ちなみに、取材の風景はこんなかんじでした。これで、本を出してからの登場媒体は、文藝春秋、女性セブン、CREA。取材が終わってるのはサイゾーウーマン、CLASSY。今後の取材予定でWith、anan・・・何という幅。さすが結婚ネタ、おそるべし。もっと男性媒体からも来ないかなあー。ではまた。

  2011年07月07日

• もはや人口ピラミッドとは呼べない形状（2010国勢調査）

  先週、さわりをご紹介した2010年の国勢調査。この速報の解説PDF（４P目)で、いわゆる人口ピラミッドの絵が出ている。これまで、「人口ピラミッド」と言われても、どことなくピンと来ていなかった。で、大正9年（1920年）の絵を見て、合点がいった。「なるほど、たしかにピラミッドだ！」。1920年は、最下層の0-4歳が一番多くて、一番上の70代や80代はほとんどいない。こりゃ支えるのもラクである。自分自身の年代の人口が、10歳以下のゾーンと比べると半分もいないのもすごい。それだけ子だくさんだったということ、食生活や医療が行き届いてなかったということか。それに比べて、2010年のいびつな形状。底をすぼめたコーラの瓶みたいで見るからに不安定。人口ボーナスなんかを持ち出すまでもなく、下がどっしりとした本来の人口ピラミッドの新興国の成長率に敵うわけがないと思う。「デフレの正体」の議論そのものですね。So whatがないですけど（あまりに考えることが多くて）、ではまた。

  2011年07月05日

• 休日の風景：夏、もうすぐ本番

  久しぶりに、まとまった予定のない週末。来週の高校大同窓会やグロービスの7月期クラスを控えてちょこちょこやることをこなしつつ。・まだ梅雨だけど、かなりの暑さと、時折の日差しは夏そのもの。今年は節電対応で冷房漬けになってないせいか、カラダの暑さ適応力が例年よりもあるような気がする。今日も夜風が気持ちよかった。まあ、最高気温が35℃の最低27℃なんていうピーク時になると、そんなこと言ってられないのかもね。・来週くらいから、うちわを持ち歩こうと家を探したら、子どものキャラクターものしかない。そうだよねー、去年までは家ではあんまり必要なかったから置いてないんだよねー。ポケモンにするか、ドラえもんにするか。・テレビや新聞では、節電モードで夏を如何に乗り切るか。臥薪嘗胆のガマン比べもいいけど、外回り営業マンの体温は38℃近くになるそうな。直感的にも、今の福島の放射能よりも体を壊す人が増えそうな気がする。脈絡ないですが、週末なのでご勘弁。ではまた。

  2011年07月03日

• 20-30代独身女性の彼氏いない率65%と過去最高。。

  今週は、オーネットが20－40代の独身女性の結婚意識調査を発表した。いくつかのメディアで取り上げていただいている。ビジネスメディア誠でYahooニュースで震災以降、女性の結婚意識は高まっているのが、ここでも現れている。特に20代女性では、「結婚したい」が前回の75.3%から81.0%に大きく上昇。しかし。肝心の「彼氏がいるか」という質問に対して「いない」人は65％(20-30代）と、2/3が交際相手がいない。この65%という数字は、過去15年間で最高だったりする。なので彼女らはアクションしないとということは自覚していて、「婚活は必要だと思う」は54%と過半数を超えるようになってきている。また、相手の年収に対してはけっこう現実的になってきている。300万円以上あればOKという人は32%も出てきている。ただし、これは20代ならではで、30代、40代も入れると22%の人しか年収300万円は許容していない。女性が年齢とともにハードルを高めていく様子が浮き彫り。一方、応えられるオトコの需給はどんどんタイトになるんですよねー。・・という、サプライズよりは検証という内容でありました。ではまた。

  2011年07月01日

• 金曜の夜の予定は空白にしておくこと

  女性誌取材での記者さんやライターさんとの会話の続き。出会いの場は、突然にやってくる。特に、働いている女性は忙しいので、いつ機会が巡ってくるかわからない。で、問題は、そのときスケジュールが空いてないと話にならないということ。記者さんやライターさんと話してると、「金曜日の夜に予定が入ってないと不安」な心理があるそうだ。なので、つい金曜であっても、事前に習い事の予定なんかを入れときたくなる。「合コンで人数が足りないんだけど・・」に対して、「あいてます！」というのはちょっとみっともない。「ごめんなさい、ちょっと所用が・・」と言えたら、プライドは保たれる。でも、それは「誘っても、忙しいだろからダメだよね」と周囲のお誘いの敷居をどんどん上げているだけ。（注：前のエントリでは合コンを酷評しましたが、それでも出会いはないよりあった方がいい。少人数の紹介ネタなら最高）一方で、女子仲間の誘いは断りにくいそうだ。もしTwitterやFacebookで、友人たちが集っているコメントが流れたりすると、いたたまれない。かくして金曜の夜の予定はどんどん埋まっていく。さて明日は金曜日。思い切って予定はあけときましょう。何も誘いが来なかったら？それはそれで、一人で家に帰って、ちょっぴり寂しい思いをあえて噛みしめることをお勧めしたい。そのちょっとした寂しさや虚しさが、いざ出会いがあったときの成功可能性を高めると思うから。ときにはお腹を空かせておきましょう。日頃が飽食だと、ご馳走を食べても感動はないけど、お腹が空いてれば白いご飯が最高なのであります。白いご飯のことを、「妥協」とは言わないでしょ？ではまた。

  2011年06月30日

• 2010年国勢調査の速報。アラサー男女が健闘したようだ。

  今日の午後、5年に一度の2010年の国勢調査の速報が発表になった。男女ともに独身率（未婚+離死別）は全体に上昇している。（すべて、総務省の発表資料をもとに私が個人で分析してますので、不確かかもしれません。ご了承ください）たとえば、30代後半の男性では独身者の比率が2005年の33.8%から38.1%と4.3%上昇。同じく、30代後半の女性では、独身者が25.9%から29.4%にと3.5%上昇。30代後半の女性で、ほぼ3人に1人が独身とは。。一点、おもしろいのは、年代別で独身率の上昇度合いを見ると、全ての年代で一律ではなくムラがあること。20代から30代前半では、5年前と比べて独身率は上昇しておらず、横ばいか微減。逆に、30代後半から40代にかけては前述のとおり、大きく上昇。うーん。20代後半からアラサーを迎えようとしていた世代は、ちょい上の世代を見て早めに動いたってこと？婚活ブームは、この世代には恩恵になったってこと？独身者の増加は、どの先進国でもほぼ同じ現象。文明化の進んだ社会で、見えざる手による人口抑制機能が働いちゃってるのかもですね。ちなみに、生涯未婚率（＝50歳時点でまだ一度も結婚したことのない人の比率）も過去最高。特に男性では19.4%と、20％に迫ろうという勢い。5人に1人が、一生独身。80年代には、2-3％という低水準でしたからね。女性も9.8%と過去最高を大幅更新。きっとこれからいろいろな解説が出ることでしょうから、このへんで。ではまた。

  2011年06月29日

• 合コンがダメなら？処方箋２：友人紹介のスルーは厳禁

  ハイレベルの女性誌読者には、合コンでの成約は難しそうと書いた。では、いったいどうすればいいのか？「オーネット・・」はとりあえず置いておきましょう。前回エントリの、「周りの人たちのたな卸し」に加え、客観的に見て無敵なのは、「友人の紹介」。友人からの紹介は、安易にスルーしてはいけない。特に、その友人が最初に紹介してくれたお相手。紹介された本人の側は、けっこうスルーしがちである。だって、いきなり惚れ込んで決めちゃったら、なんかガツガツしてるみたいでちょっぴり恥ずかしいもんね。でも、当たり前だが、わざわざ紹介しようとしてくれる友人は、あなたのことを親身に思い、相性が合うかどうか、それこそ価値観が合うかどうかを吟味したうえで紹介してくれる。このスクリーニングは何物にも変えがたい貴重なもの。で、あなたの友人が最初に紹介してくれる一人というのは、知己の範囲でその瞬間に紹介できるベストの相手である可能性はとても高い。まさに、「ピンと来る」相手。「紹介してあげよう」と思う時点で、素直にあなたの幸せを願ってくれているだろうから、出し惜しみの心配は少ない。また、イマイチの人を紹介してしまい、あなたに「私ってこんなレベルに見られてたの・・？」なんて思われたくもなかろう。だから、「友人が最初に紹介してくれた人」を安易にスルーしたり、粗探しをしてケチをつけたりするのは厳に慎むべきである。少なくとも、数回は自分から積極的に会うこと。そのうえでうまくいかなければ、紹介してくれた友人も「じゃあ、申し訳ないし、また紹介してあげたいな」と思うもの。それを、紹介以降は会いもせずに、「いい人なんだけど、XXがXXで・・・」とネガ要因を挙げていては、紹介する側は萎えてしまう。それが2-3回も続けば、あなたは「紹介してあげるのが、とても難しい人」という位置づけになろう。だって、紹介する側だって、紹介する相手への顔向けってのがある。お友達資源は有限だし、関係維持はタダではないのである。ということで、「紹介して！」と言うからには、間口は思いっきり広く取っておきましょう。ではまた。

