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過去の川柳より抜粋。。。
>気後れて 慎み深さ 遠慮がち 乙女はにかみ 想い届かず
杏(あんず)は 桜より早く咲きますね (2003年4月1日付け)
ユスラウメよりはウメらしアンズの木 花はそっくり木はややつるり
スズメ二羽つつき花散る枝の先 桜つぼみの頃から気に入り
うぐいすや頭上澄み切るサラウンド 超近距離録音成功
>悲哀なり ひかえめな愛 耐え忍ぶ 遊びのあなた 恋愛遊戯
ヒアシンスは川柳にはありませんでした。
>正直な 真面目な愛に 思いやり 恋の告白 博愛で受く
チューリップは今頃からが盛り(2003年4月13日付け)
一日で伸びて咲いたよチューリップ 湿り風あららすずめも羽づくろい 朝露に濡れて青葉のライラック
>友情は 秘密の愛へ 変わりても 顔には出さず プラトニックラブ
アカシアの季節は過ぎました(2003年4月3日付け)
雨上がりモクレン掃ける老婆見ゆ 朝の通い路
春雨に耐えて迎える桜かな 私立大女子大入学式
アカシアの雨にしだるる枝もあり ミモザの木の緑に黄色い花
碇草~淫羊霍。。。
>つなぎ留め 君を離さず 碇草 あなたをとらえ 錨互いに
ネットで『花を強壮剤として酒に入れて飲用する』や『インヨウカク(淫羊霍)の名前で滋養・強壮剤として使われ、健康飲料にも配合されている』と出ました。
このカギであなたとらえる碇草 酒に浮かべて今夜離さず
ディモルフォセカ。。。
>喜びの ほのかな期待 無邪気まつ 恋は元気を あたえる薬
君の目はディモルフォセカの花に似て 夜に閉じゆく無邪気そのまま
木五倍子(きぶし)。。。
>嘘は罪 出会い再会 待ち合わせ 恋の縁は 儚く薄し
垂れたるは木五倍子(きぶし)の房かわが心 君との出会い無くば迷わず
李・紫花菜。。。
>優秀な 知恵の泉の 湧く思い 悲恋熱狂 恋歌を詠む
キャンパスに紫花菜(むらさきはなな)咲き乱れ 知恵の泉はあふれ紫
>愛始発 乗り越えてゆく 困難も 終着駅に 忠実な君
世に曰く李(すもも)も桃も桃のうち いやさすっぱき実こそ異なれ
桜・ゼラニウム。。。
>君ありて 幸福の日々 吾もまた 決意を秘めて 捧げ尽さん
その辺りいつも咲いてるゼラニウム 君ありてわれわれありて君
>精神美 優れた美人 心の美 高尚守る 純潔の花
忘れまい桜花咲くあの学舎 君もあの頃無垢なひとひら
恋占い
>誠実に 心に秘めた 愛ひとつ 恋占いは 予言真実
来る来ないマーガレットの花に聞く 恋の占い誰も知らない
>アルメリア 可憐共感 思いやり 心づかいに 恋は滞在
Armeriaには、ケルト語で「海に近い」という意味があるそうですね。
嫌われようとも。。。
>御身には 私を捧げ 尽くします 永遠誓う 私の伴侶
わがこころカルセオラリアの巾着に 入れて献げる嫌われようとも
>美しさ 越えた価値観 優美なる 奥ゆかしいも 稀なる女
縁取りにびっしり咲いたアリッサム 奥ゆかしきは宝物とて
猩々袴・竜田草。。。
>遠慮がち 恋の言の葉 告げる吾 受け入れられし 君の御胸に
見過ごさぬ淡き紫竜田草(たつたそう) 遠慮しがちな君といえども
>希望持ち あしたに向い 生きる日々 幸せオーラ 恋する女
裏山に猩々袴(しょうじょうばかま)の花咲けば 若き乙女ら裾の軽々
春蘭(しゅんらん)。。。
>そこはかな 気品清純 漂いて 素朴な心 恋する乙女
春蘭の慎み深き色姿 真似てみなさいそこのガングロ
黄連、片栗。。。
>華麗なる 変身遂げて 恋成就 幸せ満ちて 流麗に生き
