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• 梅雨明けを待つ

  今年の梅雨はいつもより蒸し暑くてドームの中にいても２度はランニングを着替えないと成らないほどでした。その梅雨も土曜頃には開けそうです、待ち遠しい。天気が安定したら、梅の天日干しと藍染めのタデの種をもらって播いた「藍ちゃん」の葉っぱを刈り取る（私が育てたのではないけど会員の畑２箇所で２年目の挑戦です）、その葉っぱを私が干して乾燥させて冬になったら、復元を目指している「ソーメンシボリてぬぐい」を染めてみたいと思っています。明日の休館日は半日泉津の畑の草取り、半日は「イズノシマダイモンジソウ自生地」を明るくする作業をする予定、自分の判断でやることを決めているので自業自得ではありますが、はっきり言って休みの方がやることが多くて忙しい。

  2010年07月14日

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• 自生種か外来種か

  昔から大島に自生していた「ホトトギス」がめっきり少なくなってしまったので、挿し芽や種で殖やして、適地に移植している、そう大島町の広報誌やチラシに書いた。それを読んだ３人の方から「家の庭にいっぱいあるから使えば」と言って貰った。庭を見せていただいた、密集して群生していた。自生地でこんな群生は見たことがない、葉っぱが硬くてうぶ毛が少ない、強そうに見えた、三箇所ともに共通していた。人家に近くてこんなに殖えているということは、外来種の「タイワンホトトギス」の可能性もありそうだ。もう何年もホトトギスを触ってきた感覚から言うと「うぶ毛がもっと長くて柔らかいのが自生のホトトギス」のような気がする。２箇所は秋までそのままだというので、花を見せてもらってから頂くことにした。夏までに草刈りをしてしまう一箇所からは、もう株を分けてもらって仮植してある、自生種であれば植え放題だ。（写真は容量を超えたのでしばらく載せることができません、あしからず）

  2010年07月12日

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• 夏の使者

  いよいよ夏だな、と告げる使者は「セミの初鳴き」ではないでしょうか、今朝は自宅で聞くことができました、いよいよ賑やかになります。元町から泉津の区間をよく車で走りますが、一番先に聞くのはいつも藤倉学園の畠のアタリです、緑が濃いせいでしょうか。はじめに鳴くのはニイニイゼミ（ジイジイゼミと子供の時は言っていた気がします）です、アブラゼミが鳴く頃はもう夏本番です。

  2010年06月28日

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  今年もこの季節に

  　梅干しの季節になりました。今年は我が家の梅の老木が何と５キロもきれいな実を付けました、いつも肥料が行きとどかないせいで途中で全部実が落ちたのですが、今年は見事に木になりました。枝はもう枯れる寸前なので一花咲かせようと頑張ったのでしょう、大事に梅干しにします、２週間前に収穫しました。まだ紫蘇がない時期だったので梅漬け・白干というシソを使わないレシピに挑戦してみました、梅酢もたっぷりでいい具合だと思います。梅と言えば紀州の南高梅ですがお値段がよせら高いので、去年取り寄せてみて良かった群馬の梅（２Lの大きさ）を１５キロ注文しました、全部で今年の梅干しは２０キロです。　その梅が今日届きました、まだ青梅ですがもういい匂いがしています、色づくのを数日待っていつもどおり赤紫蘇に漬け込みます。買うのが２度目だと知っていたらしくサービスにリンゴジャムを頂きました、こうなるとまた来年も頼むことになるでしょう。　　　　　　

  2010年06月26日

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• 感じたいアンテナ

  　時々お茶を飲みに寄ってくれる地元のお客さんが「ドームに入ると木のいいにおいがいつもする」と言われた、切った木が山積みだし、加工して刻んだりしているからだろう。　私は毎日この工房と資料館併設の建物に居るせいか、まったくその匂いを感じることができない、開館の頃には確かに木の香りを感じてはいたことを覚えている。　私は「水汲みの女性の姿を神々しく感じてきた、その姿をいつまでも忘れないようにしてもらいたい、そのためにあんこ人形を毎日彫ってきた」という父のことばが耳に残っている、その思いが１２万体も作らせた原動力だったのだろう。　父は数年東京へ出て働いていた、もし島の外から島を見ることがなければこれだけ強く思ったかどうか。　ずっと島に住んでいると慣れっこになってしまって、恵まれていることやすばらしい自然が何でもない普通のことのように映り、ただの日常の風景になってしまっているのだろう。　島の素晴らしさを体感して行動している人は、島の外から移り住んだ人やお嫁に来た人などが圧倒的だ。　私も１０年都会で暮らしたから、そういう目を持てたのかも知れないが、木の香りのように感じられなくならないようにして、これからも暮らしてゆければと思う。

  2010年06月23日

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  絞りてぬぐい

  　　桜っかぶ祭を成功させている泉津の関係者が２年ほど前に、絞り染めの大生産地である「愛知の有松」に「大島で流通していたソーメンシボリの復元」を頼みに行きました、お祭りでみんなで被ろうと思ったそうです。私たちも平成１６年に現地を訪ねています、大島の布の絞りと有松の養老絞りは原理は同じでも絞りの使い方は異なっていました、私たちも同じ物は出来ないだろうと言われました。泉津の人は、それでも絞りてぬぐいが欲しいと頼んで特別発注で「絞りてぬぐい」を作ってもらったそうです。たぶん桜の花びらの柄と三本川は水の流れを表しているのだと思います、絞って染めてあります。復元を目指している「大島ソーメンシボリ研究会」に入って「自分で絞って染めたてぬぐいを来年の４回目の桜っかぶ祭には被って踊りたい」ということで数名運針をはじめます、どんなてぬぐいが生まれますか。木綿地一反に運針の目印を付けました、これで１０本のてぬぐいが作れます。　　　　

