1137733 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

物欲☆あんず雨

物欲☆あんず雨

名古屋城大爆破

風神の門」第15話・ネタバレ有り日記(2005.6.21)

[名古屋城大爆破]
しゃちほこ、危うし!!…じゃなくて。
あいすみませぬ。正直申さば、名古屋城の命運はイマイチ身を入れて観ていなかった私めにござりまする。
気になりまくりなのは、『青子&獅子・珍道中』の行方…。

名古屋に入った才蔵とお国、荒れた社で地元の甲賀者と待ち合わせ。その助力が得られるよう、佐助が手配してくれていたよう。(佐助、イイ人だよ、あんたは…)
甲賀者が姿をあらわす前、家康や豊臣を裏切った西国大名らを狙う石田三成の元家臣ら4人と出会います。
彼らへの、徳川方からの襲撃を受け、応戦する才蔵。しかし、やる気満々だったわりに、あっけなく死んでしまった4人。(名古屋城下での徳川方の警戒体制の完璧さを表現するための捨てキャラ??)
直後、現われた甲賀者・佐平次に伴われ、才蔵&お国は彼の小屋へ行くことに…。

京。牢人たちへの入城要請のあと、梅が枝のいる遊女屋を尋ねる佐助。(『泊まって行きたいけど、忙しくて…』とじりじりしている佐助が可愛いです)
梅が枝から、青姫が獅子王院に連れられて旅に出た…と聞き、佐助驚愕。

その青子&獅子王院。名古屋城下の旅籠に滞在。早く東国に下りたいと我が儘三昧の青子。なだめる獅子王院。獅子はこの名古屋で、城主婚儀の翌日、板倉に青子を差し出すことになっております…。

山中の小屋。今は猟師をしている佐平次、かつては名古屋城に何度か忍び行ったことがあるとかで、名古屋城の模型まで作っています。
佐平次に名古屋城内の様子を聞こうとする才蔵、だがしかし、忍びなら自分で調べろと言われてしまいます。
(ケチ~~。『助け』にならないじゃん!)(宿だけ提供??)
そこで、お国が鳥居家の鑑札を使って城に入り、調べると宣言。

佐助が、佐平次の小屋に尋ねて来て、幸村・九度山脱出の様子を伝えてくれます。
さらに、青子が獅子王院と旅立ったらしいことを聞き、動顛する才蔵。自分のかわりに青子を探して欲しいと佐助に頼むものの、すぐに大坂へ戻らねばならないと断られ、佐助を薄情だとなじります。佐助は佐助で、大坂方には勝ち目は無いと言い切る才蔵を冷淡だと非難。
「俺は、おぬしのそういうところが好かん!」と言い捨てて行く佐助ですが、『そういうところ』以外は大好きなのね…という感じで微笑ましゅうござりまする。

板倉に天井裏からあれこれ報告の獅子。闇の中に白塗りの顔だけ浮かんでて、『元祖・獅子王院』の雰囲気。ひょっとして白塗りは、闇からの報告のとき、せめて顔だけわかってもらえるように…という配慮??(要らない配慮な気が…)
才蔵が、いまだ大御所を狙っているらしいと聞き、不安に思う獅子王院。

才蔵は『名古屋城大爆破』に向け、着々と準備。お国は城内調査。闇の中、風魔の巡回を警戒しつつ、天守閣の柱や梁の太さをちゃんと計っている様子が健気でござりまする。
翌日(?)城内で俊岳と対面するお国。正式に娘として迎えてもらう前に、隠岐殿に暇乞いをしたいと切り出します。お国の様子を少々不審に思う俊岳。お国が去ったあと、俊岳の(お国が)落ち着きを失っているようだ…との言葉に、元気良く「はい!」と答えてしまう獅子王院。あわてて「いささか…」と付け足してみたり。(お国が『使えね~間者』であることは、到底愚痴れない気の毒な獅子…)

獅子王院の手下・鬼三(名前のわりに、ヒトの良さそうな忍び)にお菓子を買いに行かせている隙に宿を抜け出す青子。
一晩、荒れた社で一人過ごして心細い青子。翌日、ようやく探し当てた獅子に向かって、「昨夜、ずいぶんそなたの名を呼んだ…。来るのが遅い!」となじります。
「昨夜…、私の名をお呼びになったのでございますか…?」獅子、思わず確認。内心、大感激の瞬間です。才蔵の名ではなく、自分の名を…。

獅子、徹夜の青子捜索&発見・大感激♪の隙に、才蔵&お国はまんまと名古屋入城。
慌てて、板倉や俊岳に城への才蔵追跡を頼むものの、却下されてしまいます。

城内、着々と爆破装置を設置する才蔵。しかし、風魔に見つかってしまい、お国と共に、そのまま家康の寝所へ。
しかし、家康寝所の前に立ちはだかる俊岳!「ここは通さん!!」(きゃ~~素敵~~~vvv)
乱闘の中、お国はついに俊岳の肩に一太刀!!以前、間者たるもの、父と思わず斬れ、と俊岳に言われていたものの、まさかその場面を迎えてしまおうとは…。

爆発が起き始め、城が震動。逃げまどう家康。これで最後の大爆発が起これば、家康は城の下敷きに…。
ところが、不発。最後の爆弾への導火線は、その場でこと切れた風魔が切断していたらしい1カットが。(風魔、プロの仕事!!)
才蔵、歯がみして悔しがりつつ、お国になだめられ、ようやく区切りをつける決心。
二人で京へ戻ることにします。

青子を板倉に差し出す当日。歩みの止まる獅子王院に、何も知らない青子は足が痛むのなら引っ張ると、優しく杖の先を向けます。それにつかまり、青子に導かれ歩く獅子。
その脳裏には、これまでの楽しかった旅の思い出が走馬灯にように…。(青子に、イイように使われている思い出とも申せまするが)
駆け寄った鬼三から、才蔵&お国が同じこの道をしばらく後からやって来る、と聞いた獅子王院、青子にこの場でしばらく待つように言い、立ち去ります。
獅子は、青子を板倉に渡すという己の任務を放棄、才蔵に託したのです…。

青子との再会を喜ぶ才蔵。獅子について才蔵が言うあれこれに、「獅子どのは『見た目』ほど悪い人物ではない」と天然フォローの青子。(じゃあ、やっぱ『見た目』はわる…)
才蔵らと楽しげに京へ向かう青子を、陰からそっと見守る獅子王院。
俊岳へは、姫は才蔵に奪われたと報告…。不興げな俊岳。(娘には斬られるし、部下はヘマするし)

そして物語は京・大坂へ…。

風神の門 第壱集風神の門 第壱集風神の門 第弐集風神の門 第弐集


© Rakuten Group, Inc.