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【亞】の玉手箱2

自然農法の2人~奇跡のリンゴの原点~

思い出す人物が二人います。
一人は「自然農法」を提唱した福岡正信さんです。
やらなくてもいいことは何かを探って、
耕さない、無農薬、無肥料、無除草の農法にたどりつきました。
 
もう一人は、世界ではじめて
無農薬、無肥料のリンゴ栽培に成功した木村秋則さんです。
 
【自然農法の二人~奇跡のリンゴの原点~自然の力にまかせる】

天雷无妄の卦より
2番目の爻辞(こうじ)に、
「耕穫(こうかく)せず、しよせざれば、往くところあるに利ろし。
象に曰く、耕穫せずとは、いまだ富まんとせざるなり。」
 
田畑を耕さなくても収穫があり、開墾しなくても土が肥えるという意味です。
自然の力にまかせていれば、必要なだけの収穫があって足りるということで、
富もうとして獲りすぎない、開墾しすぎないことだとも教えているのです。
たとえば、海の魚を捕りすぎないことでもあり、
森の木を切りすぎない、山を削りすぎないということをいっているわけです。
 
この爻辞を読むと思い出す人物が二人います。
一人は「自然農法」を提唱した福岡正信さんです。
やらなくてもいいことは何かを探って、
耕さない、無農薬、無肥料、無除草の農法にたどりつきました。
 
もう一人は、世界ではじめて
無農薬、無肥料のリンゴ栽培に成功した木村秋則さんです。
お二人とも、より自然に近く、
よけいな手入れを省いた農法を実践しましたが、
そこに行き着くまでには、大変な苦労を強いられました。
 
木村さんは無農薬のリンゴ栽培をはじめてから十年近くの間、
なにも収穫できず、極貧生活を送ったといいます。
しかし自然が作る土により近い土づくりをすることで、
生命力の強いリンゴが育つようになったといいます。
 
        『超訳・易経』 第五章より

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