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カテゴリ:大島を描いた画家や文人
伊豆大島出身の洋画家中出那智子さんとご縁を得て15年ほど経ちました、工房併設の資料館を開いてから5年目の頃にはじめて知り合いました。直接お会いしたのは多分3回くらいで、あとは電話と手紙のやり取りでした。 出会いと言えば色々あったけど、去年の7月、大島での兄弟会の折、島の観光パンフレットを見て藤井工房なるものを知った。船が出るまでに少し時間があったので、藤井工房に寄ることになり、兄弟ゾロゾロお店の中に入って行った。外観はミドリの丸屋根で、入り口も外国の昔の建物のように少しあがって入って行く形式でなかなかシャレているが、島の人から言わせると、それが入りにくい原因らしいが、中にいる藤井虎雄さんがとても気さくで、純真な人柄と知れば、いつも寄る人はたまらない魅力を感じている筈だ。この藤井さんが私に「ここで展覧会をやってください」と、一番簡潔にして真実ある言葉を吐き出して言って下さった時はビックリした。その時から正真二人は大島という郷里を仲介にして、またお互いに父親を尊敬しているという共通点のために生涯を通じての信頼し合い協力し合える同志のような存在となった。もともと自由が好きで、少しでも束縛があると息苦しくなる性質の私だが、ここに来て寄る年波と自分の画の道の協力者欲しさに、ついつい甘えや寄りかかりが出来てしまって、申し訳ないことばかりだが、今年の1月から4月上旬にかけてのふるさと個展開催のロングラン中に思ったことは、驚くばかりの藤井工房の力が発揮されて何と20枚もの絵が売れ、絵を描いて生活している私にとって、恐ろしい不況から思いがけず脱出出来た。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年01月24日 11時22分33秒
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