  2011年06月28日

• 合コンがダメなら？処方箋１：周りの見直し

  前回のエントリでは、着飾って気合を入れた合コンの無意味さについて、かなーりきつめのことを書きました。実際の取材中に、雑誌記者さん・ライターさんにも同様のことを言ってたんですが、その方たちご自身の体験談から処方箋のヒントが。一人の女性は、実際に結婚相談所にも登録したことがあったということを打ち明けてくれました。で、いろんなタイプの男性と会ってよくわかったこと。「価値観が合う人、話が噛み合う人というのは、いかに希少な存在なのか」ということ。それに気がついて、身の周りの、一緒にいて快適な人たち（でも普段はお付き合いする相手とは意識していない人たち）を、あらためて見直したらしい。で、その結果、彼氏もできたとのこと。これ、だいじ。相手の本気度が低い合コンでは、「価値観が擦りあうかどうか」まではなかなか進行しない。だって、楽しくその場をやり過ごすだけのためなら、価値観の摩擦が生じるほどに突っ込んだ会話をする必要もないから。みなさん立派な社会人なので、当たり障りなく関係を取り繕うくらいはお手のもの。さらに、女子会にて空気を読むEQを研ぎ澄ませている女性であれば、なおさらである。具体的に、結婚というゴールを意識した相手同士だからこそ、はじめてそんな突っ込んだ会話もするし、自分と合うかどうかを考えるようになる。実際、オーネットのような場でも、会員同士の結婚数とけっこう比肩しうるくらいの数で、「会員以外の方と結婚が決まりました」と言ってやめていく方もいらっしゃる。いろんな人に会ううちに、身の周りの人を見る目が変わったのがたぶん大きな理由。まずは、こうした気づきからです。次回は、こうした女性誌読者がほんとうに効率よくいい相手を見つけるための一番お勧めの手段をご紹介しましょうかね。ではまた。

  2011年06月27日

• 女性誌取材で考えた。外資金融や商社系合コンがなぜ実りにくいか

  昨日の女性誌の取材で、ちゃんと言えなかったこと。「ハイレベル」な女性読者に嫌われるのを覚悟で、きついこと書いちゃおう。こういった高級女性誌の読者モデルに出てくるような、外資金融や商社（例）のダンナがほしいとする。よし、合コンがセットできた！着飾って、会話もセンスも磨き上げ、きらびやかに合コンに出かける。もちろん、目的はダンナ探しである。一方の外資金融（ファンドなんかでもいい）の男性側。まず、「奥さん探ししよう！」と意気込んで合コンにやってくる参加者は、とても稀。「食事とかデートとかつきあってくれるキレイな女性がいるといいな」。これが殆どの人の目的。まずここで、男性と女性の目的意識がそもそも食い違っている。次。彼らの属性や思考パターンを考える。外資金融やファンド、商社の人たちは、金儲けのプロ。金儲けのタネはどこに転がっているかというと、何かミスプライシングされてるものを見つけ出すところ。何かの価値を高く評価する人に、割安なものを高く売る、困ってる人から安く買い叩く。なので、あらゆるものごとの価値をカネ換算することに、とっても長けている。その彼らの目に、きらびやかな合コン参加女性はどう映るのか。彼らにとっての彼女らの一義的な価値は、合コン参加目的にあるように、うまいレストランやいいクルマでデートするときの見栄え。一時的に仕事のプレッシャーを忘れさせてくれる明るく楽しい話題。（今日はあえて乱暴に言い切ります。その方が中途半端に希望的観測を持たなくてすむので）で、これらにかかるコストは、すべて彼にとってはその場限りの「変動費」。・会いたいときに会うときの食費やデート費用・よっぽど彼女のことが気に入ったら、小分けにプレゼントをあげて喜んでもらう。これも変動費・どんなに彼女が着飾っていても、それは彼女側のコストで自分の財布は傷んでいない。・・・こう考えると、彼らにとって、変動費である限りは彼女らと遊ぶことは「安い買物」なのである。が、しかし。その女性が「奥さん候補」となった瞬間。これらは全て突然、固定費に置き換えて考えないといけなくなる。・着飾っている服は、結婚後も、子供ができても、ずっと名門幼稚園のお母様同士で競い合わなければいけない。時計やジュエリーも、いつも同じものというわけにはいかない。女性同士のチェックは厳しいから。・服やジュエリーだけならまだしも、家のクルマ、休日や休暇の過ごし方、もちろんダンナの勤め先のネーム・・すべてが「固定費」としてずっしり男性の肩に乗ってくる。。。ダンナ候補の男性にとって、この「固定費化」のホラーストーリーを超えて結婚に踏み切らせるるものはいったい何があるのか？「私からの惜しみない愛情」？この女性たちに聞いておきたい。ちょっと待ってね、ダンナの経済状況に何かあったとき、あなたは愛情を一切減じることなく、量販店の服を着れますか？たとえ自分のことはガマンできても、子供にかけるお金をも節約しろと言われたら、それでも大丈夫と言い切れますか？いやー、我ながら、書いててもキビシイなあ。「合コンが実りなさそうなのは分かったけど、じゃあ、いったいどうすればいいの？」さて、どう答えましょうかね。続きは次回以降。ではまた。

  2011年06月25日

• あるハイレベルな女性雑誌の取材を受けた。

  今日は、前振りだけです。昨日、とってもハイレベルな女性誌の取材を受けた（CancamやViviを卒業した人たちが読む系の一つ）。普段は結婚特集すらめったにしないような雑誌だが、珍しく、私やその他の婚活系の有名な方に読者女性にダメ出しをしてもらおうという企画らしい。「うちの読者さんは、商社や外資金融の方との合コンもしていて・・」「お洒落で、社交的で、男性の時計などの持ち物チェックや支払いのスマートさなんかも見極める観察眼をお持ちで・・」「ちょっとお付き合いするくらいの相手はいて・・」「でも、結婚できないと言う方が多いんです」。。。そりゃ、そーでしょうね。なぜこうなってるのか、理由は全て私の著書「普通のダンナがなぜ見つからない？」に書いたつもり。で、こちらの雑誌の読者層は、その傾向が最も強く発現するセグメントの一つ。でも、取材で記者さんとライターさんを前にすると、いったい何をどこまでどう言ってあげればいいんだろうかと、珍しく途方に暮れてしまった。言うことがありすぎるし、どう言えば伝わるのか、すごく難しいから。かつ、何が辛いかって、言うべきことを言えば言うほど、その雑誌の存在意義を全否定することになってしまうこと。（取材受ける側がそんなの気にする必要ないんですけどねー。ついサービス精神旺盛なもので）さしあげられるヒントは、もちろんいろいろありますよ。・社会的・経済的に成功していてかつ誠実な男性は、20代でとっくに売れている。圧倒的に需給が噛み合っていない・なので、今あなたたちの求める男は浮気性。使い捨てられリスクを許容し、母性を持ち、彼が弱ってあなたに向くタイミングを待ってみる・相手を値踏みする眼を磨いても無意味。逆にいいところを見つけて好きになる「惚れ力」がないと成り立たない・・などなど。でも、話していると、実は記者さんやライターさんの実体験からヒントが続々と出てきたのである。これが対面でお話しする醍醐味ですね。ということで、何回かに分けてご紹介していきます。ではまた。