  2010年05月15日

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  近いけど違う

  ハナミズキとヤマボウシは近い関係になる樹木だが、咲き方が違う、今ハナミズキは白い花をつけている、これから新芽が出る。　　　ヤマボウシは先に新芽が今出ている、多分５月中旬に白い花をつける。となり同士で大きくなってきているが、仲間だと知っているのだろうか、秋に赤い実が熟す、種を播いてみているが実生で芽が出たことはまだない。。　　　

  2010年04月20日

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• 歳時記つくり

  定休日が木曜、予定はそれだけでカレンダー・手帳にはほとんど縁のない人間だが、女房殿が４月はじまりの能率手帳をプレゼントしてくれた（自分用に買い求めたついでに）。ほとんど行事のない私には月毎のスケジュール表が１２枚あれば用が足せそうだが、折角のプレゼントだから有効に使える方法を考えた。４月から一年ずっと植物の開花と終りの時期、タラの芽の発芽、蕗の旬など、それから豆類・たまねぎ・サツマイモ、じゃがいもの植え付け時期、収穫の時期、いつ種蒔きしたか、などをこまめにメモしておけば一年の流れがつかめ、その時期を修正しながら数年やれば「いつだっけ」と迷うことなく自然を楽しむことができ、収穫も増えそうな気がする、自分なりの歳時記つくりだ。写真は今も元気に咲き続ける「イズノシマダイモンジソウ」私の関心の対象は樹花　やぶつばき・大島桜・キフジ・ムラサキシキブ・サルトリイバラ・ヤマボウシ・　　　　　エゴノキ・アケビ・エビネ・イズノシマダイモンジソウ・ホトトギス・藍染めのタデ作物　サツマイモ・ジャガイモ・ソラマメ・キヌサヤ・スナップエンドウ・落花生・　　　　　　玉ねぎ・タラの芽・あしたぼ・水蕗・ビワ・柿・ミカン・ダイダイ・ミョウガ・オク　　　ラ・インゲン・トマト　　海の物　ハンバ・フノリ・ヒロメ・ブダイ　くらいかな。

  2010年04月13日

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  ツルも元気に

  ツル性の植物が好きで工房の周りに這わせている。もう３年目になる「アケビ」、一度上に伸ばして横に這わせ、スロープを横断させ、去年は玄関を通り過ぎて折り返したところで止まってしまった。今年はもう一度右側（南向き）に向かって誘引する予定でいる。花は淡い紫がかった小さなものでまだ実を見たことはない。　　　　　　　　　次はテスリ這わせた「サルトリイバラ（モガキ、カシャンバともいう）」「ツルウメモドキ」、ごちゃ混ぜに絡んでいる、大分大きくなってきた。南の方角の上に上に伸びるツルの性質を利用してみようと去年からはじめたカシャンバの誘引は二階の高さまで、これからテグスの糸に沿って伸びてきたら竹を引っ張って三角窓の右角まで下ろしてアーチ型に成形する計画でいる、今年は何処まで伸びてくれるのか、密かに期待している。　　　　　　

  2010年04月11日

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  続　春のいちにち　

  ９日８：００－９：３０　昨日用意した椿の枝を保護柵に組みました。写真一枚目の道路ギリギリまで出っ張っている土手にはそれなりにカーブした枝を使いました、お分かりいただけるでしょうか。ここまでで一区切り、あとは無事に根付くことを願いつつ乾燥気味なときは時々水やりをします。柵を作ったので町の草払機による除草からは防げると思いますが、伸びたその草を一年サイクルでどうやって防ぐのか、ホトトギスは背が高くなるから心配ないのですが、イズノシマダイモンジソウはシダに負けないか心配です。

  2010年04月09日

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  春のいちにち

  昨日は休館日、やることがいっぱいあった。　８：００－１０：００　義母のリハビリ送迎（リハビリ中は工房で待機）　　　　　　　１０：００－１１：００　泉津の畑でフキとアシタボ採り　　　　１１：３０－１３：００　野草移植地の柵の木切（素性の良い椿）あんこ人形より上等　１４：００ー1６：００　丸のこで柵の加工、それから現地搬入して並べてみる　　　　　　１６：３０－１７：３０　大潮ではないが潮が引いてナギだったので磯へ　　　　　　　　　　　　らっぱフノリとマガニ、そして何と赤なまこをゲット

  2010年04月09日

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  今年のソーメン

  　　　　大島町文化祭作品展搬入の時間ギリギリまで作業をして何とか出品に間にあった絞りてぬぐいです。いくら【せっぱ詰るほど力が出せる】といっても今回は正直危なかった、もっと余裕を持って臨もう、そう反省しています。上の二本が私の作品、運針という苦手な工程を経て完成です、もう一反近く縫ったことになります。一番下は筒に入れた抜染液を絞り出して描き彩色を加えた創作柄てぬぐいです、最初の年はソーメンではなく「うどん」（絞りの山と谷の幅が広すぎるということ）だと言われましたが今年はどうでしょう。となりに会員のひとりの刺繍「チンチョーガーの水くみ」が飾ってあったので撮影を、右端の女性は紺のソーメンシボリを被っています。　　　　

