伊豆大島木村五郎・農民美術(あんこ人形)資料館

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2005年09月02日
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大島に来た画家や文人たちの中に「大島で知り合って結婚した」幸せものがいる。画家の上野山清貢と作家の素木しづ、上野山清貢は放浪の果てに大島に来て毎日牛の絵ばかり描いていた、と言われている。作品に牛の絵は多いが北海道へ移ってからも牛の絵を描いているので大島のものではないだろうと思う。製作年が大正3年頃の「牛」の作品があれば大島だろう。素木しづは結核療養のために大正3年に来島、知り合って東京で結婚するが、大正7年に22才で永眠。大島で知り合った上野山清貢と大島を舞台にした「蒸風呂」「白霧のなかに」「美しき牢獄」を執筆し発表した、彼女の作品は第二の樋口一葉という評判を得た。素木しづの回顧展の資料や研究者の本には短文だが「こころ」という作品をしづが書いていることが記されている。何とか読んでみたいと思っていたがずっと見つけることは出来なかった。資料を頼りに掲載されたといわれる「趣味の友」という雑誌をパソコンで探していたがヒントは見つからなかった。先日「雑誌 趣味の友」と入力して見ていたら、「趣味之友」が正しい雑誌らしいことが分った。【の】か【之】かで全然出てくるデーターが違った。このちょっとしたことで短文を入手できることになった。大島で知り合った頃の生活を書いたものだと聞いているが、さてどんな作品になっているだろうか。素木しづは10ヶ月の逗留中に絵も描いているので、大正4年5月に東京の日比谷美術館で行なわれた上野山清貢との2人展の資料が見つけられないか、そう思っている。この展覧会はまだ上野山清貢の実力が認められる前で、素木しづの方が評判が良かったと伝えられている展覧会で、恋愛中の二人が大島で描いた作品が展示された、どんな絵を二人は描いたのだろう。






最終更新日  2005年09月02日 16時53分28秒
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