2010/11/10(水)18:10
出来ればムカつかずに生きたい(田口ランディ)
できればムカつかずに生きたい(田口ランディ)
田口さんのインタビュー記事を新聞で読んだ。
なかなかうまく生きられない若者たちに送るメッセージみたいな記事。
明るく、友達が多く、何かに熱中してる青春じゃないと、
どこか問題児・認められないみたいな大人(世間)側の見方に疑問を投げ掛けるような記事だったように記憶している。
その記事の最後に、
「もっと言いたいことがあるけど、
『できればムカつかずに生きたい』を読んでもらえたら…」と書いてあった。
この本は田口さんの生きてきた道や、
取材で出会った人や出来事をつづったエッセイ集。
本の紹介文には
「生きにくいこの時代を生き抜くために、
自分の頭で考えたヘヴィでリアルな「私」の意見」
とある。
「17歳の頃、なにしてました?」
から、
「悲しみのための装置」
まで、みんなおもしろく読んだ。
田口さんはかなり変わった家庭で、
かなり人並みはずれた経験をしたんだな。
いつも、
「これじゃあダメなのか?」
「どうしてこうなんだろう?」と
自分と世間の相違に疑問を感じながら生きてるんだな。
いろんな事を知りたいんだな。
わかろうとするんだな。
だから、やさしいのかもしれないね。
電車で読むのにちょうどいいかも。
でも、ときどき泣きそうになるから注意のこと!
今日の弁当
鶏からあげ
人参スープ煮
ブロッコリーのチーズのせ
きんぴら
ひじき
ゆで卵
りんご・柿