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カテゴリ:亀の事。
カズヤという男に拾われたネコは、カズヤを想った。
仕事で帰りが遅いカズヤをネコは、カズヤが帰ってくるまで待った。 カズヤが帰ってきたとき、ネコは玄関で眠っていた。 カズヤは何も言わず、ただネコが自分を待っていたことを知った。 カズヤはネコを自分のベットに運んだ。 ネコが目覚めると、まだ空は明るくなかった。 ねぼけていたから、カズヤが消えてしまったのかと不安になって、小さな声で鳴いた。 その鳴き声に気づいたのか、カズヤはネコを抱き寄せた。 そしてまたカズヤの腕のなかでネコは目を閉じた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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