  2010年03月28日

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  こんな場所にもありました

  「イズノシマダイモンジソウ」の自生地は山の中か湿った土手ばかりだと思っていましたが数日前に身近な場所で見かけました、【灯台もと暗し】岡田のトンネルを下った丸久旅館の向かいの急傾斜地の石積みの隙間です、それも大きな株で茎が赤いのが特徴です。あれだけ大きければ何十年物でしょう、花も種も大きいはずです。昔から流水の通り道だったのでしょう、来年は種を少し分けて貰おうと思います。　　　　　　　　　

  2010年03月17日

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• はじめての柄

  知り合いが「古いソーメンシボリてぬぐい」を見せてくれました。はじめて見る柄です、縦の三本は水を表しています、菱形の模様は何でしょうか、シンプルだけどセンスがあると思います。普通はてぬぐい一本分に切ってあるが、今日のは３本以上取れそうな長さでした、長いまま買い求めた物でしょう。生地は絞ってから染めたのでしょう、線が濃いところ薄いところがあります。この線の模様が明治から昭和初期にかけてご馳走だった「ソーメン」に似ているところから名付けられたものです。同じような絞り染めに有松・鳴海の「養老絞り」がありますが、きっと養老の滝のような模様が付くことから付けられた名前ではないでしょうか。今月末に「大島町作品展」があり、当ソーメンシボリ研究会では今年も絞りてぬぐいを出品する予定ですが、去年からほとんど進歩がなく、ソーメンからうどん絞りに戻ったと言われないか心配です。

  2010年03月14日

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• まだ興奮冷めやらず

  ７０年以上前の貴重な資料を見せてもらってから２日が経つがまだ興奮から冷めない自分がここにいる。あの日は風もなく暖かな一日だったが、ゆうべから大雨大風で２日前だったら大変なことになっていたと思う。船の遅れはあったものの、快適に目的を達して帰っていただけてよかったと思う。見せていただいた資料をどうすれば一番生かすことができるのか、ずっと考えてゆくことになるのだろう。画家藤井重丸氏の縁者の方には「こういう巡り合わせを私は大歓迎だが、大島に住む人で私のように受け取る人、興味を持ってくれる人はきっとわずかに違いない、残念ながらそれが現実でそういう前提でお考えいただきたい」と前もってお願いしてある。資料を探している者がいることを探し出してくれた人が居てこそで、関心を持って探している人が一人だけでは進展しない話なのだ。

  2010年02月27日

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  だんだん長く

  　　　たしか正月頃の夕方の５時３０分はもう真っ暗でした、昨日の５時３０分はまだ夕陽が沈んでいませんでした、当然真っ暗になるのは６時過ぎです。夕陽が沈む場所もどんどん北にずれ、海の上から今は伊豆半島の山に落ちて行きます、こうして明るい時間がどんどん増えてゆくと春が近づきます、今年はじつに寒かった、もうすこしです。

  2010年02月22日

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  腹減った

  　　　　　　下界に食べものが少なくなってきたのか、ヒヨドリの姿が頻繁に。エサが真ん中にあるので残念ながら届きません。喫茶テーブル近くの他のエサ台では遂に掟破りの進入がはじまりました、カゴが斜めだったせいかテグスの網をくぐって下から入ってきました、お仕置きのつもりで脅かしてやったら、パニックになり上の細かい網に首を絡ませバタバタと、そして少し冷静になって入ってきた下から出て行きました、とっさの時には上に行く習性なのでしょう。余りの迫力にみとれてシャッターを忘れました。　　　その後は何もなかったかのように「メジロ」が入れ替わりで何匹も食事をしています、決して一緒にカゴには入りません。　　　

  2010年02月20日

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  写真が届く

  　　　１月に帰省した孫と弘法浜でやった「たこあげ」の写真が届いた、風の強い日で勢いよく上がっていたカイトたこ、真っ青な空にポツンと白く見える、孫をダッコしながらで大変だった。それからまだそんなに時間が経ってはいないのだが、大分会っていないような気がする、生長が早いので次に会える日が楽しみだ。２年に一度の「島じまんイベント」が竹芝で５月終りに開催されるが、今回も出店して欲しいと頼まれた、２泊するからみんなで会いに来てくれるかも知れない。　　　二人の孫（２歳半の女の子とまだ６ヶ月の男の子）の最近の写真も届いた、どう見ても顔の大きさが同じような気がする、もう長男の顔がこんなに大きくなったのだろうか。

  2010年02月19日

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• 放送を聞き逃した方へ

  今日の　ラジオビタミン（にっぽん島めぐり　伊豆大島　本多保志）　を聞き逃した方へ、Windows Media Player　で再生が可能です、便利な時代になりました。

  2010年02月17日

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• 聞きましたラジオビタミン

  珍しく３組のお客さんにコーヒーを入れていたら聞き慣れた声がラジオから流れてきました。もう何度も当工房で「大島作品展」をしていただいてる島の芸術家「本多保志さん」です。椿満開・島の魅力、豊富な画題など、椿まつりに合わせた企画なのでしょう、ＮＨＫラジオビタミンにっぽん島めぐりＨＰに写真が紹介されています。やたら画面がうるさいテレビよりイメージを膨らませる媒体として「ラジオが一番」今日もそう思いました、本多さん聞きましたよ。

