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2009年08月19日
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東京の美術学校で学んでいた19才の画学生は明治35年、伊豆伊東から八丈行きの郵便船に乗ったが暴風雨にあって漂流、3日の後に何とか大島に到着。この経験が縁で「南風」を描き上げた。他に大島を描いた作品は3点確認が出来ている。
明治37年白馬会展覧会に「三原山」「大島の婦人の像」「為朝百合」「雨の波」「暮れの務め」「木槿の花」といった伊豆大島を題材とした作品を出品しているが、まだどんな絵なのか写真も見たことはない。
この和田三造は、パリに留学している時にも「早く日本に帰って大島に行きたい」と度々嘆いていた、と有島生馬は「大島の桃源郷」という文章の中で書いている。
大島を絶好の写生地として美術関係者に強烈にアッピールをした画家の展覧会が30年ぶりで行なわれる。
和田三造は大島滞在中に「福蔵丸」という船で何度も沖に出た、南風にはその船頭が描かれているのではないか、と島の古老に聞いたことがある。
和田三造の来島の後、明治末期から昭和初期にかけて多くの画家が大島を訪れて作品を描いている。
「初期から晩年に至るまでの業績の全体像に迫る」というから大島を描いた未だ見たこともない絵が出品されないだろうか。
もちろん大作「南風」は出るはず。会場までは行けないので何とか図録だけでも入手したいと思っている。

和田三造展
会期: 2009(平成21)年9月12日(土)~10月25日(日)姫路市立美術館にて





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最終更新日  2009年08月19日 13時17分53秒
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