  2011年06月24日

• 「要は妥協しろってこと？」への答え

  勝間さんと話していて、「西口さん、要は、女性は妥協しろってことでしょ？」と投げかけられた。うむ、勝間さんらしい言いっぷり。実際、セミナーなどでの場でもよく聞かれることの一つ。これね、正しいんです。だって、100点満点の相手なんているわけがないから。でも、とても後ろ向きな響きのするこの「妥協」という言葉は、私は使いたくない。なのでこう答えました。何と言うべきか。「妥協」ではなく、「戦略」。詭弁っぽいけどさにあらず。だってそうでしょ、人材もカネも信用もない出来立ての企業が、いきなりバカでかい商談でトヨタと正面からぶつかって勝てますか？三菱商事に勝てますか？戦う場を変えたり、その企業にしかない強みを生かしてちゃんとアピールして、小さいかもしれないけど魅力的な仕事を勝ち取ることを、「妥協」って呼びますか？それって「戦略」、ですよね。戦略とは、何かを「捨てる」こと。戦略とは、「資源配分を決める」こと。恵まれてそうに見えるトヨタや三菱商事だからこそできないことだって、山ほどある。みんな何らかの制約要因の中で生きてるんです。それをいちいち羨む必要はない。なによりも、「戦略」は言葉として前向きになるマジックワード。自分のアタマで考えて、切り拓いてる感がある。なので、「いまさら妥協なんて・・」「そろそろ、妥協しないとかな・・」なんて言いたくなったあなた、「戦略」という文脈に置き換えてみてくださいませ。ではまた。

  2011年06月22日

• 勝間塾にゲスト参加してきました。

  昨日は、勝間和代さん主催の勝間塾に、ゲスト参加。招かれた経緯は、勝間塾の課題図書として私の「普通のダンナがなぜ見つからない？」をご指定いただいたので。著者としてご紹介を受け、1-2分もらって話させていただきました。しかし、勝間塾って、すごい。いろんなビジネススキルを、リアルの場やネット中継を通じてみんなで一緒に学びましょうという趣旨で月次で開催していて、向上心のある人たちが集まっている。リアルの場で100人単位、Ustreamなど入れると千人単位。19時から、けっこう広い会場が埋まっている。何がすごいかって、前から順に席が埋まっていること。勝間さんからの投げかけや質問に対して、当て切れないくらいに手が上がる。グロービスみたいだ。終わった後もたくさんの人がオフ会に流れていってるようでした。グロービスの受講生の方々との違いは、ぱっと見で、女性比率の高さ、自分でビジネスをしていそうな人の比率の高さ。身一つの自分の腕で仕事をしていこう、でも切磋琢磨できる同僚やメンターがいないのもつらい。そこで、こういう場所に来てる、ってかんじなんでしょうね。塾が終わった後のお食事会では、勝間さん（離婚歴、2人の子持ち、42歳）が、オーネット会員さん何人とマッチするかを見るマッチングシミュレーションもやってさしあげました。結果は・・そりゃー内緒です。ではまた。

  2011年06月21日

• 合コンの女性幹事の言う「かわいい」はなぜ当てにならないか？

  グロービスのクラス後の懇親会にて、面白い話でもりあがった。テーマは、「なぜ女性が言う『かわいい』だと、合コンでろくな子が来ないのか」。いや、私が言ってるんじゃないですよ、一緒にいた男性陣が。ある女性いわく、「『かわいい』は、最強の逃げ言葉。」「かわいい」は自分の主観のカタマリだし、「なぜかわいいか」という説明責任もない。なので、女子仲間で何か新しいものを身につけていたりしたらとりあえず「かわいいー！」と言っておけばいい。何を見ても、「かわいい」。これで、その場のムードを壊すことなく、きれいにやり過ごすことができる。これは、女性コミュニティをうまく生き抜いていく知恵だそうだ。（このエントリ、女性から見たら「当たり前じゃない、知らなかったの？」と思われてるんだろうなあ・・オトコからは、かなり新鮮です。）なので、合コン幹事の男性はこの「かわいい」を額面どおり受け止めると痛い目にあう。「ぜんぜん、かわいくねーじゃねーか！」と男性側幹事が男子仲間から突き上げを食らったとしても、女性幹事からは、「え？そーお？私はかわいいと思うけど、何か？」と、冷たく言い放たれてしまう。なるほどー。男性幹事は、「今度の合コン、かわいい子をよろしくね！」というリクエストはしてはダメということですね。女性幹事が逃げられないような形容詞を使うべし、というラーニング。ではまた。あ、「合コン女性幹事Max説」は別の論点です。

  2011年06月20日

• 結婚相談所アドバイザーと会員さんの恋愛関係

  いまのフジテレビ月９ドラマは、ご存知の通り結婚相談所が舞台。アドバイザー役の香取慎吾が、担当している黒木メイサと恋愛関係に落ちるという筋書き。実際、ときどきセミナーの場などで質問がある。「オーネットのアドバイザーは（ちなみにほぼ100％女性）、会員の男性と恋愛関係になったりはしないんですか？」。私の知る限り、ほぼ「ない」と断言できるようです。ときどき、男性会員から好意を持たれることはあるそうだ。でも、アドバイザーが会員さんに恋愛感情を持つことはまずない。相手と自分のモードがまったく異なるから。女性アドバイザーは、あたりまえだが仕事モードである。仕事モードの人をひっくり返すのはムリ。キャバ嬢でさえ、口説こうとしてもなかなかうまくいかないのと同じ。一方の男性は、結婚相手を探そうとしているわけで、恋愛モードである。なので、親身になってくれるアドバイザーに対しても、ついつい好意を抱いてしまう。これは、いろいろ示唆深い。たとえば、実際の恋愛の場での成功しやすさにも当てはまりそうだ。恋愛モードに入ってる相手でないと、うまくいく確率は低い。仕事の取引先の担当女性を口説くのは難しそう。一方で受付嬢など接点はあるけど仕事の関係がなければアリかもね。また、オーネットにはいないけど、独身男性がアドバイザーをしていたら話は違うかもしれないとも思う。オトコは単純にできているので、担当している女性会員さんのルックスや「あなたが頼りなんです」という頼られ感などによってぐらっと来ることはあるかもしれない。その意味では、ドラマの設定の信憑性はある程度ありそうですね。男性アドバイザーのいる他社さんだとどうなんだろう。こっちからの示唆は、女性は気になる男性にどんどんいろんな相談事を持ちかけて頼りまくるってのは重要ということですね。では、また。

  2011年06月17日

• 今月の文藝春秋に、寄稿しました。

  先週発売の天下の文藝春秋7月号にて（文春社内では「本誌」と呼ばれているらしい）、畏れ多くも、6ページも頂戴してしまいました。論旨はこんなかんじ。・結婚は独身者の心理の裏返し。震災後と年末年始のエピソード・「普通の」条件を同時にand条件で満たしてくれる男性はほとんどいない・稼ぐ人ほど、売約済み・女性の「自分磨き」の危険性。例）フランス語、イタリア語は磨きの定番だが、海外旅行に行きたくなる、美味しいものが多い、ワインにも目覚めるなど、ワナが多い・一方の男子の草食化は著しい・まあ、つまるところ、結婚と独身はどっちが幸せ？震災からの示唆私の本や、当ブログをお読みの方なら中身の想像はつきますね。読み返してみて、我ながらリズミカルに良い文章に仕上がってる（かも）と思いましたので、ぜひご一読くださいませ。ではまた。

  2011年06月15日

• サイゾーウーマンさんの取材。

  書籍出版効果につき、いろんなメディアさんからの取材を受けている。今日は、サイゾーウーマンの編集の方とライターさんにお越しいただいた。2人とも、アラサー独身女性のドンピシャターゲット。編集部では、既婚の人から「あなた、行ってきなさい」と振られたそうである。事前に私の本をじっくり読み込み、付箋が山のように貼られていた。（ありがたや）お越しになる道中、「立ち直れないくらいに打ちのめされたら、どうしよう。。」と2人で戦々恐々としながら来たらしい。うーん、本のショック療法が行き過ぎたか。なので、お伝えしたメッセージは、「たしかに、耳が痛いことをたくさん書いてます。でも、あえて書かないといられないのは、無為に時間を過ごして後から後悔する人があまりも多いから」「50年経ったときのことを考えてみてください。一心不乱に働いて、20百万円のキャッシュが溜まってたら幸せを感じますか？家族がいることで幸せを感じますか？もし後者かもと思うのなら、少しでも早く行動した方が、得られる可能性は高まるんです」といったかんじ。いろんな話をしているうちに、「じゃあ私たち、いったいどのくらいの出会いの可能性があるのか知りたい！」というモードになってきたので、オーネットのマッチングシミュレーションをその場でやってみた。2人とも、こだわりはあるけれども、譲れないこと、譲ってもいいことが明確なので、ある意味やりやすい。これ、大事なこと。1人の方は、「収入は気にする。でも、年齢は10歳前後上でもOK」という方。もう1人は、「収入はぜんぜん気にしない。でも年齢は同じか年下がいい」。これ、おもしろいことにどちらとも1,000人以上がデータでヒットするんですよね。戦々恐々としてやって来たお2人、希望を手にしてお帰りになりました。あ、数字の結果で満足せずに、行動してくださいね、お二人とも。別にいきなりオーネットじゃなくってもいいから、まずは一歩。ではまた。