  2010年02月17日

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  カラフルな人形が

  　　　昨日は生憎の雨模様、そんななか元気な集団が来館、久しぶりに「あんこ人形作り体験」。写真はピンボケになってしまったがカラフルな人形が出来ました。都内の大学に通う韓国・中国・ネパール・スリランカなどの出身者で、これから大島で子供たちと交流したりホームステーを体験するという話だった。最初「外国人に体験をさせたい」言葉は大丈夫かなーと心配したのだったが日本語ペラペラでした。「あんこ人形作ったんだよー」とステー先で見せれば和気あいあいになること間違いナシだと思うのだが、言い忘れてしまった、誰か実行してくれないか。　　　

  2010年02月16日

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• 動けない・動かない

  冬の磯釣が趣味ですが、水温が急に下がると動きが鈍くなりアタリが来ません、徐々に下がって低いなりに安定していると動いているようです、長年の釣果からの推測ですが。たまたま目の前にエサが落ちてきたときに反応するだけで、口を使うのも億劫に違い有りません。私は昨日から火鉢を抱えたまま何もせずに固まっています。やっかいな申告の資料を整理しなくてはならないのですがまったく動けません、魚の気持ちもこんなものなのでしょう。人間の体温は明け方の３時から５時頃が一番下がるそうで、寿命が尽きるのもこの時間帯が多い、そうラジオで言ってました。メジロも寒いせいかエサを食べに集っては来ません、お腹も冷えるのでホッカイロを二つ貼っています、はやくお日様が出て温かくなって欲しいものだ。

  2010年02月13日

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  改良型を発見

  　　　　メジロのエサカゴを工房の周りに３つ下げて有るが、近所で改良型を発見した。底を頑丈にして蚊取り線香の支えにミカンを刺してある。商店の真ん前の椿の木に下げてある、定休日でシャッターは閉まっていたが、行ったときはカゴにメジロが入っていた（写真上）、直ぐに逃げてしまった。設置者に聞くと「椿の枝の中に隠すように置くより目に着く下の方が面白い、ミカンがなくなれば砂糖水でＯＫ、雨が降ると面倒だが」だって。何でも知っている好奇心旺盛な私の従兄です、雨でも砂糖水が濡れないよう、そのうちにカゴの屋根を作ってしまうかもしれない、そんな従兄のアイデアです。。面倒だが

  2010年01月19日

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• ジェット船の就航予想

  急な嵐や気象の変化をデーターで察知して予測して公開してくれているHPがあります、それも一週間単位で。もう過去の予想データーを見ることは出来ませんが、私は三回欠航的中を目撃・体験をしました。一度目は１２月に女房殿の職場の旅行があって、一週間前の就航予想をみたら熱海便が欠航となっていた、たとえかろうじて船が出たとしても旅行には相応しくない天候だろうと判断して旅行は取りやめ、当日大嵐で行かなくて正解。元旦に女房殿が母の見舞いに上京しようとしたとき、やっぱり一週間前予想で東京行きが欠航、大荒れだったが熱海から何とか行った、それも繰り上げ出帆だったような気がする。１月１３日孫達が東京に帰る日だったが全便欠航が一週間前に予想されていた、当日全便欠航。日程を決めるのに「予報を参考に」とは中々難しいが、この一週間前の就航予想の「まさかの３連続的中」は驚きの連続でした。実際には船に乗らなくても一週間の海や空の気象が高い確率で把握できるとなると活用の幅が広がるのではないでしょうか、有り難い情報です。　　　　　　　　　「このページの就航予想は、気象予報士である作者が、島民や観光などで来島する方々の参考のために、船と飛行機の就航の可否を予想しているもので、天気予報ではありません。」　というコメントがあるので、PRしても差し支えないと思いました、参考にしたい方はご覧ください、ちなみにこの一週間は平穏のようです、元町・岡田の入港地の予測も出ています。伊豆大島気象と交通　http://www13.plala.or.jp/oosimakisyou/index.htmlの　　　　　「船・飛行機の週間就航予想」　に一覧表があります。　すでにご存じの方も居るかと思いますが、岡田の川島さんがやってくれている「大島ブログ情報　（便利な仕組みですね）　」の中で最近みた記憶がないので紹介してみました。

  2010年01月16日

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• 急変の天候で

  静かだと思ったら一夜で荒れて高速船が欠航、急変が目立ち大荒れの印象のスタートです、が、我が家では初孫たちが２泊３日で帰省中で今日の熱海便で戻るところ、欠航でもう一泊することに、明日風が止むことを願いつつジジババには結果オーライな新年です。

  2010年01月13日

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• 何がちがうのかな

  工房の周りに「メジロのエサカゴ」を三つ置いてある、ひっきりなしに違うメジロがやってきているようで毎日賑やかです。エサカゴをみた常連さん二人が「自宅の庭にカゴを置いてやっているがカゴにメジロが入らない」相次いでそう言って見えた。何が原因でしょうか、話を聞くと、そばまでは来るそうです。当工房は町中の住宅地にあります、まわりに樹木はありますがそう多くはありません。立地条件を聞くと林の中のような環境のようです。まだ一月でまわりに赤い実や果樹が有るのかもしれません、わざわざカゴに入るキケンを犯してまでして食料を得るほど困っていないのかもしれません。その証拠に一人の人が持ってきたミカンを付けたエサカゴを工房で吊したら直ぐに入っていました。カゴが安全とわかってミカンが美味しいとわかれば、これほど便利な場所はありません、一度カゴの外にミカンを刺してみたらどうか、と勧めてみました、結果はどうでしょうか。 

