カテゴリ:原爆と原発と
当日(7月19日の晩)拝読叶わなかったので、こちらにまとめさせていただきました。(平伏)
ハッピー @Happy11311 ただいまっ(^O^)今日は朝は太陽が出て暑かったけど昼には曇って涼しく感じたでし。明日は気温下がるみたいで体調に気をつけなきゃでし。 続き1:今日は4号機新燃料の残り一本の取り出しと共用プール建屋への移送が問題なく無事に完了したみたいでし。先ほど東電もプレスしたでし。 続き2:4号機の新燃料取り出しは、18日と今日19日の二日間で取り出したでし。オイラが聞いた話だと新燃料の表面線量等量率は2~3mSv/h位だったみたいでし。オイラの予想と大きな差はなかったでし。散水と軽い水ふき程度の除染だし、しっかり除染すればもっと下がると思うでし。 続き3:新燃料取り出しで一番心配してたのは、ラックから吊り上げる時にラックと新燃料の隙間に細かい瓦礫が詰まっててスティックし途中で吊り上げられない状態になることでし。今回はスムースに吊り上がったみたいだから良かったでし。でもまだまだ沢山あるから、確実な対処法を考えないとダメでし。 続き4:新燃料の吊上げは、多分ほとんどの人が最初から最後までクレーンで吊上げたと思ってるだろうけど、それは違うでし。ラックから引き上げるまでは手動のチェーンブロックで作業員が吊上げるでし。 続き5:吊上げる作業員は巻き上げるチェーンから伝わる感覚と水中カメラの映像でスティック(ひっかかる)してないか確認しながら吊上げるでし。炉内の水中作業はクレーンで最初から引き上げる事はしないでし。 続き6:通常クレーンや燃料交換機で直接吊り上げる場合はロードセルや過負荷制御装置が付いてて荷重を見ながらやるでし。まぁ基本的には手動チェーンブロックで人間の感覚でやるのが一番安全でし。オイラ達も炉内作業する場合は手動が多いなぁ。但し重い物だと手動は疲れるでし。 続き7:普段定検でも炉内作業の場合は手動チェーンブロック使う事あるんだ。炉底部からだと30m位巻かなきゃならないんで重い物だと一人じゃ大変でし。そういう場合は途中で交代しながら少しずつ吊り上げるんだけどね。 続き8:今回は重量も300kg位で10m位だし装備も通常定検と同じだから比較的楽なはずなんだけど、環境が普段とは大きく違うし炎天下じゃ大変だったかも。とりあえず何事もなく安全に無事完了して良かったでし。携わった作業員の皆さんお疲れ様でした。 今回取り出したのは、まだ使用前の、『水から出た状態でも、人間が近寄ることの出来る燃料』…。 少しでも水から出てしまったとたん、側に居る人間を即死させてしまうほどの使用済み燃料の取り出しに向けての、いわばモックアップ(予行練習)の、さらにその前準備のような作業だったのでござりましょう…。 使用済み燃料の取り出しは、ハッピーさんがつぶやきの中で仰せの通り、取り出し用の設備や機器、そして、4号機にカバーリングをしてから…でござりまするゆえ、計画通りに行ったとしても、まだ2年近く先…。 それまで、使用済み燃料プールに影響があるような地震や津波が起こりませぬように…と、やはり、お祈りするしか手立てがないのでござりましょうね…。(落涙) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年07月21日 14時25分54秒
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