黄連(おうれん)を三黄丸と呼ぶ医者に 恋はするまいまして嫁なぞ
>初恋は 情熱嫉妬 ない交ぜに 寂しさに耐え 春待ちわびる
片栗(かたくり)の今に絶滅すると知り なぜかさびしきジャガイモの味
ベルゲニア。。。
>順応の 気持ちひとつが 嫁姑 仲良くなれる 他人の娘
日陰でも育つヒマラヤユキノシタ じっと耐え抜く花の数ほど
連翹・満作・三叉。。。
>憧れは 豊かな希望 待ち望み 希望実現 恋成就なり
土手に咲く連翹の花鳥の声 希望に満ちゆく早春の朝
>呪文かけ 霊感信じ 君思う 感じやすさも 恋の魔力か
満作の花に呪文をかけたなら 北の空にも春は来るかも
>強靭な 心根の君 優しくも 涙もろいは 意外な思い
三椏の和紙に用して万札の 有り難くもありその強さゆえ
ベロペロネ。。。
>面白く ひょうきんな君 吾もまた 釣られて笑い 明け暮れ愉快
小海老草その名の通りベロペロネ ひょうきんものの赤き舌先
土佐水木(とさみずき)など。。。
>仏前に 供える花の 清楚なり 今日彼岸入り 春はそこまで
春光に黄金と光る土佐水木 されど清楚は人のたしなみ
>持続して 耐久実り 恋の花 気丈な愛で 春花秋実
山茱萸(さんしゅゆ)の弾けんばかり毬の花 咲いて小さき愛の気丈さ
星孔雀など。。。
>復活の 喜びの日は めぐり来て 恋再びの 幸せな日々
イースターカクタス:復活祭は春分の日以降,最初の満月の次の日曜日だそうです。
>謹厳な 親父頑張り 張り切る日 娘貰いに 月よりの使者
山丹花:学名イクソラはサンスクリット語の「シバ神」を ポルトガル語訳したことば。
>仲直り ほっと一息 猫笑う 苦難逆境 夫婦の喧嘩
カミツレ:ヨーロッパでは最も多用される薬用植物の一つであり
恋の苦しみ。。。
>可能性 はかない恋に 期待して 清浄無垢に 真実一路
アネモネのはかなき恋の苦しみを 風よ運んで彼に伝えよ
>野に置いた 蓮華草には 和やかに 風に揺れおり 心和らぐ
蓮華草私の苦痛をやわらげる そはありがたき花言葉知る
雪柳。。。
>愛らしさ 懸命殊勝 精一杯 恋ゆえ押さえ 静かな思い
愛らしき5弁の花は雪柳 枝の先々春が詰まりて
ルピナス。。。
>母性愛 安らぎあたえ 鬼子母神 我が子人の子 わらべ守りぬ
ルピナスの花逞しく昇り立ち 笑顔見るたび心安らぐ
馬酔木(あせび)。。。
>愛すれば 犠牲献身 厭やせぬ 天上天下 君ひとりなり
この身をば献げ尽くして乞う愛は 馬酔木の花のしおるるに似る
ニゲラ。。。
>知り初めて 戸惑いながら 打ち明ける 愛の言葉に 当惑の君
恋人は気づけばすでに霧の中 ニゲラの花に理由(わけ)を問えとや
風鈴の音。。。
>誠実に 思いを告げる 君ひとり 不変貞節 想い貫き
小声にて愛打ち明けるカンパニュラ 思い運べや風鈴の音
>君と吾 釣り合いがよい 鍋と蓋 苦労荒波 共白髪まで
割れ鍋に綴じ蓋とても釣り合えば 木立ベゴニア似合いの夫婦
目移り。。。
>貴いと 言われる花の 君子蘭 咲いて開いて 幸せを呼ぶ
幸せを呼ぶと噂の君子蘭 花の多さについぞ目移り
禁酒。。。
>自制心 節制守り ひたすらに 君待つ日々は 愛の喜び
アザレアのフリルをつけて甘えても 禁酒などとは出来ぬ相談
気だて。。。
>お雛さま 恋のとりこに なる日まで 飾り祭りて よい気立て
花桃(はなもも)の気立ての良さで近所いち お嫁に行ったあの娘元気か
紙細工。。。
>慰めも 今の吾には 疎ましく やすらぎ求め 旅立つ明日
そはアイスランド・ポピーの紙細工 色とりどりにこころやすらぎ
>裏切りの 孤独寂寞 幸福な 愛は再び 吾に還らじ
嵐吹く蛇の目エリカの咲く丘は 激しく燃えた愛のふるさと
