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2006/07/29(土)11:20

映画『M:i:lll』スーファミ全盛期の売れないRPG

映画(265)

テレビゲームが任天堂のスーパーファミコンの独占状態だった頃、人気の分野にRPGがありまして、それはそれは各社いろいろな商品をしのぎを削るように発売していました。しかし、過渡期を経て生まれたのは、ゲームの中身自体より、グラフィックやら何やらの付加価値に趣向を凝らすものでした。しかも、それらのゲームは容量を使っいきって、お粗末なエンディングを迎える事が多く、評判はすこぶる悪かったようです。 映画『M:i:lll』は、スパイ組織IMFのエージェントが世界をまたに活躍する人気シリーズの第3弾で、ドイツ、ローマ、上海と、トムクルーズ扮する主人公イーサンハント率いるチームが謎の兵器ラビットフットをめぐって、悪い奴らと戦いを繰り広げます。しかし、見終わった後の感想は空虚なものでした。まずアクションはあきたり、どこかでみたような事のあるシーンばかり、脚本もこれといって面白みのある所もなく、謎解きもなく、黒幕もバレバレ、クライマックスは尻切れとんぼ、え、これで終わりなの? って感じ。まさしく、売れないRPG、クソゲーですね。最も気に入らなかったのは、見てると胸糞の悪くなるシーンが冒頭からいきなり出て、後半にもまた見させられて、うんざり。エンターテイメント映画なら、主人公はもっとクールで格好良く描いてもらいたいものです。ああいったストレスのたまるシーンは最悪。唯一の救いは、チームの中国女のドレス姿だけ。

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