  2011年06月14日

• 休日の風景。息子の塾の復習につきあう。

  最近仕事上で、現場接点が減ってるので、なかなかネタがでてこない。なので、プライベートで受験準備について。小5の息子は、この春から本格塾通いが始まっている。月水金の夜に加えて、ほぼ毎週土曜日には午前中いっぱいをかけて試験がある。毎週、この順位で席順が入れ替わるのである。最近は、土曜日に受けてきた試験で、できてないところを土曜の夜や日曜にいっしょに振り返りをするようにしている。これが、時間がかかる。国、算、理、社の4科目でだいたい1.5時間から2時間。中学受験をろくに経験していない私にとっては、算数なんてレベルが高くって解説を見ないと厳しいのもけっこう多い。国語の長文読解を一緒にやった。彼が苦手とするのは、50字から100字くらいの文章で答えさせる問題。フリーズしてしまい、真っ白で持ち帰ってくることが多い。なので、こんなかんじで一緒に進めてみる。まずは、文章全体を一回ざっと読む。あまり時間をかけすぎない。少々は読み飛ばしてもいいので、全体を通じて書き手が言わんとしてることを把握する。次に、個別の設問にかかる。関連しそうなところに戻って詳細に読み込む。文章で答える場合、そのままの抜書きですまないケースが一番難しい。いくつか文節単位で拾った方が、回答を作りやすい。使えそうな文節を丸で囲ったり、箇条書きで抜き出してくる。でも、そのままつなげても、文章にならない。制限字数をオーバーすることもありうる。そうなるとまたパニックになってフリーズしてしまう。なので、先に枠組みを作る。たとえば今日の問題だと、「私が・・・・・なので、両親はXXXXXという教育をした」という枠を作る。で、あとは字数に応じて「・・・」「XXXX」に材料を放り込んでいく。こんなふうに、自分ならどう答えを作っていくかを言語化してあげないといけない。・・・なんか、仮説思考とかクリティカルシンキングとか、似てるぞ。おそるべき、中学受験。ではまた。

  2011年06月12日

• 大阪の人に見る会話の気づかい。

  ついさっき、「秘密のケンミンSHOW」で、大阪の町の中で実験をしていた。一個1,500円のリンゴ。男性二人組に値段を明らかにすることなく食べてもらう。食べたお兄さん、「あんまり甘くないね」「そのリンゴ、一個1,500円なんです」値段を聞いた瞬間、「・・・甘いやん。上品な甘さやな」一箱1,000円のティッシュ。これまた男性二人組に、鼻をかんでもらう。「どうですか？」「どうって、何が？」「そのティッシュ、一箱1,000円なんです」「・・・やわらかい」。5kg15,000円のお米で炊いたご飯。ご夫婦のだんなさんに食べてもらう。「なんか、ベチョッとしてんな」「それ、5kg、15,000円なんです」「・・・ベチョッとしてるけど、そこがうまい」値段を聞いて、反応を変える。絶妙な間。別に、高い値段に弱いわけではないらしい。相手に合わせてくれようとしているのだそうだ。そしてそのノリ自体、会話自体を楽しむ。おもしろーい。婚活セミナーの会話力の題材で使ってみたくなる。そうすると、関西の人には会話力セミナーは不要ということ？？ではまた。

  2011年06月09日

• 自分磨き例。フラワーアレンジメントと一輪挿し

  ある懇親会にて。女性の自分磨きの一例として、「フラワーアレンジメント」が話題に上った。ふむふむ、お金と時間をかけてやってる人は多そうだ。仲良しの友人の結婚式にブーケを作ってあげたりして喜ばれるらしい。女子ウケ、抜群。話を聞いていたある独身男性。いま彼女あり。その彼女が、彼の部屋に花を持ってきてくれたそうだ。でも、何の変哲もないチューリップ一輪。彼女は、前に家に遊びにきたとき、お酒好きの彼の部屋に空っぽのワインボトルが転がっているのをチェックしていた。「ワインのボトル、あったよね？合うかなと思って」と、ワインボトルを一輪挿しにした。彼には、刺さったそうだ。・散らかっている（失礼！）自分の部屋をしっかり見ていること・そこにあったものを覚えていること・それが、花屋を通りがかったときにちゃんと思い出してくれていること「立派なアレンジメントじゃなくっていいんですよね。僕のことを思い出してくれたってことそのものがうれしいんです」。女子の皆さん、これですよ。中味はどーでもいいんです、彼のことを考えてパーソナライズさえしていれば。「あなただけ」という特別感を醸し出していれば。「めんどくさい」？そのひと手間が効くんですって。そのひと手間を惜しまない女性がとっとと結婚してるのですぞ。自分磨きに費やす時間や手間の数パーセント分の気遣いを、こっちに回してみては？ではまた。

  2011年06月07日

• 女性に寄り添う恋愛本。マーケティング上は正解かもね

  あるアラサー独身女性と話していて。結婚を真剣に考え始めるにいたり、世の中の婚活本をけっこう読み漁ったそうだ。その中の一冊に、このようなくだりが。「女性は、磨かないといけない。特に、端々まで気を配らないとダメ」「なので、ネイルをキレイにしておいたり、まつ毛をきちんとお手入れするのは必須」と書いてあったそうだ。私の感想は、「なんとアホな本なのだろう。ぜんぜんオトコを理解してない」。その場にいた男性陣からもブーイング。「オトコはそんなところは見ちゃいない」。私も当然のことながら同調し、「ネイルやまつ毛は、女性同士が気にするポイントばかり。なので、むしろ男性にレクチャーするときに、男性が気をつけるべきこととして指摘する。たとえば、爪はキレイにする、靴をちゃんと磨きましょう・・・」で、えらそーに語ってるうちに、ふと気がついた。「こ、これは・・本のマーケティング上は大正解なのでは!?」ということ。こういう恋愛本は、男性が手に取ることはない。女性の本のコーナーに置かれていて、女性の口コミに乗っかるものである。したがって、「ネイルにこだわっても、意味ないですよ」「まつ毛も、どーでもいいですよ」と滔々と正論をぶったところで、女性は自己否定されて不快に思うだけである。手に取ってもらっても、買ってくれないかもしれない。一方、男性の眼に本が触れることはないので、内容が的外れであることは露見しにくい。そう、その本は、女性がいま頑張っていること、頑張ろうとしていることを肯定し、寄り添い、安心感を提供している。当たる占い師みたいなもんだ。だから、手に取った人は「そうそう。そのとおり」と、共感して買っていただけるのである。うーー、なるほど、売ることだけを考えたら、その本のアプローチはとても正しい気がするぞ。読み手が本当に結婚できようが関係ない、本さえ売れればいいという立ち位置であるのなら。なので、私の著書「普通のダンナがなぜ見つからない？」。耳が痛くても、読んでてちょっと素直にうなずけなかったとしても、真実に近づきたい方、本当に結果を得たい方であれば、ぜひお読みくださいませ。ではまた。

  2011年06月05日

• 「尊敬できる人がいい」のワナ

  施著のタイトルは「普通のダンナがなぜ見つからない？」だが、これまたよく耳にする、「尊敬できる人がいい」は、もっともっと危険だと思う。簡単に言いますけどね、「尊敬できる人」っていったいどんな人？具体的に言えますか？きっと、「何でもいいんです、私が持ってないところで一芸に秀でている方であれば」なんて答えが返ってくるのであろう。では、・ギターがめちゃくちゃ上手で、デビューをめざして15年頑張ってるけど定職についてなくって月収が10万円足らずだったら？・AKB48についてメチャ詳しくて、語らせると何時間でも止まらないけど、他の話題ではむっすりしてたら？ついでにファッションは到底いっしょに並んで歩けない服のセンスだったら？「違うんです、他のところは、『普通』でいいんです」って言ったりしませんか？つまり、「尊敬できる人がいい。ただし、尊敬ポイント以外ではすべて及第点を満たした上で」という但し書きがついてたりしないだろうか？私は、「尊敬できる人」という言葉を口にすること自体、お勧めしない。自分で言っている言霊に縛られるから。「で、今度の彼氏は尊敬できるのよね？」という友人に胸を張って答える説明責任が生じてしまうから。「尊敬」できるポイントは、結婚してからゆっくり探せばいいじゃないですか。ではまた。

