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テーマ:見上げた空はどんな空(1469)
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ピカッ、ピカッッーーーー! 音も無く、一瞬の閃光 ほどなく、バリバリ、ドッスンーーー! 天から地へと突き抜けたのか?それとも地獄から突き上げてきたのか? どっちとも判断しかねるような轟音とともに ビリビリとマンションが小刻みに震えている・・・ タッッ、タッッ、タッッ、タッッ、タッッ と洗面所から有頂天娘が走ってくる 有「ビビッたぁ~ ドライヤー、放り投げてきた・・・ 絶対、どこかに直撃してるよぉ・・・」 空を見上げると、真っ黒な雲溜まりから大粒の雨が降っている・・・ 有「空で巨人がさぁ~木造の一軒家、両手で引き千切ったような音やったなぁ・・・ 早う行こう~」 登校仕度の手を早める有頂天娘 この場合、早く行っても遅く行っても、変わりないように思うけど・・・ 有「気合を入れて、行って参る!!」 よし、行って参れ!! 気をつけるんでぇ・・・ 有「うん・・・雷は克服したと思ったんやけど 今日のはダメやった・・・ 丸焦げにならんように、気をつけるわぁ・・・」 雷が大の苦手の有頂天娘は意気消沈して登校した・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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