閏年じゃない。。。
>めおと道 平和幸福 愛情で 乗り切るふたり 楽しい旅を
蓬(よもぎ)餅二人並んで見る背中 夫婦円満いつも願いて
>雪割の 花の健気さ 忍耐を 自信に変えて 恋にひとすじ
忍耐がまさしく似合う三角草 雪割り咲ける君の一途さ
>雲間草 活力自信 与えてよ 貴方に告げる 愛の言の葉
返歌忘れ(笑)
よもや初恋。。。
>慰めは 待雪草の 花を見て まさかまさかで 気持ち収める
うつむけるスノードロップ恥ずかしげ 君のまなざしよもや初恋
カランコエ。。。
>私だけ あなたを守る 沢山の 小さな思い まとめて告げる
おおらかなされど小柄なカランコエ 咲いて悲しき君の思い出
クロッカス。。。
>焦燥の 不幸な恋の 切望は 裏切らないで 捨てないで
身を賭して捧げてくれたクロッカス 庭のどこかに咲けばいいじゃん
沈丁花。。。
>不死不滅 甘い生活 何時までも 続くと思う おんな浅墓
香りたる今を盛りの沈丁花(じんちょうげ) 無駄と知りつつ君を褒め上げ
>雄々しいわ 素敵な心 持つあなた 引く手数多で ライバル多し
雄々しやなアフェランドラの葉の様に 白くくっきり目立ちはなやか
うましか?。。。
>精神美 優れた美人 今の世で 望は無理な うましか女
>巡り来て彼岸桜の咲く春は 年食うほどに願う安らぎ
>恩恵の 希望期待は 持たずとも 慎ましやかに 優美に生きて
黄梅(おうばい)に希望託して君も立つ その名に恥じぬ迎春花たれ
ご無沙汰でした。。。
>女あり 温順謙虚 純潔な 慎み深さ 誠実な愛
春ゆけばスミレの花の咲く頃に 君の願いも叶う幸せ
>別離まで 思わせぶりな 軽率さ 神のお告げは 夢まぼろしか
たんぽぽのほほのふくらみ君に似て ふわり逃げゆくその実吹く風
>思慮深い 貴方歯がゆい 躊躇して 思案投げ首 私を待たす
棕櫚竹(しゅろちく)の素直に伸びたその葉から 聞ける素直な言葉いつの日
蕗に恥じかく。。。
>公正な 裁き受けるは 厚かまし 公平望む ダブルな不倫
世の中に浜の真砂は尽きるとも 蕗に恥じかく格差蔓延
アグネス。。。
>無意識に 振り向く道に 乙女あり 無邪気な笑顔 デージーの花
雛菊の花と歌えばアグネスの 舌も足らずにいた頃無邪気
シネラリア
>君と行く 人生行路 愛の旅 常に明朗 常に快活
鉢花といえど快活シネラリア 若さはち切れ窓辺にぎやか
遅れました。。。
>吾は待つ 情けにあつい 君ありぬ 飛翔光輝の その日々までを
小ぶりなるピンクかわいいローダンセ 我が子見守る若き母親
>なまくらに 自由気ままな 暮らしぶり 先で泣き見る 女の哀れ
春を呼ぶつぼみ可憐な猫柳 やがて自由に羽ばたくくせに
フリージア。。。
>あどけなさ 無邪気喜ぶ 吾子ありぬ 親愛慈愛 見守りし母
『 南アフリカで植物採集をしていたドイツ人、C.エフロンが発見し、親友の医師フレーゼの名をつけて紹介し、現在の名前に至る。和名は浅黄水仙、香雪蘭。』 だそうです。
あどけなさ残して笑う君の目が こころ癒すかフリージアの花
ストック。。。
>愛絆 豊かな愛に 幸福な 日々は続かぬ 砂上楼閣
>上加茂の 神は知りてか 吾が恋は 叶う想いか 適わぬ道か
ストックの香り豊かな房総に 旅立つ君は永遠のひと
涙杯。。。
>不安なり 疑惑の炎 吾が胸に 嫉妬失望 悲しみの日々
>白砂の 陰も薄れて 夕間暮れ 銀閣寺庭 君来ずひとり
君の手に婚礼交わす金盞花(きんせんか) あの日誓った涙杯(さかずき)
萌え燃え。。。
>増すばかり 私の愛は 増すばかり 一途な愛に 応えず君は
>知恩院 鐘の響きは 変わらぬを 心代わりて 愛は終わりぬ
