こころソムリエのワインな日常

ごくごく少人数で、2011年のオーパスワンを飲みました。最初は、ししとうやシソの青さが前景にありましたが、必死にスワリングして30分、1時間と経つと、色っぽく艶やかな旨味とエレガントな余韻が出てきて、どんどん当初とは別物の魅惑的なワインに変貌してゆきました。もちろん、本格ボルドーの作りではあるのですが、若々しい果実味の中にポテンシャル溢れるジューシーな旨味が溢れてきて、それに伴いアフターも深く長くなり、確かにワインとしては少し早いのかも知れないけれど、今の勢いのある魅力を存分に堪能できました。何人もで分け合うと、この変化は楽しめないかもですね。さすが、Opus Oneでした。