  2011年06月02日

• 女性週刊誌も守備範囲。女性セブンの取材を受けた。

  今日は、女性セブンさんから著者インタビューの取材を受けた。ブックレビューというコーナーで、見開き2ページ。全身写真も出るそうだ。最近だと鳥越俊太郎さんなども出ているコーナー。いやはやおそれ多い。女性セブンだと独身女性の読者は少ないと思うが、かえって他人事として読んでいただけるし、いまどききっと独身のご兄弟とか親戚縁者も多かろうから、参考になるはずである。お越しになったライターさん、カメラの方ともに30代の独身女性。来る前に私の本を読んでいただいており、「耳が痛いです！」「もうそれ以上言わないで！」というかんじだったとのこと。でも、ちゃんと後半までお読みになっていたので、どうすればいいのかもご理解いただいてるようでありました。そうか、前半は畳み掛けすぎなのかなあ。なので、これから読む独身女性の方にアドバイス。前半は、深刻になりすぎずにテキトーにめくり飛ばすことをお勧めしておきましょう。で、しっかりと後半STEP2をお読みくださいませ。ではまた。

  2011年06月01日

• 「悩んでるのは、私だけではない」。うれしい感想

  拙著、「普通のダンナがなぜ見つからない？」、今朝は日経に広告も出していただいて、いろんな人から「見ましたよ！」メールをいただいている。「独身の友人に読ませた」という方から、こんなフィードバック。その友人女性は・・・37歳女性。割と、美人。・もう何年もデートらしいデートをしていない。・ミーハー。でも、けっこう素直なところも。で、土曜日に私の本を読んで、翌日の日曜日には何年かぶりのデートに出かけたそうだ（！）。そんな瞬間的にお相手を調達できるのもすごいが、その行動力もみごと。その彼女いわく、「わたし、わかったの。間違ってた。」「悩んでるのは私だけじゃない。みんな同じ悩みなんだっていうことが書かれていて、すごく安心した」これは、著者の想定するとおりの、極めて正しい読み方をしていただいたと思います。うれしいです。他のフィードバックもお待ちしております。ではまた。

  2011年05月31日

• ライブドア系Youbrideさんと共同講演会。

  本が世に出て、ブログ更新がのんびりペースです。先週は、ライブドアさんがやってる婚活サイト、Youbrideさん（以下敬称略）と共同で婚活セミナーをやってまいりました。今回は、Youbrideの会員さんに声をかけ、西新宿のライブドア本社にお越しいただくというもの。内容は、私のいつもの「ニッポンの婚活事情」にYoubrideの紹介、オーネットの紹介を加えていくというもの。20人近くにお集まりいただいた。わかったのは、お客さんは、オーネットもYoubrideも同じだということ。みなさん、普段の生活では出会いの機会が少ない方たち。で、たまたま今選んでいる手段がネット系のYoubrideか、リアルの支社のあるオーネットかという違い。実際、セミナー後の懇親会で声をかけていただいた方はオーネットの横浜支社で入会の話を進めているところだとか。また、今回のYoubrideとオーネットというちょっと珍しい組合せ。本来は広義の競合。Youbrideにとっては、オーネットにお客を取られるかも、と見えるかもしれない。もしライブドアが官僚的な組織だったら、こんなセミナーは上司が許さないかもしれない。でも、Youbrideのみなさん（ライブドア社員）は、そんな了見の狭いことは言わない。彼らは、とっても真摯にお客様のことを考えているということをすごく実感しました。お客さんのことをもっともっと知りたい、でもネットだけだと生の声を聞いたり実際に会う機会が極めて限られる。なので、こういう機会をたいへん喜んでいただいていた。まあ、実際、ネット系とリアルのオーネットを併せワザで同時並行に進めるってのはぜんぜんありですしね。可能性は広いほどいいし、時間は大切。どんどんいろいろやってみましょう。ではまた。

  2011年05月28日

• 完璧さよりも、可塑性。

  最近、過去の私のセミナーを聞き、実際にオーネットに入会いただいた20代女性とお話をする機会があった。私の新著も読んでいただいたそうだ。とってもうれしいことを聞いた。オーネットでいろんな人と会っているうちに、少し疲れてしまったとのこと。でも、「もうちょっとだけ」と思って会ってみた方。少し年上で企業の法務セクションの男性。法務セクションらしく、カチコチに堅い人だそうだ。メールの文面は、「ビジネスメール？？」というくらいかしこまっている。「西口さんのセミナーを受ける前の私なら、それだけで『ない！』ってなってたと思います」。彼女はそこで、「ごめんなさい、私、年下ですし、そんなに丁寧な文面になさらなくていいですよ」と返したところ、彼はがんばってくだけた文面にし、顔文字まで入れてきたそうだ。さらに。海外出張帰りの彼が、「お土産を買ってきたよ」と言う。ちょっぴり期待したら、「はいこれ」と差し出されたものは、地名入りのキーホルダー。包み紙もなく、値札がそのままついている。彼女はさすがにガクゼン。。。しかし、彼女はそこでへこたれない。「ちょっと待て、わたし。」と考え、「こんなイケてないプレゼントをくれるような人は、他の女性にモテるわけがない。浮気なんかしたくてもできないに違いない」と思い直したという。「セミナーで聞いたとおり、完璧な人なんかいないですよね。だったら、私の言うことを聞いて変化しようとしてくれるかどうかが大事かなと思って、お付き合いを続けています」。いやはや、何も言うことはありません。いまの完璧を求めるよりも、これから先の可塑性ですね。ではまた。

  2011年05月25日

• 「ハングリーマーケティング」。効きそうな場面、効かない場面

  「ハングリーマーケティング」なる言葉。森川友義早大教授と、白河桃子さんの対談にて。Youbrideさんのサイトに載っている。銀座のホステスさんやキャバ嬢は、じらしがうまい。なにかと小出しにすることで何回もリピートしてもらう。これを、「ハングリーマーケティング」というそうである。「希少性の原則」とも似てるんだろうか。限定商品で売り切れそうだと欲しくなる、お店に行列ができてると気になる。フェラーリは、全世界での需要予測台数よりも1台少なく生産するようにしているとか。いっぱい売って成長する必要がなく、値崩れを防ぎたい商品には向いている手法。ただ、考えてみると、この手法は男性が「追いかけたい」「狩猟したい」タイプの場合に限られる。だから、肉食系男性の集う銀座や六本木ではぴったりな手法なのだろう。婚活にこのまま当てはめると、今の世の中大多数となっている傷つきやすい草食男子は、じらしに気づきもせずにあきらめるか、さらっと流してしまいそうだ。テクニックも時代と相手を選んで、ですね。ではまた。

  2011年05月24日

• なんか、売れてるみたい。「普通のダンナがなぜ見つからない？」

  私の著書、「普通のダンナがなぜ見つからない？」（文藝春秋）、出てから一週間が経過。本を書くこと自体が初体験なので相対感がないのだが、どうやらありがたいことにいい感じで売れているようである。楽天ブックスでは、「美容・暮らし・健康・料理」なるカテゴリにて、「タニタの社員食堂」なんかに次いで14位。これ、けっこうすごくない？Amazonでは、全体で300位くらいに位置していて、「恋愛論」なるカテゴリではなんと1位（！）。ここでおもしろいのは、読者層の分布。通常の恋愛系の本とはかなーり異なるみたいで、たとえばAmazonにて「この本を買った人は・・」を見ると、まず組み合わせで照屋華子さんの「ロジカルシンキング」。これは、実は勝間和代さんが勝間塾にて「課題図書」として指定していただいたことによる影響が大きい（深謝です！！）。その他の「こんな商品を買ってます」も、散らばり方がすごい。結婚や恋愛系の本もちらほらはあるが、「小倉昌男経営学」、「プラットフォーム戦略／平野敦士カール」、「大人げない大人になれ！／成毛眞」「ハゲタカ（上）（下）」、「ゆるく考えよう／ちきりん」「ストーリーとしての競争戦略／楠木健」・・・なるほど、勝間さんのファン、グロービス受講生、Twitterヘビーユーザあたりが中心なんですね。なので、ブックレビューも偏る。こういった普段恋愛本を読まない方には、恋愛や結婚をコンサル視点でバッサリ切るこの本は新鮮に映っているようだ。実際、それが目的なのでいいのである。一方で、ふだんから恋愛系や結婚の話に触れることの多い人たちには、AERAなんかの焼き直しの内容に見えてしまったり、コンサル的なファクトを突きつける手法にはびっくりされてしまっている。いきおい、低い評価になってたりしますね。ま、しゃーないか。反応を拝見しているだけでも、実に参考になります。ではまた。

