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2006.10.31
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カテゴリ:雑記


時間が無いのは幸せなのか不幸せなのか。
中身が詰まっていれば、何時か思い出した時に
『あの時は』なんて話す事になるのかな。
あたしは今が一番大事よ。

兎に角時間が無いので差し詰め日記でゴメンナサイね。
(今回はHTMLも何にもなしよん)
差し詰め日記なのならばいっその事書くなよ!
って言われるかもしれないけれど
自分自身の中で整理をつける為に
この場を借りる事、あなたの瞳に私の言葉が一瞬でも写る事を許して頂戴べいべー。


取り敢えず近況報告ですが。

ごくごく私の身辺の知人友人のPhoto日記を見てくれてる人なら知ってるかもね。


熊本に行ってきました!!


そこ!若し私の過去の記録を見てるのならば
『おい!おまえまた行ったのYO!』っていうツッコミ忘れないで頂戴べいべー。
(何にも反応が無いのもチョッチ寂しいかもしれないぜ!)

実は祖父(母の父)が遂に、インテンシブケアユニット
別名でも何でもないけどICUに入っちゃってねー
別にただの年齢的なもので、母も嫁いで都心に来ているし
よそにやった娘、そしてその子供の私にとっちゃ
『どうってこと無い』ってのが昔ながらの考えらしいんだけど
祖母が寂しそうに「お見舞いに来てよ。」って言うので行ってきました。
片道の飛行機代、親戚への粗品、現地での諸々の費用
諭吉に羽って本当に生えるんですね!こえー金こえー!
おばぁちゃんなんか昔の人で、東京なんて海外同然よ!
って考えが普通の時代を生きてきた筈なのに
『今回はチョット来てサッと帰ればいいからね!』
ってどんだけ若い考えだよ!
『遺族に財産を残すのもいいけど
死んでから使い道も分からなくなるより
どうせなら生き金を使いたい!』
この言葉には何か貫禄さえ感じさせられますけれど
我が家に至っては生き金も死に金も蓄えてないのよばぁちゃん!

とか思いながら熊本空港に着いてダッシュで病院に駆け込んでみたらさ。
私なんかぜぇはぁいいながらトランクケースで階段を上り降りして
あぜ道、田んぼの間とか通って行ったらさ。
おじぃちゃん開口一番にこういったの。
『態々こんちゃぇえ!!(わざわざこなくていい!)』ってね!
口にチューブ入れながらね!

強がりなのか心配掛けたくないのか本心なのか建前なのか。

そんなん知りません。

ただ、おじぃちゃんが私に掛けてくれた言葉がそれだったってこと。

国語教師だったにも関わらずもともと多くは語らない人ですから。

これして欲しい!あれして欲しい!そういう事を言わない人ですから。

それなのにやけに人のすることなすこと一々心配して小言だけは多い人ですから。

本当は『心配して飛んできたんよ。』とか
『これ以上苦しい事は待ってないからね。』とか
『大丈夫だよ。』とか
おじぃちゃんの言葉に潜んでるであろう
気持ちを汲んで言えばよかったんだろうけどね

周りの人が既にそういう事は言ってたし。

上手くは言えないけれど
何でか私にはとってつけた様な言葉に聞こえてね。
それでも、とってつけた言葉でも言っておけば良かったかな。
でも何より自然体が好きな人ですから
私自身も、どうしてもそんな事はしたくなかったのよ。
もしかしたらこれがおじぃちゃんに逢うのは最後かも。
最期に立ち会えないってのは離れた所に住んでいたら良くある話だし
生きたおじぃちゃんには二度と会えいかも。
そんな事は重々承知。
でもさ、結局私もあの人の血を引いてるのね。
何より私も自然体が大好きなの。
だから、不謹慎だけれども大切な人の死っていうのを
私は自然体で自然に受け入れたくて。
厳しかったあの人が
人工呼吸器で口にチューブを入れて眠っている。
なんか機械で生かされてるって不自然だけど
なんか凄く自然な気がしてね。
あなたの立場に立つ事なら頑張ったら誰にでも出来ますけれども
私はあなたの孫だからこそもっともっと頑張って
上空から自分を含めた周りの風景
あなたの魂すらも見守ってみせる。

時間が無いのは幸せなのか不幸せなのか。
中身が詰まっていれば、何時か思い出した時に
『あの時は』なんて話す事になるのかな。

祖父不孝な孫ですけれど
これが私の自然体ならあなたは許してくれますか。
「おじいちゃん」と話しかけた時に眠気眼の目で
私を見ては口からチューブを覗かせて
ニコリと笑ってくれたのが何より一番嬉しかった。
今を思いっきり好きな様に生きて下さい。

私も今が一番大事よ。





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Last updated  2007.10.10 12:18:44
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