曲レビュー μ’s「MOMENT RING」
当ブログ主は、ファイナルライブは、ライブビューイングも不参加で、来月のBD待ちです。そうした中、今ころになって、雑誌CUT2016年6月号の大特集「μ'sとみんなの夢が永遠になった日」をじっくりと読んでいます。発売されてすぐに買っていたのですが、読めませんでした。本当に終わってしまうのが怖くて、ほんのちらっとしか読めなかったのです。ファイナルライブが行われた2週間後に行われたキャスト9人のインタビューを読むと、アニメのキャラクターであるμ’sの9人のインタビューなのか、演じる9人の声優さんたちのインタビューなのか・・・。声優さんたちのインタビューであることは客観的に明らかなはずなのに、当ブログ主の中では、なかなか割りきれません。ファイナルシングル「MOMENT RING」を聞きながらキャスト9人のインタビューを読みました。そうすると、キャラクターとキャスト、フィクションと現実が、ますます渾然一体としてきました。「僕らが一緒に見た光は 銀河の海みたいだ」というのは、キャラクターとキャストが一緒に見た、サイリウムの光の海のことのように聞こえます。「これからはもっとよろしくね だって離れたりできるはずないんだよ」というのは、キャスト自身の各自が演じたキャラクターへの想いのように聞こえます。「君にはありがとうと なんども言ってもまだ足りない」というところも、キャストのキャラクターへの想いのように聞こえます。「無謀な夢から始まって 奇跡のように全てが繋がって」というのは、言うまでもなく、1stシングル500枚という売り上げからスタートして、アニメ化、映画化、最後に東京ドーム2daysというラブライブ!の奇跡(軌跡)をストレートに表したものです。エンターテイメントとしてのフィクションでもあり、声優さんたちのリアルドキュメンタリーでもあったμ's。その6年間の奇跡を、ぎゅっと閉じ込めたのが「MOMENT RING」という作品です。「みんなの声が翼をくれたから 飛べたんだ」という「みんな」は、もちろん、すべてのラブライバーのことです。まさに、みんなで叶える物語を作り上げたμ's。μ'sは、アニソン史に残るだけではありません。μ'sは、みんなの心の中の終わらない青春、永遠の存在であることを歌ったのが「MOMENT RING」です。【新品/送料無料/コンビニ受取不可】Cut(カット) 2016年 06 月号 [雑誌] ラブライブ! μ・s