  2011年05月21日

• 既婚者からの反応。セミナーや本に対して

  私のセミナーは、いろんな会社や集まりに行って開催することが多いので、既婚者が来ることもよくある。今回の書籍「普通のダンナがなぜ・・」も、たくさんの既婚者の方に読んでいただいている。セミナーだと、ビビッドに反応が見えるわけだが、たとえば男性と女性のギャップを示したり、それを踏まえての結婚のためのいくつかのコツを話していくと、独身の方は「えーー？」「信じられないー」「オトコってそんなものなの？」既婚の方は、「それ、わかるわかる」「あるある」「そうそう！」という反応。くっきり分かれるのである。これは、未婚者にとっては重要な発見といえる。やってみなきゃわからないことがある、ということ。結婚してはじめて、見えるものがたくさんあるということ。世界が、広がりますよ。それに、人生は80年くらいがデフォルトになる時代。年を取って、やっぱりパートナーがほしくなったとき、初婚よりも一度は結婚生活を経験してる方が、スムーズにいくとも思います。ではまた。

  2011年05月18日

• 既婚女子は、「経済力」も「趣味」も未婚女性より求めてなかった。

  昨日ご紹介した、内閣府調査の続き。30代に絞って、未婚女性と既婚女性の項目別のギャップを見ると、おもしろい発見がいろいろある。たとえば、「性格」に次ぐ最重要ポイントだった「経済力」について。30代未婚女性の75%が「経済力」を求めている。「恋愛感情」(49%）よりも上に来るというのは昨日も書いたとおり。が、なんと30代既婚女性で、結婚のとき「経済力」が決め手だったと答えた人はわずか32%。未婚女性の半分以下。へえー。まあ、結婚後に「結婚はカネ目当てでした」とは答えにくかろうとは思うが、それでも低い。たとえば、「趣味」。未婚女性の43%が気にするのに対して、既婚女性は29%の人しか気にしていなかったとの答え。他には「健康」で差が大きく、未婚者64%に対して既婚者は18%足らず。まあこちらは健康をそんなに気にする年代ではないということか。で、ここで湧いてくる疑問。じゃあ、既婚の女性は、結婚のときにいったいどんな項目を、未婚者よりも重視していたのだろうか？答えは、「なんにも」。実に、全ての項目において、既婚女性が条件として上げた数値は未婚女性よりも低いのである。このアンケートは、「複数回答可」。すなわち未婚の女性は、既婚女性よりもたくさんの項目を「あれも、これも」と回答しているのである。なーんだ、ということで、私の本のタイトルがここでも検証されたわけですね。女性は「普通の相手」と言いながら、いろんな多岐にわたる「普通」を同時に満たすことを求めるので難しくなる、ということ。ご興味あれば、内閣府調査の原典もどうぞ。ではまた。

  2011年05月15日

• 内閣府調査。年収300万円が20代男性の結婚のカベ

  先週、内閣府から結婚などにまつわる調査が発表されていた。新聞などで一番注目されていたのは、男性の年収と既婚率の相関。「年収をみると、２０代男性で３００万円未満の既婚率は８・７％だが、３００～４００万円になると２５・７％と一気に増加。男性の場合、「年収３００万円」が結婚の分岐点となっていた。（産経新聞）ふむ、現実はその通り。これは現場感のある数字。この調査を元に面積グラフが作れますね。ヨコ軸を年収、タテ軸を既婚・未婚。一方で、調査の中では、結婚相手に求める条件も聞いている。いくつでも回答できる。この結果が、なかなかすごい。30代未婚女性のみに着目し、都市部・地方は単純に平均してご紹介。1位　性格　96.7%　これはあたりまえ。こんな質問、聞くまでもない。2位　経済力75.1%　この高率で2位に来るのである。4位の恋愛感情よりも上に（！）。3位　健康　64.2%　これもあたりまえ。4位　恋愛感情49.5%　未婚者でも、2人に一人しか求めてない。これは、ある意味すごい。5位　趣味　41.8%6位　容姿　32.4%　以下、仕事への理解、親の同意、家事能力、職種・・と続いていく。なんか、世の中の経済状況を痛いほどに反映していることがよくわかる。数字を眺めてるうちに・・この未婚者が「求める条件」と、既婚者に聞いた「決め手条件」とのギャップが面白いことに気がついた。こちらは次回。ではまた。

  2011年05月14日

• 本屋巡りがドキドキ。

  昨日、今日と、帰りに本屋さんを何軒か巡ってみた。目黒駅のアトレには棚のすごくいい場所に二冊分も面を取っていただいて並んでいた。恵比寿のアトレでも平積み、広尾プラザも同様。いまのところ、大きい本屋さんほど配本が充実してるみたいですね。新宿の紀伊國屋書店でも山積みだったと聞きました。一方で家内の実家の東大阪TSUTAYAにはなかったので取り寄せだとか。まだ、手に取ってる人を直接に見かけたことはない。壁の陰からそーっと観察してみたいなあ。ちょっと怖いけど。来週から再来週にかけて文藝春秋さんが自社の枠で新聞広告が出るので、楽しみである。朝日、読売、毎日、日経、産経、中日と主だったところをカバー。ありがたや。ではまた。

  2011年05月13日

• 発刊。「普通のダンナが、なぜ見つからない？」（文藝春秋）

  ついに、ようやく、やっと、私の本が、文藝春秋社さんから出版されます。タイトルは、「普通のダンナが、なぜ見つからない？」そろそろ書店に並ぶそうで、楽天ブックスなどでも予約が始まっています。メインターゲットは女性ですが、出版元の文藝春秋社内では中高年男性の受けが一番いいとのこと。なので、男性の方も会話のネタにぜひどうぞ。目次を、抜粋してご紹介。■　前段は、数字を前面に、これでもかという「ホラーストーリー」。・「普通の人でいいのに・・」の普通の人は、0.8％しかいない。・年収600万以上の独身男ですら、3.5％。競争率は10倍以上・30代前半の独身男性で、年収1000万以上はわずか0.14％である。・結婚に譲れない条件の上位「価値観が近い」(64.1%)は、「３高」より難易度が高い！・5人に１人は一生独身！・新成人男性の、84%が「彼女ナシ」。ほぼ半数が「一度も交際したことがない」・かつて出会うきっかけのNO１だったお見合いが今では十分の１以下に！・自然な出会いはそもそも少ない。そして、出会った人と交際できる確率は、０．２４％・合コンは効率悪し。女性は合コンに行けば行くほど結婚確率が落ちる。・女は磨けば磨くほど男を遠ざける？・女性の「愛の値段」は281万円！・アラフォー女性は譲れないものが増える。・30代後半の妊娠率は52％、流産率は50パーセント以上！・合計特殊出生率1.37。少子化の原因も、実は結婚難だった！■　前段で突き落としてから、後段でソリューションをお見せしている。・成功の方程式：　成果＝出会いの機会×交際成功率×決断力・出会いは需給バランスのギャップを狙え。理系の研究所、激務の職場、自治体の合コン・普通の女性が敬遠しがちなところに勝機あり。アキバ系男子、AKBのファン、鉄道マニアは深掘りせよ。・お見合い、合コン、結婚情報サービス・・。自分の性格に合う出会いの手段を見極めよ。・女性が収入にこだわらなくなれば競争環境は劇的に変化。・希望年収を200万円下げれば、対象は２倍に！・ピアノの先生や秘書は独身が多い？対して、看護士はモテモテのわけ・男は、みんな「素直」「やさしい」「気がきく」女性が好き。それを熟知した戦略で！・女性がバカにするベタなテクは　意外なほど効く。使ってみて損はなし！・結婚スイッチが入るときは「自分の病気」と「親の病気」！草食男子には「帰省前の仕込み」が重要・女性からのプロポーズ歓迎は７２％。最強のプロポーズの言葉は「私が幸せにしてあげる」・結局のところ、結婚できない人は「ガンコな人」。・「面白さ」｢経済力｣を優先するか、「誠実さ」「一途さ」を優先するか決める「自然体」でいられる相手とは、自然体で待っていては出会えない。・年齢に関わらずバツイチのほうが決まるのが早い。最後は「惚れ力」が鍵である。・運命は、自分で作る。■　そして、ところどころに埋め込まれたベタなテク集。本ブログの人気エントリが中心。・お酒は、武器。・網を持つな。ウツボカズラになれ。・iPhoneは「惚れさせ力」のバロメーター。・「私、加齢臭が好きなんです」----------------------とまあ、こんな具合です。イラストは、いろんな女性誌で描いていらっしゃる平松昭子さん（テイストはこんなかんじ）にお願いしました。ピリっとした感じで、スパイス効いてます。ではまた。

