アニメ感想「結城友奈は勇者である-大満開の章-」最終話
第1話についてだけ感想を書いていた2021年の秋アニメ「結城友奈は勇者である-大満開の章-」。2期後半の勇者の章での出来事を、そこで描かれなかった防人部隊の話や、初代勇者の話も交えて描かれた「結城友奈は勇者である」シリーズの集大成の作品になりました。最終話で、勇者の章では静止画でしかなかった戦いの後日談が、4年後の話として描かれたことがとても、嬉しかったです。私は、もともと樹ちゃん推しでしたが、4年後のビジュアルでは友奈にぐっと来ました。そして、友奈と東郷さんが四国から本州に渡っていましたが、あれ!?私が見たことがある町並みなんだけど・・・。見たことある道路標識が出て、「豊の秋」の煙突が・・・。ちなみに「豊の秋」というのは、日本酒の銘柄です。友奈ちゃんと東郷さんがバイクで進んでいる峠道にも見覚えがあります。この道を通って行く施設としてはあそこしかないよなぁ、それにしても4年後の友奈は可愛いなと思ったところで物語は終わりました。録画していたので4年後の話ところを見返しましたが、湖の湖畔、駅前の高架下、上空からの俯瞰した眺めで川にかかる4つの橋と国宝のお城があるはずの場所と周囲の鎮守の森。東郷さんが確認している地図を見るまでもなく、友奈と東郷さんがいる場所は島根県松江市、友奈と東郷さんが夏凜と連絡を取っている場所はしんじ湖の湖畔、そして2人が向かっているのは島根半島にある島根原発ですね。島根原発に向かう峠道の再現性の高さから、ほんのわずかなシーンなのに、ちゃんと島根でロケハンしたと思われるところに、スタッフさんたちの作品愛を感じました。それにしても4年後の友奈、可愛いな。結城友奈は勇者であるシリーズは、テレビアニメとしては大満開の章で完結したように思いますが、4年後のこれからのお話にも、いつか出会えたら嬉しいです。スタッフやキャストの皆様、素晴らしい作品をありがとうございました。