  2010年01月12日

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• 大きなお年玉

  　私の父は６０年あんこ人形を作り続けました、その人形の原型は彫刻家木村五郎発案で昭和４年頃から大島で農民美術講習会が開かれ島人に伝授されました。講習会以前から「あんこ人形」を作っていた人が大島にいたという事は知っていましたが、若くして昭和９年に永眠されたので多くの資料は残っておりませんでした。調査をはじめてもう１３年以上になりますが、「あなたが探していると言うことを知って」と元旦にメールをいただきました、ご本人のお身内の方からでした、ブログを見られたそうです。当時の人形や版画や大島から出した手紙などを所蔵されているそうで、見せていただけることになりました。「あんこ人形のルーツ」に興味があるのは私くらいだろうと思いますが、諦めずに情報を発信し続けた成果です、大きなお年玉です。

  2010年01月06日

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  野鳥へお年玉

  　　　　　畑のイボタの木に絡んでいた大粒の赤い実（ツルウメモドキ）を沢山とったので、鳥たちに食べて貰おうと思って元旦に資料館・工房の入口の外壁に吊した。　　　　　　　　　　　今日は３日、赤く光っていた旨そうだった赤い実はもうひとつもない。赤い実は好物なのだろうメジロ・ヒヨドリ・灰色のちょっと大きな鳥などが飛来して食べていった、堅いからだけ残っています。いつもはミカンだけだがお年玉のつもりのサービスです。　　　　 

  2010年01月03日

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  風がやんだ

  あんなに吹き荒れていた強風が一夜のうちにやんだ。昨日の大風の中、女房殿と義妹はリハビリ入院中の母に会いに条件付で来た熱海船に乗って上京した、食事制限もあるので正月のご馳走はダメだから「大根とニンジンのナマス」だけ持っていった。今朝も面会に行って今頃は大島行の船のうえ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一日でこうも違うものだろうか、天気はミズモノ。昨日は「メジロ」も体を丸くしてエサを食べていた、今日はスマートになって三つのエサカゴは順番待ちでにぎやかです。

  2010年01月02日

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• 苦手な作業

  時節柄でいつものばしのばしにしている整理整頓に着手。今日は台所、毎日一箇所と決めてやってみています。人の目に触れる場所をきれいにするには、まず目に触れない死角にスペースを作って、そこに押し込む方法だから根本的には何の解決にもならないが、それで大満足なレベルの作業です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　外では今日も三つのメジロエサカゴがにぎやかです。数日前の大風で姿を消していたメジロは戻ってきました、ヒヨドリも増えてきました、もうすぐ巣にもどる時間です。

  2009年12月22日

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• 寒い一日です

  今日の午前中に大島元町港から伊豆半島を撮ったものです、富士山がすっきりと見えました。トラックから降りてこの一枚をとるだけでも体が冷え切ってしまいました。　　　　　　昨日から釣りに来ているというお客さん二人がコーヒーを飲みに来てくれました。これジャー島中探しても釣りができる場所はまったくないでしょう、メジナ釣りだそうです。２日いてちょっと竿を出しただけで帰られることに、東京行の高速船も欠航で踏んだり蹴ったり。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それを思うと地元の住人の釣り人の恵まれていることを実感、週一の休みに何時か裏磯に行けるラッキーを気長に待つことにしましょう。

  2009年12月19日

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• 裏砂漠のあしたぼ

  昨日は一日中冷たい風が吹き荒れました。そんな休館日に半日裏砂漠へ遠出を。毎年今ごろ「あしたぼの種」をもう何年も採っています。アシタボは種を付けて親株は枯れて子孫を残すといいます。だから同じ場所に行っても種が有るわけでもなく、足の向くままです。今年はいい場所に当りませんでした、裏砂漠はとても広くて一面ススキとイタドリとサンキライが溶岩の間や噴石の山の中に生えています、時々ハンノキなどの高い木が茂っています。欲を出して灌木の谷に入り込むと今どこにいるのか分からなくなって迷ってしまいます。常に温泉ホテルと噴火口の位置を眺めながらノンビリ歩くのがコツです。裏砂漠の広さが１００だとすると私が歩いた広さは２か３でしょう、経験＋運が必要な種採りです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　採ってきた種は右から緑色・薄茶系でふっくらしたもの・茶系でもうすぐ落ちそうなやつ、この三種類に分かれます。長年完熟した左が発芽に適していると思って採ってきました完熟＝乾燥、どうやら真ん中のふっくらした水気がある種の成績がいいようです、まだ若い緑も一週間干すと茶色に乾わきます、工房で販売します。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　何年もやってみてようやく分かってきたような具合です、直ぐに播いていいようです。

