しかるべき時までお預かりするということで仏師さんからお預かりしたんですが、あの時のままでいまでも当資料館（藤井工房併設）におられます。
詳しいことは去年の私の六地蔵のブログ記事でご覧ください。

簡単に行く先が決まるものと思って簡単にお預かりしたのですが、こういうことはなかなか簡単ではありませんでした。簡単に受けるべきものでもなかったのだと思います。

仏師さんは「島の人の目に触れるような場所に安置してほしい」というご希望もあり、山の中では無理だし、元町の各お寺さんに分けて安置するのも、一つのお寺にお願いするのもなんだし、といろいろあって今も私のところでお預かりしています。
何とか秋までには行き先を決めたいと思っています。六地蔵とは別に観音菩薩像を私に置いて行ってくれました。

すでに屋外に安置するための小さな祠は作っていただいてあります、そこに置きたいと思って六地蔵と作者名を刻んだ木札というのでしょうか、を自分で刻んで用意してあります。あとは安住の地を決めるということになります。