物欲☆あんず雨

昨日、広島の叔父より、広島市内人気店の美味パンや美味お菓子が到着♪

そして、時々入れてくれるクーポン付きご当地ナビのような冊子も共に。

「く～～ッ!!ヤな感じに、お好み焼きやら牡蠣三昧料理やらの写真が美味しそうに…」と、すぐに飛んで行けない口惜しさに悶えつつ、パラパラしておりましたらば!!

『広島市街からのドライブナビ』というページ冒頭に、見慣れたお城の写真が。

「お♪岡山城♪♪」と思い、よくよく見ますれば、なんとコレは、先日行った宇喜多フェスティバルの様子を写したものではござりませぬか!!!
（後から冷静に考えたら、今年のフェスへのオススメ欄で御座りまするゆえ、写真は昨年フェスのものだったようです☆）

意外なところで楽しき思い出が蘇り…とよくよく紹介記事を読みましたところ…。

タイトルが「秋のおかやま　桃太郎まつり」で…。

「岡山城一帯で食と芸能と歴史を楽しもう」というフレーズに続き、『楽しいステージやイベントも盛りだくさん』…とか、『食の自慢市』とかのご案内はありますのに…。

そのオススメ文の中に、『宇喜多』の文字は、一言も…。

ええ…。
10月9日（土）～11日（月）まで、そのフェスは あくまで「（秋の）桃太郎まつり」、『桃太郎オンリーイベント』の様相にて候で…。

岡山で一番有名な武将といえば『桃太郎』…といった雰囲気なのです!!
（そりゃ～、駅前の像も、桃太郎ですけどサ…）

…ぐぬぅ…。
こ、これは、さすがは『安芸の国』発行のクーポン本…という事なのでござりませうか…。

信長の命令による秀吉の中国地方侵攻の折、それまで毛利方だった宇喜多が、コロリと秀吉方に寝返ったがために、その後、国境での勢力を一気に弱めてしまった毛利、その事を、今でも恨みに思い、宇喜多の名は出したくない…との事なのでせうか♪

はたまた、それより前も、味方になったり裏切ったりがビミョ～この上なかった宇喜多直家サマが、毒を盛る気満々で、毛利両川（毛利元就の次男・吉川元春と三男・小早川隆景）を「ね～、うちの城にゴハン食べに寄らない～～??」と招待したエピによって…。
（両川、当然の如く『いや、せっかくですが、急いでますんで』と、スルー☆）

『毒』イメージ濃厚の『宇喜多』という活字を、食べ物の紹介多めのクーポン本に掲載するのは如何なものか…と、編集スタッフ様が判断された…という事もあるのでせうか♪♪

いや、そうだったら、むしろ楽しい…と、思いつつも…。

宇喜多のウの字も出て来ないウキフェスの紹介文に、やはり複雑な気分の私めなので御座りました…☆