|
全て
| カテゴリ未分類
| 大島を描いた画家や文人
| あんこ人形・木工芸・資料館
| 彫刻家木村五郎
| 伊豆大島案内
| 島で咲く花や生き物
| もろもろ
カテゴリ:伊豆大島案内
急に発生した台風の影響で雨模様、そんな中「歌舞伎と大島2」は始まった。会場に用意した椅子は300席、多少の空席はあったものの主催者の発表によれば(新聞報道なんかでよく見る形式の引用・特に発表はない)大入り満員300人、そういっても良い程の賑わいと盛り上がりだった。
昨夏の講演会で、竹本葵太夫自身の生い立ちや芸歴などの紹介は済んでいたから今回来島された三味線の鶴澤慎治さんの技の披露から会ははじまった。「大島節」を太棹三味線で正調、ゆっくり、早いテンポで演奏して聞かせてくれた。 それから「歌舞伎絵本太功記」を二人で30分熱演。歌舞伎のことはまったく知らないが、役者がいない二人だけの演奏なので、役者のいう台詞も初めて語った、と後で竹本葵太夫は話していた。いつもあれだけ息もつけない語りでは大変だと思ったが、特別な試みだと聞いて安心もした。 いろんな葛藤もあるだろうが、今のような姿勢で精進を重ねればきっと大きな竹本義太夫語りになるだろう、誰もがそう確信した一夜ではなかっただろうか。 三味線の鶴澤慎治さんと説明をする竹本葵太夫 大役を務め終え、顔見知りとあいさつを交わす柳瀬信吾君 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年08月09日 11時19分32秒
コメント(0) | コメントを書く
[伊豆大島案内] カテゴリの最新記事
|
|