  2011年05月11日

• よくあるワナ。男性選びに減点法。

  少し前に、オーネットのアドバイザーから聞いた話。ある2人の女性。一人目の方（いま35歳）は、前につき合っていた彼と結婚しないという判断をして、そのまま時間が長くすぎてしまった。その前の彼は、彼女いわく「完璧」だったそうだ。ただ唯一、彼女よりも「少しだけ」年収が低かった。そこで彼女が思ったことは、「いつか、彼のことを尊敬できなくなるかも」。そして、自分が醒めたのか、すきま風が吹いて別れることに。二人目の例では、お見合いした相手が、条件面ではぴったりで言うことなし。会話もいいかんじで盛り上がった。ただ・・「服のセンスが、ダメです」。んーーー。いや、もちろん個別の各論アドバイスはできますよ。気になるのは、傾向として明らかに男女で異なっているということ。男性は、こうした欠点や粗探しはしない。惚れると一直線である。女性は、多種多様な項目すべてについて及第点以上を求める。減点法になりがち。私の新刊本のタイトルに通じる話（「普通のダンナがなぜ見つからない？」）である。つきつめていくと、生き物としての本能に帰結するんでしょうね。なので、本能に抗う判断や行動ができる女性は強いし、競争力があるのです。ではまた。

  2011年05月10日

• 「自分を高く見せろ」アドバイス。経済力が伴うなら話は別かも。

  昨日のエントリ、「小悪魔になりなさい、自分を高く見せなさい」と先輩にアドバイスされたアラサー女性のお話の続き。この会話を周りの聞いていた既婚・独身男性たちの反応は、「小悪魔って、遊び相手にはスリリングかもしれないけど、結婚相手にはやだな」「結婚してまで、振り回されたくない」という意見が多数。そりゃそうだ。が、違う意見も。「うちの奥さんは、とにかく強い。昔からずっと強かった」という男性（財閥系大手総合商社勤務）。へえー、意外、と思って突っ込んで聞いてみた。・今の奥さまとは、学生時代から付き合っていた。当時から、強かった。・「あなたの仕事に何かあっても、私がなんとかしてあげるから、あなたはやりたいようにやりなさい」という姿勢。・実際、いまも仕事をバリバリしていて、稼ぎもいい。・・なるほど。ここまでの強さであれば話は別である。「自分を高く見せなさい！」とアドバイスする方も、ここまでのお覚悟があるなら・・と言うのは言いすぎだろうか。（参考エントリ　「女性からの最強のプロポーズ言葉」）ではまた。

  2011年05月08日

• 「小悪魔になれ。自分を高く見せろ」というアドバイス。

  本日の、あるアラサー女性との会話。彼女はワイン商社に勤めている。会社は、ものの見事に男性は既婚ばっかり、女性は独身ばっかりだそうだ。彼女は、素直でほんわかした性格。口ぐせは、「ハッピー」「ラッキー」。最近、会社の先輩にこう説教されたそうだ。「あなたね、『ハッピー』とか『ラッキー』とかばっかり言ってると、オトコから安っぽく見られるわよ。」「もっと自分を高く見せないと。小悪魔的なところも持たないとダメよ。尽くすんじゃなくて尽くさせるように仕向けないと」。彼女は素直なので、そのアドバイスをそのまま受け取って、先週一週間は「ハッピー」「ラッキー」を封印し、ちょっと難しめの女性を演出しようと努力したそうだ。いわく、「なんか疲れちゃいました。。。」。一方で、既婚の男性からは「今のままでいいのに！」と言われてるとのこと。その説教した先輩、キレイでモテるし彼氏も複数（！）いる。不倫経験もある。自立して強い女性として、女子からも人気が高い。もちろん（失礼！）、独身である。いやはや。彼女に申し上げたのは、ごくごく当たり前のこと。「その先輩を目指したいのなら、言うとおりにすればいいんじゃないですか？」「でも、結婚相手を見つけたいのなら、完全に無視してね」。ではまた。

  2011年05月07日

• 「結婚後も働きたい」新入社員女性は8割超

  明治安田生命が実施した、今年の新入社員アンケート調査。内定社数が平均1.71社というのは過去最低だそうで、とても厳しい就職戦線を経てきている。これを反映して、彼ら・彼女らが世の中を見る目はシビアで冷徹、現実的。まず女性の新入社員たち。「経済的に余裕ができるので結婚後も働きたい」「生活にメリハリができるので働きたい」を合わせると実に8割超が結婚後も働く意欲を持っている。いまどきの男性は、自分の将来に自信が持てていない。実際、この調査で新人男性たちは「経済的な余裕のために結婚後も働いてほしい」「メリハリができるので働いてほしい」の合計は7割以上で女性の回答に肉薄している。「いっしょに頑張ろうよ！」と言ってくれる女子たちの存在は、心強くてありがたい。あわよくば「仕事をやめて、専業主婦！」「自分が不安定だから安定した男性を！」と望んでいるアラサー前後女性にとっては、強力なライバルが続々と市場に参入してきていることになる。これは、手ごわい。でも・・しっかり者の女性であれば、これを逆手に取ることだってできる。仕事も稼ぎも身につけたアラサー女性であれば、大人の魅力で彼らを包み込んであげることだってできるわけである。頼りがいのある女性として。だから、同じ「自分磨き」なら、稼ぎにつながる自分磨きは自分の力も婚活能力も両方獲得できることになるはず。これも一つの戦略ではないでしょうかね。ご一考あれ。ではまた。

  2011年05月05日

• 休日の風景。大混雑の高尾山。

  小5の息子は、夏休みに小学校で泊りがけで登山の行事がある。けっこうしっかりしたコース設定らしいので、まともな山登りをしたことのない彼を連れて、入門編として高尾山へ行ってきた。GWの晴れ間なので、すごい人。まず京王線の明大前から、下りの電車で座れない。途中の調布、府中でほとんど降りない。それどころかどんどん増える一方である。高尾山口の駅から登山口までも人がいっぱい。女性トイレは長蛇の列、ケーブルカーは50分待ち（趣旨に反するので上りは乗らなかったが）。世の中、「自粛」疲れでどこかに行きたいムードが高まってて、でも今さら遠出するのも予約が難しそう、ということで近場レジャーに人気が集まってるわけですね。客層は、老若男女、親子連れ、カップル、グループ、ときどき一人客も。ミシュラン効果か、外国人もけっこう見かける。混んでるので、歩いてても立ってるだけでもゴンゴン人にぶつかる。日頃とぜんぜん違う頻度でぶつかったり突き飛ばされたり割り込まれたり。登山に不慣れなんで申し訳ないなあ・・なんて思ってた。が、しかし。疲れて帰ってきたので何か食べ物を買って帰ろうと渋谷の地下のフードショーに立ち寄った。人の密度は高尾山頂よりも、多いくらい。でも、人とぶつからないのである。もし触れ合っても、「すみません」とお互いに言い合う。マチの人って、ぶつからないセンサーが発達してるんだなーと、あらためて感心。民度の高さのレベル感も実は反映してるんでしょうね。一人当たりGDPと、人にぶつかる頻度は、きれいに逆相関したグラフが描けそうな気がするぞ。ではまた。

  2011年05月04日

• 仕事・知性一流の女性陣の嘆き

  少し前に会話したある女性。彼女は、30代前半、ある外資プロフェッショナルファームで働いている。同じ、一流有名大学卒の同級生の女友達と、こんな会話をしたそうだ。「わたしたち、いったいどんな勘違いをしいたんだろうね？」「知性や優秀さを磨くことで、何を得て、どんな機会を失ってきたんだろう？」「進学校に行かずに、一般職採用に強い大学や短大に行って、そのまま大手企業に一般職で入ってたら、いまごろ駐在員妻だった？」「それを言うなら、小学校時代にさかのぼって、地元の中学と高校を出て、18歳でできちゃった婚！」といった会話が展開されたそうである。自立してて、稼いでて、賢くて、話してて楽しく魅力的で、という女性たちが、うまく相手を見つけられない。その彼女ら自身、このご時世だから仕事ではけっこう追い込まれることもあって、つい専業主婦（駐在員妻など華やかであることが前提だが）に憧れたりもする。うーーん、なんか、世の中ちょっと歪んでおる。一方で、こうした一流大学を出てバリバリの女性で、専業主婦・駐在員妻になる人がけっこうたくさんいるのも事実。ありあまる知性とエネルギーは、お受験に注ぎ込まれるのか。子どもがいなければ、家庭におさまりきらずに復職したりバツイチ化するのか。こうした専業主婦たちの本音も聞いてみたいなあ。ちなみに、グロービスの堀学長と婚活話で盛り上がったとき、「HBSでの同級生の女性たちで、結婚して仕事をやめて家庭におさまってるのは半数以上（と言ってたと思う）。」「彼女らは、世の中で最高のダンナを探しにHBSに来てたともいえるかもね」だそうだった。まあ、USでもそうなんだから、しゃあないんでしょうか。ではまた。

