伊豆大島木村五郎・農民美術(あんこ人形)資料館

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2005年08月05日
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信吾君とはきっと1年以上会ってなかった思う、講演会場には着物姿で現れた。私にはとても体が大きくなったように見えた、何処がとは言えないが体中が前よりも大きくなったと思った。私は「立ち見」で会場の一番後ろに居て話を聞いていたが、講演が終わり大島文化協会のお礼の言葉を聞く葵太夫は前に会った時の信吾君の背格好になっていた、見違えたわけではなく確かに今にも割れそうにパンパンに膨らんでいた風船の空気が少し抜けたように、等身大の男に戻っていた。この姿が故郷に帰って来た本名柳瀬信吾君で、数分前まで壇上にいた竹本葵太夫は演者として気合を入れると体が膨らむ技を身につけているのだと思う。あれは立ちっぱなしの目の錯覚ではなく演者から本人に入れ代わった、入れ代わると言うより本人の上に着ていた演者の装いを脱いだということではないだろうか。こうして自由自在に大きくしたり戻したりきっと意識してできるのが一流の証しではないか、そう思った。






最終更新日  2005年08月05日 17時43分47秒
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