カテゴリ:子育て・受験生
振り替え休日のコタロー、 遊びに行った帰りに立ち寄った古本屋で うっかり鍵を掛け忘れ、チャリが盗られた。 普段は、コンビニでお茶一本買うときも 鍵を忘れることはまずないという。 間が悪いというか。 そんなものだよね。 本屋から出て鍵を探し、掛け忘れたことに気付いたが、 盗られたと思わず、どこに置いたっけ?と少し探したらしい。 やられた!と気付いて、たまたま近くの購入した自転車屋に相談したらしい。 手続きの方法を教えてもらって、 「防犯登録証はうちにある?」と私に電話がきた。 すぐに探して、現場近くの警察署で待ち合わせた。 先に着いたコタローがすでに説明をしてあった。 私から防犯登録書と印鑑を受け取り、自分で届けを出し聴取を受け、 私はロビーのベンチで待ってた。 「買った時は3万円だが、1年半乗った自転車はいくらの価値があると思うか?」 と尋ねる警官の声が聞こえる。 毎日40分かけて通学する彼の自転車。 価値は今だって3万円だよ・・・って私は思う。 コタローも答えに詰まり、 「ついこの間カゴを取り替えたし、どこも悪くないし・・・」 って言ってる声が聞こえる。 相場は最高でも半額だと警官が説明している。 「それなら15000円・・・」と答える声に、 どこか納得いかない気持ちが現れていた。 書類に署名捺印し、手続き終了。 私は登録書と印鑑を届けただけ。 あぁ、大人になったんだなぁ~としみじみ思った。 私だったら、とられたと気付いた時に、まず家に電話しちゃうよ。 それとも怒られると思って、自分でなんとかしなくっちゃと思ったのかな? 家に戻って晩ご飯食べながら家族で顛末を話した。 コジローは 「買ったときの書類って大事なんだね。」と、これまた良いところに気付いた。 つい先日、友人の子がバイト帰りに自転車窃盗で補導されたときいた。 ちょいと拝借!という感覚らしい。 その時、親として何を教えるべきかと、友人と話した。 自分はちょいと拝借!でも、 相手はもしかしたらその自転車がないことでバイトに遅れ、 クビになるかもしれない。 バスに乗らずにお金を貯めて、やっと買った自転車かもしれない。 そんなふうに相手のことを想像したら、 拝借という発想かいかに自己中心がわかるんじゃないかと。 今夜、我が家でもその話をした。 鍵を忘れちゃいけないと家族一同痛感もしたし。 まあ、とにかくいろいろ学んだ。 「借りた」人がいい場所に乗り捨ててくれて、 無事に発見されることを祈ります。 しばらくはボロボロでタイヤの小さいコジロー号で通学だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月03日 13時03分21秒
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