わがほほにお多福南天返す艶(つや) 愛はますます赤く萌え燃え
>菜の花の 冠作り 競争に 負けた貴方に 快活に乗せ
>曼殊院 そぞろ歩きの 夕闇に 恋の夜道は 何処まで続く
油菜(あぶらな)アブラナ科アブラナ属・別名、菜の花。
寒木瓜。。。
>熱情に 平凡な人 魅惑的 輝き冴える 妖精の如
>大原の 野道あぜ道 歩み行く 恋にやつれて 身はうらぶれし
寒木瓜(かんぼけ)の平凡なるは幸せと 妖精の君知るや知らずや
椿落ち。。。
>誇りゆえ 美徳守りぬ 完璧な 魅力控えて 楚々と生き抜く
>五条橋 水の流れは 清いまま 吾は濁りぬ 恋ゆえ悲し
椿落ち山茶花散って見分けたる 美徳あるのは君か我かと
若さの証。。。
>機智ひとつ 用心深く 先見に 恋は素早く 心盗みぬ
>はらはらと 舞い散る雪の 化野に 落ちて逃るる 色喪服
柊(ひいらぎ)のとげは若さの証なり いずれまろやか機智に富む君
色の数ほど。。。
>平穏な 日々の暮らしに 物想い 心の平和 かき乱す君
>蛸薬師 角を曲がれば 貴方に逢える 夢も淡雪 つかぬまの恋
私をば想ってくださいパンジーの 色の数ほど積もる恋しさ
春の音。。。
>忠実に 高潔忠義 守りぬく 澄んだ心で 君待つ吾は
>艶やかに 匂う項も 君の為 北野天神 梅もほのかに
白梅にひとつふたつと春の音 澄んだ心に君聞こえるや
気持ちいつまで。。。
>ついて行く 貴方を支え ついて行く 闇も地獄も ついて行く吾
>高山寺 忍びあう恋 短くて 逢瀬重ねる 合縁奇縁
幾度かの白妙菊(しろたえぎく)の夏は過ぎ あなた支える気持ちいつまで
くしゃみ。。。
>艶やかに 結い上げし髪 片思い 可愛らしさを 見ても貰えず
>帯ひとつ 解けて悲しや 高瀬川 化粧鏡の 奥に有る文
わが愛は二色染めなるペペロミア 誰ぞ噂のくしゃみ止まらず
思い出。。。
>思い出は 胸深く秘め 旅立つ日 思い切る恋 振り捨てる愛
>先斗町 赤い雪洞 揺らめいて 襟足匂う 夜の四十万に
ネットで発見、『 原産国である中国の商船が、遠州灘(静岡県沖)で遭難して清水港に寄港した際に、船員が地元の人に砂糖漬けの金柑果実をプレゼントしその種から日本で広まった。』ふーん、そうなの。
金柑(きんかん)の思い出遠きふるさとの 子供ごころにむねのときめき
タスマニア。。。
>質朴な 女侘び住む 由緒有る 古き町屋に 花咲き乱れ
>御所通り 折からの雨 降り止まず 袖もしとぞに 君はまだ来ず
質朴で小綺麗レプトスペルマム タスマニアよりはるか渡りて
紫の。。。
>献身の 愛ゆるぎなく 誠実に 永遠の愛 熱望の日を
>愛幾つ 匂紫 咲き乱れ 変り名前は 木立瑠璃草
>二寧坂 三寧坂を 寄り添いて 歩く姿は 夢束の間か
紫のヘリオトロープ匂い立ち 落ち着きなくす頃ぞ乙女ら
春の送り香。。。
>幾ひさし 長寿(ながことぶき)の 結納は 恋の成果を 喜びの日に
>木屋町の 雪の明日は 衿替えの 喜びの日に 晴れの旅立ち
カロライナジャスミンその黄鮮やかに 幾代久しく春の送り香
京の街角。。。
>運命を 開く人有り 彼の君か 永続きする 愛ひとすじに
>夢ひとつ 落ちてこぼれて 祇園町 舞妓愛しや 恋ゆえ悲し
プリムラの乙女桜(おとめざくら)は可憐にて 京の街角さぞやにぎやか
>相続を 投げ出してまで 恋に生き 母性の愛に 立ち返り見む
>朱の鳥居 平安宮は 想い出を 待ちつ待たれつ 忍びあう愛
赤く成る不老長寿は万年青(おもと)の実 ともに白髪の生ゆるこのごろ
万両積んで。。。
>千両も 万両までも 積まれても 貴方一途に 陰徳を積む
>東寺より 戻りし吾に 文届く 逢いに行きたや 千日参り
