040065 ランダム
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魔槍兵anotherGUの活動記録

記念にアソパソマソ

ふと思った。
アンパンマンは、そしてアンパンマンの世界観は思ったより
単純ではないかもしれない、と。
なので、アンパンマンの世界観をMRIを参考に、あるいは引
用して考えようと思う。
ただの妄想屋だと思うのなら勝手にしてくれ・・・。

昨今のアニメのアンパンマンは、実に明解な善悪二元論の構
成でできている。勿論、例外もいるが・・・。だが、今回は
そこに裏の悲劇、真実がある事を想定し、まとめてみる。


その世界は、あるようでない半ば「異界」のような場所、物
理法則などの自然としては普遍であるが、外界からの電磁波
、粒子、その他諸々をいっさい受け付けない世界であった。
そこにあるたった一箇所の「GATE」を発見した獣人(新人)
と人間(旧人)は、その土地の主権争いで、まもなく核戦争
に突入、13年後には獣人は人間の重要拠点のほとんどを撃破
、敗退させ、捕虜の人間は過酷な労働を強いられた。外界で
も種族間の戦争が勃発し、人間の人口は激減。「GATE」発見
から30年後、捕虜の人間の子孫は獣人の「動物園」で飼育さ
れ、まだ抗戦しているレジスタンスは山や密林の奥地を根城
にして生活していた。獣人政府は最早人間に反逆する能力が
ないと判断。「異界」の方でも人間を95%殲滅させた事から
、現地の責任者である「Kabbala」は人間の追跡・捜索を中
止する。以後百年間、獣人は平穏な生活を築き、人間は身を
潜めながら復讐の機会を狙った。


「異界」に獣人の公国が誕生して100年以上経ち、誰もが種
族間の戦争を教科書の歴史程くらいにしか覚えておらず、栄
華に酔いしれていた頃、「異界」で、通称「Jam」と
「Butter」の二人が率いる旧人蜂起軍が未明に獣人特有の体
内潜伏菌を活性化させるガスを首都を除く各都市に流す生物
テロを仕掛けた。結果、獣人の拠点は阿鼻叫喚の地獄絵図と
なり、1週間程で「異界」の80%以上を人間が占拠した。
「Butter」の指示で「獣人掃討作戦」を決行。獣人達の町村
を焼き払い、逃げ惑う獣人を老若男女を問わずに削除してい
った。第4代領主、「Kabao」は人間と交渉する。領主は和平
を希望、領地の35%を人間が領有してよい事を認めたが、そ
の直後、獣人の軍部指揮官が本国に連絡し、援軍を要請した
事が蜂起軍に露見される。「Butter」は激怒し、首都を兵糧
攻めにする。
その間、援軍が背後から襲撃してくる事を恐れた「Jam」は
「GATE」を、強力な光学兵器を使って破壊。そして3ヶ月後
、領主は降伏を告げ、首都は占領された。

「Kabao」は憎々しげに「何故このような事を・・・。」
それに対し「Butter」は冷酷に「これは贖罪なのよ・・・。
我々人間と虐げられた祖先の神々とのね・・・。」

占領後、蜂起軍は領主を含めた主だった代表の獣人を軍事裁
判にかけ、A級犯罪者として極刑を宣告。しかし、領主
「Kabao」はまだ10歳くらいの若人だったので、「Jam」の特
赦で無罪となった。その代わり、「Kabao」は公卿退位年金
を条件とした平民となる事を余儀なくされた。
人間は首都を移し、「Jam」を国王「Butter」を参謀とする
国家を形成。
「Jam」は、「これでこの世界は私の意のままになる。」と
言った。そう、「異界」は彼にとって理想郷、壮大な実験場
であった。
「Jam」は興奮しながら「この新世界は私が作り変える。私
がルール。そう、私が神に!!!・・・Butter、この新しい
世界を君と共に作り上げようじゃないか。」「・・・・・・
・・。」「Butter」は乗らない。
彼女にとって、この男はただ頭の回転が速く、手が異常に器
用な妄想屋としか認識していなかった。