  2009年12月18日

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• 中学生地域研究発表

  １１月に大島町立第二中学校第２７回地域研究発表会「島から学ぶ、新たな知識」が行なわれた。　・大島のめぐみ・大島の海と船・大島の活気・大島の土・大島一周道路の秘密・大島とスポーツ・八幡様と天古舞、当然ながら島に関する身近なテーマです。各班は自分たちで課題を決め、６０時間の時間を費やしてテーマを検証したそうです。まだじっくり読ませて貰っていませんが、知っている方のつもりの自分でも「なるほどそうだったのか」と思うことや驚きがいつもあります。大人だから今更聞けない素朴な疑問、そんなことをしっかり調べてくれています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　当工房も何度か資料を提供したりインタビューに応えたりしたので、１５ミリの分厚い発表会資料は先生が毎回届けてくれます、書棚にはこれで５冊目です。

  2009年12月05日

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• 竹本葵太夫親子共演

  大島出身の歌舞伎義太夫語りの竹本葵太夫は新橋演舞場の「三人吉三巴白浪」（１１月１日から２５日）に出演した。この演目では浄瑠璃の掛け合いがあって、清元の太夫修業中の葵太夫の息子さんとの共演が実現した、と知人から聞いた。前におどりをやっていると聞いたことがあったが、まさか清元の修業をされているとは知らなかった。「清元瓢(ひさご)太夫」の芸名を頂戴し、２４日初舞台、２５日千秋楽の二日間無事に共演を果たしたそうだ。歌舞伎のことは何も知らないが、初舞台それが親子共演、こんな好機は滅多にないものでおめでたい出来事であったろうと思います。１１月２４日の記念写真をお借りしたので見ていただきます。親戚筋にあたります葵太夫（信吾君）とは夏に大島で会いました、貫禄が出て活躍の様子、息子さんは初々しい、「間違いなく親子」と納得の写真です。当館ＨＰの中で「大島ゆかりの文化人の一人」として大島に関係する記事を掲載しておりますのでご覧ください。

  2009年11月30日

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• 病院のはしご

  昨日の休館日を利用して上京、病院を二つ訪ねて見舞いをしてきた。私は幸いなことに５０数年の人生で一度も入院した経験がない、最近は見舞いにも行ったことがなかったが、今回感じたことは、前より病室のカーテンが閉まっているということだった。十年も前、もっと前か、たとえば６人定員の病室なら「おはよう」とか「今日は何の検査で、そこまで行けばあと何日で退院だな」といった同病の患者同士の会話が交わされていたと思う。今はそのベットのカーテンは閉じられて患者さんや家族の姿を見ることはなく、声だけ聞こえるだけだった。確かにだらしないカッコウでリラックスして寝そべっている時に面会に来られても困るし、女性の病室にいきなり大勢で押しかけたりすれば隣の女性も困るだろうし、プライバシーの保護と言うことなのだろうか。入院に立ち会った家族に細かな説明、後で読んでおいてください、で済んでいた内容も逐一説明して同意を得るというシステムに変わっていると聞いた。久しぶりに乗った満員電車の中も前は「お互い様だから」そう思ったものだが、今は露骨に嫌な顔をするし、知らんぷりだし、みんな敵なのだ、そう感じた、もう都会で暮らすことは出来そうもない。低気圧通過中に乗った帰りの高速船も「条件付の出航で戻ることもある」そう何度も放送していた、着いてみればそんなに凄い波ではなかった。あの放送を聞いて島行をキャンセルした人も居たに違いない。どっちがいいのか、意見が分かれるところだろうが、現実は何だか好ましくない方に偏って進んでいるように感じている。

  2009年11月13日

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  いろんな「大」の字

  同じ仲間でも育った環境によってイズノシマダイモンジソウ　「大」　の花の形が異なります。来週あたりが花の最盛期だと思うので、自生地を巡ってみたいと思っています。今日の写真は工房で生長させている株の花です、湿気を維持して種の発芽まで試してみようと思っています、秘訣は水をたやさないこと。

  2009年11月10日

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• すっかり生活の一部

  義父母の家（女房殿の実家）までは車で１５分、泉津という集落にある。義母は食事制限が必要で義父は足腰が痛かったりで、軽い介護のような状況からスタートしてほぼ毎晩泉津に通うようになってもう５年近くになっている。私はというと、家にいて女房殿の帰宅（９時半頃）まで夕食を待っていることは出来ないから最初から一緒に通った。実家に向かう車の中で缶ビールとつまみを貰い、着けば食事をしながら焼酎を、そして夏なら薪のお風呂に入って、仕上げに缶ビールを飲みながら帰ってきて１０時前には寝る、ずっとそんな生活だった。５年も続けるともうすっかり習慣・生活の一部になっていた、義母は数日前に骨折して都内の病院に入院、という事態になって実感している。もう実家に行く必要もなく、自家で女房殿との生活は何だかしっくりとこない、習慣とは恐ろしいものだ。私は木曜が定休で女房殿は土日祭日が休みだから、年に一度くらいしか休みが重ならない、すれ違い生活はもう１０年になるから二人っきりで過す時間は極端に少ないのだ。多分ひと月もすればまた元気になって戻ってくると思うが、それまでどうやって過してゆけば良いのだろうか、ポッカリ空いた一ヶ月限定の毎夜の３時間のフリータイムをどうしよう。いろいろな夜のお誘いやイベント参加は介護を口実に断り続けてきた、立派な要介護だった義父がなくなってもう一年になる、外で飲む機会も途絶えていたから今になって誘われても気乗りがしないし何だか張り合いがない、息子だと思って付き合ってくれているとは思わないが、実父母・義父母の４人のなかで唯一の生存者なのだからいつまでも母には元気でいて欲しい、接待タクシーも再開して欲しいと願いつつ帰島を待つことにする。

