カテゴリ:小説
~先に注意~ そら。さんへ 『天使の梯子』が未読でしたら、決してスクロールしないで下さい(笑) ※えくしあも同様。
で、読み終わりました!
『天使の梯子』
小説って基本未完結状態で終わるけども、その続編って難しいよね・・・・。
『天使の卵』 の主人公、春妃が亡くなり、ストーリー自体は終わり、のはずだったが。
本書の解説にありますが、作者の村山由佳さんが、 「当時は私の理想は春妃だったけど、今は夏妃が理想の女性」 と考えたのが、本書を執筆した理由だとか。 これはね、解説を読んで頂きたい。 すごくいい言葉が並べられてるし、村山由佳さんという人を理解してます。えぇ。
そして、本作もうるうるきちゃいましたよ・・・・。 物語は「卵」から10年後のお話。 ”春妃”という存在から縛られる二人、夏妃は二人だけでなく、自分を責め、 恋人がいても気にせずにはいられない。
しかし、過去から進むため歩太から・・・・ 「もういいよ、夏妃。もういいかげん開放してやろう。 俺らが春妃に縛られてるだけじゃない。春妃も俺らに縛られてるんだ」
うわっやばっ・・・・・・・。 そして、遅れたが本作の主人公、古幡真一。 ※夏妃が高校教師をしていた頃の教え子→二人は8つ年の差あり。
彼が夏妃に言った一言。 「髪を短くした方が似合うよ」 しかし、髪を短くすると春妃そっくりなため、ずっと伸ばしていた髪。
最後、真一は髪を切ることを提案。 春妃そっくりにするためではなく、自分を許すためと、これから前を向くために。
二人の恋の本当の始まり。
うん、ホントに良かった。 村山由佳さん、、、
大好きだー!!!!!
えぇ作品ばっかりで(泣) 次の作品も期待させて頂きますorz お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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