2年後、まず人種隔離政策を公布し、人間と獣人の居住エリ
アを指定した。この方が異種族の衝突や差別を回避できる。
何しろ数年前は天敵としていた者同士だったから。しかし、
このまま放って置くと また獣人が結束して自分達を倒す可
能性がある。そこで、彼らの警備と監視を任務とする人材が
必要だった。だが犬猿の人間を送り込む訳にもいかなかった
。空気のきれいな丘の上にバイオ研究所を作った。「パン工
場」という名のもとで。そして「Jam」は先文明の科学の力
と自身の天才的な技能を駆使し、有機物を原料とする二足歩
行型ロボットを作った。「Butter」の指摘で原子力を動力源
にしなかった。壊れた時に半径数十キロが死の世界になるの
はごめんだ。

「Butter」の手記
第壱試作機、通称「アンパンマン」。
動力源は顔にある有機物、このタイプはアンパンである。
そして、背中にはバッテリー。本体が激しい運動をする場合
作動する。
基本的に四肢は人間の体の構造をモデルにしている。
現在、有機体の顔が何故骨格もないのに会話能力があるのか
、マントをつけると空中を飛ぶ事ができるのか、など多くの
点で不明。
製作当事者である「Jam」も多くを語ろうとはしない。言っ
たところで理解できる者がほぼいないだろう。
この自律型ロボットの特徴は、有機物が動力源でありながら
、機動能力とコミュニケーション能力が高い事である。
200mを15秒台で走り、水中でも顔面をコーティングした場合
4ノットで泳ぐ事ができる。
さらに、空中でも「熱の壁」を破るほどの速さで飛行が可能

同時に、耐熱・耐寒などすばらしいアビリティーを持ってい
る。
そして、近接戦闘に関しては勝てるものがいない。銃弾もコ
スチュームのナノ繊維強化スーツに穴を開ける事はできない

また、語学に精通し、人の心を推し量る事もできる。
実は「Jam」もこんな傑作を作るつもりはなかったらしい。
この「異界」では物質構成が外界とは微妙に違うらしく、
それのおかげで強靭な外殻(顔)を生み出せたのだ、と。
まさに人智を超えた科学の結晶。
私は思った。このAIは私達の未来を活かす事もでき、殺す事
もできる、と。
そして、私達は知らなかった。
近いうちに、このAI達に護ってもらわなければならなくなっ
てしまう日々が来る事を。