  2009年11月09日

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  今年も椿の実を

  今年も「形のよい椿の実」を少しもらってきた。毎年お世話になっている、去年は不作の年回りだったが収穫できたツブは大きかった気がする、今年は街路樹も鈴生りでけっこう拾っている姿があった、豊作で実はいつもより小ぶりだ。形が整っていてツルツルした実が好みだが、下の写真のような三日月というか滴というか、こんな形も面白いと思う、毎年何か工芸品に出来ないかと思うのだが中々決め手がない。

  2009年11月06日

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• 伊豆大島発「和田三造と大島」

  画家たちに伊豆大島の存在を知らしめた「和田三造の南風」を取り上げた「美の巨人たち」が１０月１０日に放送された。「和田三造と大島」との関係にはほとんど触れられていなかったので、自分なりにまとめてブログに７回書いてみた。大島との関わりを知らない人が「和田三造を検索して」この記事にたどり着いて「へー」と言って見てくれたら嬉しいのだが。

  2009年10月20日

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• 動物は山の中で

  今は雑木林になってしまっている私名義の畑が家の上という場所にある。何度か「あしたぼ畑」にしようと伐採をしたのだったが、続かず今は前より一層の雑木林になっていまっている。その畑の周辺にサルが群れで出没しているそうで、この雑木林に「捕獲のオリ」を置かせて欲しいと頼まれた。決まった時間にこの畑を横切っているそうだ、近くには人家もある。まさかここまで来ているとは考えたこともなかった、もし「あしたぼ畑」が実現していたとしてもみんな食べられていたことだろう。「サルの通り道」のそばで畑をやっている人は大変だろう、日曜菜園でやっている泉津の畑にはまだサルは出ていないが、一本手前の沢までは来ているそうだから時間の問題か、キョンに葉っぱを食われるくらいは可愛いいレベルか。それでもキョン被害は何とか少しでも減らしたいから、「キョンの箱わな」を貸してもらえるように頼んだ、一度講習を受けてから貸出しされるそうだ、動物には山の中で暮らしてもらいたいとつくづく思う。

  2009年10月13日

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• 郷土史家になりました

  美術番組「美の巨人たちー和田三造の南風」（テレビ東京１０月１０日放送）で「南風」という一枚の絵が描かれたエピソードが紹介された。私は資料提供をした、伊豆大島と和田三造との相思相愛の間柄だったことを知ってもらいたいと思っていたが、残念ながら望外の願い事であった。それでも大島ゆかりの画家として大事にしている我々にとって「和田三造と南風」にスポットが当ったことは画期的なことだった。私が窓口になって、大島での画家の足跡や描かれた船上の人物について、島の関係者にも時間を作ったもらい取材をさせてもらったが、その場面はまったく映らなかった、せっかくの機会だったが、大島にこれといった作品がないし、確証もない古い話だから採用されなかったのだろう。私はホンノ数秒だが「郷土史家」として映っていた。明日からしばらく「あんこ人形誕生記」という別のブログの中で「伊豆大島と和田三造」について、番組では触れられなかった大島と和田三造に関する記事を載せてみたいと思っている。

  2009年10月11日

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• 10月10日テレビ東京「美の巨人たち」

  俳優小林薫さんナレーションの美術番組を時々みている、画家の「一枚の絵」を巡る話で、しっかりと取材した今時珍しく内容の濃い３０分番組だ。「大島を描いた画家」の原点とも言える明治末期の和田三造【南風】が放送される。南風と言えば伊豆大島が舞台、取材班が来島されて私のところにも見えたので資料を提供し、インタビューにも応えた。和田三造の「初期作品と画学生時代」の番組だから大島が中心だと最初に聞かされて期待もしていたが、それだけではなくなってあまり紹介できなくなってしまった、と連絡があった。テレビってそんなものだと常日頃から思っているので、大きな期待をしてはいなかったが、せっかくの機会だったからやっぱり残念な話だ。大島ゆかりの大事な画家だと私は思っているので、少しでも番組のお役に立てていれば嬉しい、ちょっと出番がありそうだが「場違い」に映ってなければいいが。果たして、八丈島行の郵便船が難破して大島にたどり着くことが出来て、乗り合わせていた和田三造も生き延びた、大島の存在すら知らなかった和田三造がそれから何度も大島に通って描き上げた作品が「南風」、どんな風に紹介されるのだろう。１０月１０日（土）テレビ東京　「美の巨人たち」　　午後１０時から　　和田三造の「南風」

  2009年10月07日

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  タイワンホトトギス

  　　　　島にとっては外来種になるが、庭の真ん中に向かって芝生を乗り越えてエリアを広げています、もう植えたところから1メートルは進出しています。種と根で増えるから「タイワンホトトギス」の前進力は圧倒的なので保護しなくても絶えることはないでしょう。大島自生の「ホトトギス」はこれほどの繁殖力はなくノンビリして頼りなげに見えてしまいます、今咲いている自生の花の種が熟した頃に山に入って種をもらって殖やそうと思っています。

