島の野草を保護増殖させたい
私は長いあいだ島の野草を殖やすことにチャレンジしてきました。女房殿は「自然に置いた方が増えるんじゃない?」と言われ続けていますが、現実は厳しくて今度こそは、そういうレベルの話です。私の興味は、イズノシマダイモンジソウ・ホトトギス・サクユリ、樹木のヤマボウシにあります、身近にあって楽しめればと思います。しばらく前の話ですが、大島一周道路の野増と間伏の中間にある道路に歩道をつける工事が始まるという情報を聞いた野草仲間が「工事前の土手を崩す直前に野草を採取させてもらいたい」と交渉してくれて、貴重な株をゲットしました。実は数年前にも反対側の土手工事の時に採取させてもらっています、その時より株自体は小さいのですが、200個近くありそうです。さっそく帰ってから、用意していたミズゴケの三つのトレイに植え付けました。一年くらいこのままにして根が張ってきたら、他に移植したいと思います。車が多く通る幹線道路なので、何だか見られるのが気恥ずかしいようで、また盗掘者に間違われないかなども考えて、夜明けとともに出勤しました、それでも結構車に行き来がありました。このイズノシマダイモンジソウは水を切らさなければ元気に育つ野草です、夏場が乗り切れれば大きくなれると思います。日向に置かないで大事に育てたいと思います。関連記事がHP 伊豆大島文化情報館・藤井工房にありますので、ごらんください。torafujii.sakura.ne.jp/3daimonji.html