こうして次々とバイオ実験を繰り返し、駄作も含めて結構な
数の機体を作った。
しかし、こういう規格外の物の製作ではイレギュラーな物は
必ずといって発生する。
バイキンマンはその代表例だ。
彼はOAR(Organic Automy Robot)シリーズの中では最も卑劣
で愚弄な者である。
そして、「Jam」に存在を否定されたが故に「Jam」の理想で
創られた奴等や世界を憎む
。しかし愚弄と言っても科学的な思考はシリーズ最強で、後
々他の「Jam」やOARシリーズを悩ませる事になる。
ちなみにカビルンルンは少し特殊で、「Jam」の工場廃棄物
と強力な有機肥料などが合わさってできた産物だ。
かなり低脳だが命令は忠実に実行できる。
後にバイキンマンが自分のアジトで大量繁殖させ、手下とし
て利用する事になる。
また、バイキンマンにはもう一つ、他のシリーズにはない特
性を持っている。
「増殖・再生」だ。彼は自分の身体が破滅する寸前に胞子を
蒔き、そこからゆっくりと再生、復活を遂げる。
しかし、これには難点がある。
一つ目は、寄生する物体にある程度の蛋白質が含まれている
事。
もう一つは、記憶を失う事だ。
バイキンマンは自分が殺された時のこの二つの難点について
随分考えた。
そして、ある時ふっと
「あいつら(OARシリーズ)の廃棄された顔に寄生すればいい
じゃん!」
OARの顔には充分な蛋白質がある。これは第一の問題を解決
しているが、記憶は失ったままになる。
だがバイキンマンはこれ以上良い策が思いつけなかった。
こうして、バイキンマンとアンパンマンが、毎回闘っている
理由がわかる。
自分を増やすために悪さをし、アンパンマンなどの顔を媒体
にして命を繋ぐ。
アンパンマンもバイキンマンもその事実を知らない。
倒しても倒しても現れるバイキンマンと戦い続けるアンパン
マン、自分の起源を知らずに(それが「親殺しのパラドック
ス」に近い自殺行為であるというのに)戦いを挑むバイキン
マン。まるでギリシャ悲劇なのであった。
結局バイキンマンが受け継いでいる遺伝子は
「何としてもドキンちゃんの他人を上手にこき使う事に長け
たDNAがほしいという本能」
「遺伝情報に組み込まれたメカ制作本能」
「アンパンマンを敵(または標的)だと認識する本能」
を除いて獲得形質と記憶を失っているので、毎回同じ事を繰
り返す。
ちなみにバイキンマンの片割れはカビルンルンの餌になるの
で、どっちみち共生の関係となる。
つまり、バイキンマンの二つ目の目的はカビルンルンを増殖
させる事。よってアンパンマン達に対しては本気」で倒そう
とはしない。アンパンマンの顔を一つ落とせば任務達成。
あとは毎回の目的が見破られないよう、いかにうまく負けた
フリして撤退するか。
バイキンマンがあれだけの科学力を持ちながら勝てない理由
であった。

整理すると

悪さをする→闘う→敵の顔を一個捨てさせる→撤退
結果:カビルンルンが繁殖

悪さをする→闘う→敵の顔を一個捨てさせる→殺される
結果:バイキンマンが発芽、復活

キーポイントは顔を捨てさせる事にあります。
バイキンマンはこうして巧みに自分の勢力を増強させていま
す。
最終目的は、カビルンルンを天文学的までの量まで増殖させ
、その上で王国を一気に攻め滅ぼすつもりなのだろう。


歌にも結構意味がつまっている。

なにが君の しあわせ
なにをして よろこぶ
わからないまま おわる
そんなのは いやだ!
↑自らが創生された理由・存在意義の疑問。それに対する反発

忘れないで 夢を
こぼさないで 涙
↑夢=新人類への(ジャム・バタ子の)復讐。涙=新人類への
同情・哀れみ

だから 君は とぶんだ
どこまでも
そうだ おそれないで
みんなのために
愛と 勇気だけが ともだちさ
ああ アンパンマン
やさしい 君は
いけ! みんなの夢 まもるため
↑精神に記録させたジャムの洗脳効果

時ははやくすぎる 光る星は消える
だから君はいくんだ ほほえんで
そうだうれしいんだ 生きるよろこび
たとえどんな敵が あいてでも
↑アンパンマン達の垣間見える残虐性
あるいは、自らを育んだ時空連続体そのものに対して許すべ
からざる大罪を犯したジャムおじさん。
その被創造物として贖罪の義務を与えられたアンパンマンは
、森羅万象の栄枯盛衰の全てを超越した視点で見届けねばな
らなかった。
この時空連続体のエントロピー全てが最大値になる熱的死状
態になるまでの寿命を与えられたアンパンマンは、時が終焉
を迎え、星々が死に絶えるまでを死ぬことを許されない
体でじっと見守りつつ苦い笑いを浮かべているのだった・・
・。


「異界」には何十もの国があるが、これは私達でいう地域と
思った方がいい。なにしろ、未開の地。どんどん増えるのが
当然だから。そして、彼らの言う国はひとつの特定した気候
風土を持つ土地一帯を指す。


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