  2009年10月06日

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• 何と強い植物だろう

  館内に切り花を飾っておいたらすっかり枯れてしまっていた、捨てようと思ったら何と枯れた切り口から根が出て、元気な新芽まで伸びていた、何と強い花だろう、園芸店で買って増えた「タイワンホトトギス」（ピンボケでした）。明日はこの花の正体を写真に撮って紹介します。

  2009年10月05日

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• お粗末なことで

  HPにアクセスカウンターを付けて３日目、順調だったので昨日のブログにそのことを書いた。今日HPを開いたらエラーになって表示がされなくなっていました、何が起きたのか、どこを操作すれば復旧するのかさっぱり分かりません。ただコピーして貼りつけただけなので、それが何処に存在するのかさえ調べられません。簡単なことなのかも知れませんが、PC初心者には高い壁です、こんな時は「きっと止めろと言うことだろう」そう受け取ってあと３日ほどそのままにして変わりなければ消去しようと思います。システムの知識がないと言うことは実に無力なことですが、それを専門に学ぼうとするパワーはないので今のレベルでできることをやって行こうと思います。

  2009年10月03日

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• 藤井達吉なんでも鑑定団

  昨日（９月２９日）の「開運なんでも鑑定団を見たか」と知人が寄ってくれた。「ムンクの絵まで泉津で見て帰ってきた」というと「藤井達吉の大島作品が紹介されていたぞ」という話をしてくれた。鑑定品が大島を描いた作品と言うことではなく本物だったので、作家の経歴の中で作品が映ったらしい。大正５年頃の「大島風物図」という屏風作品があることは知っていたが、多分その作品や椿だったのだろうと思う。昭和３年には友人が主宰する俳句雑誌「アヲミ」の表紙に【大島】というタイトルの絵、他に大島に来た時の思い出を少し書いた文章が有ることを名古屋の方に教えていただいて見たことがある。どんな風に紹介されたのか、再放送をぜひ見たい、大島を描いた画家の中で興味深い芸術家だとずっと思っていたので、未だ見たことのない大島作品があるといいのだが。

  2009年09月30日

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  今が満開

  資料館の周りに株分けして殖やした「ホトトギス」を植えているが今が満開、花粉を運ぶ蝶の仲間が忙しく飛び回っている。何年も前にはあちこちの土手や築地の隙間などに咲いていたものだが、これだけまとまった自生地はほとんど見ることが出来ない。育った環境で斑点の大きさや色が違う、写真の花は山の畑から株分けした物で、色も淡くて品がいい。種を持つ前に花が落ちてしまうのは受粉していないからだろうか、まだひとつも種を持ってはいない。ハッポウの鉢のホトトギスも順調に増えて２０をはるかに越している、この夏ハッポウの鉢は日蔭に避難させなかったから日に焼けて葉っぱが黄色く先っぽが茶色くなってしまっている。　　　　

  2009年09月29日

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  地味な趣味紹介

  きっとこんなこと他にやっている人はいないだろう、という収集に取り付かれてしまった。湿った道路や側溝に生える「コケ（苔）集め」、運転しながらキョロキョロその存在を確認して、暗くなってからゲットする、明るいうちはさすがに恥ずかしい、岩がむき出しの沢なども登ってきた。もう２年近くやっているが段々夢中になっている、場所によって種類が違うから面白い、水さえ涸らさなければきれいに生長するが、水を忘れるとすぐに結果が出る、嫌われ者の雑草、畑でも大きな顔をしている厄介者だがデリケートな生きもののようだ。普通に暮らしているとあまり感じないが、ここ数日は極端に地面はカラカラ状態で自然界の植物は雨を待っているようだ、今朝収集に出かけた廃道のコケが干からびはじめているから相当な飢饉に違いない。せっかく行ったので少し採って来て鉢に植えた。うまく育てれば水が好きな野草と寄せ植えにすればいい鉢になって楽しませてくれる。写真上は本日の収穫（巾３５センチの鉢に）、下は２年物の鉢、小ぶりなイズノシマダイモンジソウと相性がいい、もうしっかり根付いている。　　　　

  2009年09月28日

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• 姉と弟のツーショット

  生まれたばかりの弟君を笑顔で紹介する初孫おねーチャンです。まだ２才ですが何でも分かる何でも覚えている賢い子です。秋の連休には「ばあばあ」が会いに行ってきて写真を見せてくれました、来月になったらきっとジージーも逢いに行きたいと思っています、日帰りではちょっときついので一日臨時休館にして。

  2009年09月27日

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• ひまわり号その後

  日野市から大島町に寄贈していただいた移動図書館車「ひまわり号」が本稼働をはじめて半年が経とうとしている。当工房の道向が「ひまわり号の車庫」なので休んでいるのか、巡回しているのか、帰ってきたのか、ガレージが開閉する音で居ながらにして直ぐ分かる。最初の頃は町の広報誌で時々活字で名前を見たが、最近はあまりお目にかからない、順調に島暮らしが慣れてきたのだろうか、それとも「生れ故郷の日野」が懐かしくホームシックにかかってはしないのだろうか。昨日おこなわれた町議会の一般質問で「ひまわり号の近況と課題」について議員から質問がされたと聞いた、そっくりいただいた車と書籍、大島で本の整理から積み込み、運転まで一手に引き受けているボランティアの方々の存在をどう受けとめ、これからどう展開しようとしているのだろう、質問の要旨を誰かが何処かで教えてはくれないだろうか。

  2009年09月26日

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