宮川哲夫（みやかわ　てつお　１９２２－１９７４）は大島生れ大島育ちの詩人です。

私はお会いしたことはありませんが、歌謡曲の作詞家と聞き「あれもそうかこれも」と大したものだと思ってきました。
ただ、大島生れなら大島を詠んだ作品があってもよいのだが・・、そうずっと思ってきました。仲間とやっている大島を詠んだ文化人の作品を調査してみよう、の中でようやく見つけることができました。やっぱり生まれ故郷を作品に残してくれていることで一安心です。

タイトルだけですが紹介致します　どんな詩だろうと思われますか
　　　
　　波浮の三月　大島よいとこ　大島節　漁師の唄　　昭和１３年

　　月に浮かれて　やはり御神火　昭和１４年　

　　故郷　山脈　昭和１５年　

　　燈台　昭和２０年　

　　差木地音頭　昭和２４年


公園の手品師　宮川哲夫詩集　遺稿　昭和５１年　宮川哲夫遺作品編集室　に掲載されています、ただいま町田市民文学館ことばらんどで企画展がおこなわれています。（大島の作品に関する資料の展示があるかどうか、たぶんないだろうと思いますが、大島の縁者の方からチラシを頂いたので便乗してみました）