  2011年05月03日

• 結婚相手への条件。「幸せになろうよ」より。

  今日は、フジ月９ドラマ「幸せになろうよ」の三回目。冒頭で、結婚相談所のアドバイザー役である香取慎吾が担当する会員さんが成婚の報告に来ている。お互い、「あんたなんかタイプじゃなかった」「俺だってそうだ、タイプの真逆。プイタだ！」なんて言い合っている。でも、ほんとに幸せそう。香取慎吾の心の声が言う。「結婚相談所は、条件で相手を選ぶところ。見かけとか、年収とか。でも、ほんとに好きになって結婚する過程では、条件なんか関係ない」。ちとクサいんだけど、ほんとにそのとおり。「条件は関係ない」なんて言ってしまうと、結婚相談所や結婚情報サービスの存在意義が問われそう。でも、これはこれで大事だとも思う。初めには「条件」でも何でも具体的な希望を持っておくことで、最初に婚活をしようというきっかけになるのは間違いないので。そうでもなければ、「フィーリング」だの「相性」「価値観」といったつかみどころのない偶然をずーっと待ち続けることになりかねないからね。ではまた。

  2011年05月02日

• 休日の風景。休みになると風邪を引く

  昨日からノドが痛くなり、昨夜は痛みで眠れないくらいに。近所のクリニックがやってたので行ってみた。馴染みの女医さんに「擦りむいたみたいに腫れちゃってるよー」と言われる。どうも、例年GWにはこんなふうに風邪をひくケースが多い。気持ちの問題なんでしょうね。ということで、おとなしくしていよう。ではまた。

  2011年04月30日

• 5/13刊行。「普通のダンナがなぜ見つからない？」文藝春秋より。

  5/13に刊行予定の私の書籍、「普通のダンナがなぜ見つからない?」（文藝春秋）の見本が、今日届いた。自分が書いてきたものが、物理的な本という物体として出来上がるのは、実にこっぱずかしいものである。なので、今さら最終校正なんてとてもできない。目次など、内容のチラ見せご紹介はまたあらためて。新書サイズで、価格は900円と抑え目にしときました。ではまた。

  2011年04月29日

• CREAの取材を受けた。

  今日は、CREAの取材を受けた。8月号あたりで結婚特集を予定されているとのことで、私の本が同じ文藝春秋さんから出る縁もあって、みっちりお話させていただいて楽しかった。事前に、CREAがアラサー女子たちを集めた座談会をしてて、そこで出た意見に私がダメだしする、というもの。出てきてる意見は、まあよくここまで典型的な意見が出たもんだという内容。ちょっと例であげてみると。。・「お見合いパーティに行っても、ぱっとその瞬間に好きになれない」・「婚活は、合コンに行くくらい。でもその回数も減っている」・「いい男はみんな結婚してる。普通の人でいいのに」・「でも、最低限英語をしゃべれる人がいい」・「今さら妥協なんてしたくない」・「不倫はよくないけど、女性として扱われてる気がする」・「あせりがなくなってきている自分が怖い。取り返しがつかなくなりそう」・「一生のことだから、もっといい人が出てきたらと思うと踏み切れない」・・・・・・。賢明な本ブログの愛読者のみなさまなら、いくらでも突っ込み入れられますよね。ほとんど全てのダメだしは、今度の新刊本の内容、いつものセミナーのパッケージ、このブログのバックナンバーで網羅できた取材でありました。ではまた。

  2011年04月28日

• 震災後の結婚ムード（つづき）

  先日、震災後の結婚意欲の高まりという文脈で受けた取材が週刊ポストに載った、という話を書いた。この記事が次々と取材を呼び込んでおり、取り上げられたものだけでも、日刊ゲンダイ、週刊SPA!、読売新聞、NHK「あさイチ」、読売テレビ「ten」、日テレ「every」「おは４」と数え切れないくらい。しかも、まだ取材が続いている。海外メディアまで押し寄せる始末である。この硬軟とりまぜたカバレッジの広さが、「結婚」キーワードの汎用性の高さ。まあ、それくらい世の中の関心が高いということ、時宜にはまったということですね。ある意味、前向きのニュースを求めていると言ってもいいと思う。こんな話をしていると、ある代理店の方が言っていた。「うちの会社の上司も、奥さんが普段は違う寝室なのに震災以降は同じ部屋で寝るようになったそうです」「いつもは夕食が終わると自分の部屋に行ってしまうのに、リビングにとどまって編み物をしたり・・」ふむ。素朴にいいことだ、ということにしておきましょう。ではまた。

  2011年04月27日

• 「幸せになろうよ」解説。独身証明書って？

  フジテレビ月９の「幸せになろうよ」。今夜は二回目。藤木直人演じるイケメン弁護士が、結婚相談所に入会するときに提出しているのが「独身証明書」。民法の732条では、「重婚」が禁止されている。なので、結婚するためには独身でないといけないわけで、それを証明してくれるのが、この独身証明書（婚姻要件具備証明書が正式名称）。オーネットなどでは入会のときの必須書類である。かつては、独身かどうかを確認するときには戸籍抄本に頼らないといけなかった。しかし、これは何かとハードルが高すぎるので、10年ほど前からこの独身証明書なる制度ができた（一説には、結婚情報サービス業界の陳情によるとか）。この制度を利用すると、本籍のある市区町村で出してもらえます。遠隔地であっても郵便でOK。という豆知識でした。ご参考まで。ではまた。

  2011年04月25日

• 同窓会縁、二組誕生。

  今日は、高校の大同窓会の幹事会。わが卒業年次が幹事の年なので、学年で集まっていろいろ議論したり決めごとをする。で、この夏にかけて、同級生同士の結婚が二組もあることが話題に。一組は、バツイチ男性とずっと独身の女性。もう一組は初婚同士。おそるべき、「同窓会縁」。以前、「過去縁は狙い目！」としてご紹介したのと同じ理屈である。だって・・・もはや私の世代はアラフォー越えですからね。男も女も。このタイミングで、相手が自分のことを10代の面影で見てくれるような機会は、そうそうない。お勧めですよ、同窓会縁や過去縁の掘り返し。高校でも、大学でも、クラスやサークル、新入社員当時の同期なんてのもいいですね。ではまた。

  2011年04月24日

• 「どこか他人事現象」の背景を考える。

  前回のエントリ（「昨日の」とは書けなくなってきた。。）、「どこか他人事現象」にコメントをいただいた。なぜ、アラサーからアラフォー独身女性が、自分の独身を他人事っぽくとらえてしまうのか？に対して。以下引用。---------------------------「信頼感や安心感」を持ててないからなんじゃないかと思うです。サービスに対しても、結婚そのものに対しても、おそらくは自分自身に対しても。今のアラサー女性って、就職氷河期とか失われた10年とかの真っ只中で頑張ってきた方々ですよね。で、そろそろ、ある一定の成果が仕事なんかでは出てきてる方もいらっしゃると思います。だけど、その裏では、こんなに頑張ったのに、どうして仕事や趣味なんかと同じように恋愛は上手くいかないんだろう、どうして自分は結婚できないんだろう…って悩んでる方、案外多いですよ。だからもっともっと頑張って、どんどん自信を失っていく。で、不安をごまかすために自分磨きや仕事なんかに頑張る矛先を向ける…と。無限ループ（笑えない）。彼女たちの多くは、ず～っと一人で頑張ってきた方々だから、アタマで理解する能力はおそらく高いと思うのです。でも、どんなに分析しても心には響かない。響かないから行動を変えられない。　（以下略）------------------------------なるほど、「不安」がキーワードですか。この「他人事」エピソードを紹介してくれた支社長は、こうも言っていた。「どこか、怖がってるんでしょうね。人と接すること、その結果、イヤな思いをするかも知れないことに」「女性同士ですら、友達関係が浅くなってるように見える。一緒に来ていても『いえ、別にそんなに仲が良いわけじゃなくって』と言ったりする。メル友レベルはたくさんいても、本当に気持ちを打ち明けられる友人は少なそう」「男性のことを『草食』と呼ぶけど、女性も同じ傾向になってきているように思う」ふーーむ。この流れって、SNS流行りでもっと進むんではなかろうか。TwitterもFacebookもゆるいつながり感で、寂しさは一定程度は紛らわせることができる。でも、一対一の突っ込んだ関係はさらに苦手になっちゃうかもね。どうしたもんだろう。簡単な答えはなさそうであるので、今日はここまで。ではまた。

  2011年04月23日

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