2005/04/23(土)06:31
These days(2)
今年は櫻を満喫した。
不景気のため売却した社宅最寄の運動場の、
進入禁止のロープをかいくぐって、敷物に座椅子を持ち込んで、
櫻の下で、櫻の花の間に空を見ながら、
あお向けに寝っ転がっていた。
櫻を純粋に楽しみたい、という思いは、
来年はこの見事な櫻達にもう会えないかもしれない、という
ある意味愛惜の気持ちが、
今年はことのほか強かった所為だとおもう。
そう思ってみる櫻は、美しかった。
桜色、という色は、透けるようで青空に映えて、
4月の少し肌寒い空気に花びらは小さく震えるような
・・・今はもうすっかり散ってしまった。
八重桜も美しいが、
やはり葉のない枯れたような木に花だけがこぼれるように咲く
ソメイヨシノは格別の存在だという気がする。
今はつつじやさつきが咲き出した。
アジサイの葉も日々勢いよく育っている。
4月から責務が重くなり、気持ちも体も疲れた思いだが、
四季の移り変わりを愛でながら、過ごそう。
”花があり、水があり、色がある。
私はまた天国に生まれた”
正確な引用でなく申し訳ないが、
斎藤一人さんの言葉である。
These days(2)/