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2016年02月18日
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カテゴリ:伊豆大島案内
数日前の新聞に、東日本大震災の災害復旧事業で、防潮堤のことが載っていた。

復興がなされる集落の海側に延長約4キロにわたり津波を防ぐ防潮堤を作るが、高さが2メートルほどになり海が見えなくなってしまう、という。さらにもう少し高くしようという計画もあるらしい。どこまですれば住む人が安全と安心を得ることが出来るのでしょうか。

私が住む大島でいえば、大量の流木と土砂、降雨が短時間で流れ下った大金沢の両岸に管理用道路と町の道路を確保する、という計画が進んでいます。

復旧工事の最初の説明で、沢の底は固い岩盤が覆っていて深くすることはできないので、災害前の沢を流れる水量を溢れさせずに海まで運ぶためには今の沢のふちのレベルを下げて、そこに4メートルの管理用の道路を両岸につけて、そこから擁壁を立ち上げてその外側に4メートルの町道をつける、という説明がされたと私は思っています。

そうだとすると、沢の中心から町道の外側まで12、3メートルの工作物が沢の両岸にできることになります。
私はこの沢の南側100メートルくらい離れたところに住んでいますが、北側に広がる元町の集落に行く途中の沢に30メートル近い工作物が山から海側に東から西に向かって800メートル近く築かれることになります。

多くの水量を海に流すための役目を水路と管理用道路がするわけなので、前の沢よりも安全が増すことになることは間違いないでしょうが、集落が分断されるのではないか、そんな気もしています。

安全と安心を得るために設計された流路と道路ではありますが、沢の中心から50メートルずつ離れた約百メートルの範囲の中には4本の縦道ができることにもなろうかと思います。

被災された方々が安全と安心を手に入れてまた同じ場所に戻ってこられるように、そう思って計画案には賛成でしたが、景観や機能によほどの工夫がないと、広いだけの場所にならないかと通るたびに心配になります。安全のために目の前に2メートルを超す防潮堤が築かれた町に住みたいかといえば、ほかに代案は考えつきませんが、いくら安全でもそこには住みたくはないと新聞記事を読んで思いました。
(写真は大金沢に架かる元町橋の海側から上流を写したものです。橋の真ん中の縦の赤線が沢の中心です。そこから南側(右側に)に引いた線が拡がる道路の縦道の端になるのだろうと思います。これが橋の左側にもできることになります。

P1010044.JPG





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最終更新日  2016年02月18日 17時56分19秒
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