『 誰にもほめられない、誰にも気づかれないけど、いいことをすること」を「陰徳を積む」といいます。』え?そうだったのか!隠匿と間違えた(笑)。
陰徳を万両積んで君に会う 積んだ頃にはその気薄れて
紅団扇。。。
>煩悩に 心は燃えて もだえても 振り向かぬ君 恋は叶わず
>雨激し 花見小路に 降りしきる 憎や愛しや 彼の君恋し
燃えたぎるアンスリウムを飾る君 紅団扇(べにうちわ)もてこころ冷ませや
若き乙女ら。。。
>悲しくも 儚き恋か 咲きて散る 蝋梅の花 枯淡の慈愛
>梅の花 伏見稲荷の 参道に はらはらと舞い 恋は終わりぬ
蝋梅(ろうばい)の慈愛をもって育ちたる 若き乙女らやがて去りゆく
デンファレ美女らし。。。
>お似合いの 美しい人 胸に住む 片想い吾 わがまま心
>清水の 舞台悲しや 二人して 愛を誓えど 君は去りにし
ネットには『デンファレというのは園芸上の通称で,デンドロビウム・ファレノプシスというのが本名です。ファレノプシス(コチョウラン;胡蝶蘭)とは別の種ですが,花の形がよく似ていると思います。花の後ろに「距」があります。』とありましたね。
清水に飛び込む気持ちで会う君の デンファレ美女らしこの手つかまず
恋の大文字。。。
>身軽には 飛び込めぬ胸 貴方には 面影ひとつ 忘れ得ぬ人
>嵯峨野道 行きつ戻りつ 恋の道 裾も乱れて 夜叉の道行
バンダなるヒョウモンランの身軽さに いずこにあるや君の想いは
>恋しくも 仇になります 思慮深さ 思い悩んで 泣き濡れる夜
>東山 残る想いの 大文字 胸に埋み火 赤々と持つ
変わり者パフィオペデルム咲く庭の 池に映りし恋の大(おお)文字
大袈裟。。。
>幸福が 飛んでくるには 遅すぎる 貴方を愛し 踏み迷う道
>加茂川の 水も細りて うら悲し 恋は捨てても 残る愛しみ
姿こそ大袈裟すぎる胡蝶蘭(こちょうらん) そこに居るだけそれが愛にて
デンドロビューム・オンシジューム。。。
>わがままな 貴方を待って 明け暮れる 天性の華 持つ身愛しや
>凍る夜 比叡下ろしの 京の街 見送る吾に 振り向かぬ君
わがままな美人と知ればそれまでの 夢はまぼろし京の街角
>可憐なり 気だての良さに 清楚まで 蕾のままで 群雀蘭
>雪の華 儚く咲いて 淡く散り 河原町条 振袖悲し
群れ雀追って花尾の切れるまで 気だての良さは京都一番
飾らぬ心。。。
>飾らない 心素朴に 持つ女 誠実な愛 夢有る未来
>南禅寺 雪の別れの 切なさを 身を裂く恋の 愛は幻 (おまけ、京都シリーズ)
華麗なるシンビジュームに身を寄せる 飾らぬ心そは美しき
セレブの花。。。
>純愛も 逃げて隠れて 恋の道 不倫の魔力 美しい人
>風花が舞う哲学の道行く日 恋の逢瀬はひと時で過ぐ (おまけ)
カトレアの花はセレブのフリルにて その柔らかき肌の恋しき
おちょぼぐち。。。
>移り気は 継続するは 耐えられず 花から花へ 好奇な心
ラケナリア何を見ているあれやこれ 笑った君のおちょぼぐちかも
遅れました。。。
>あのお方 とても真面目と 言われても 裏に隠した 黙り助平
シェフレラの蛇の目に開く葉を見れば 「アンブレラツリー」どこかきまじめ
>たくわえる あなた完全 大切な 気持ちひとつは 富財産に
鳳梨(あななす)の実ほどに甘きふたりの夜 思い出したる大切な気持ち
三社参り。。。
>スマートな 淑女保てる 精進は 節制努力 日々平安を
三社まだ行かぬ行けぬの松の内 観音竹(かんのんちく)が笑う毎日
ふるさと。。。
>母子草 やさしい人の 響き有り いつも思うは 母有りて吾
その名から遠いふるさと思い出す そばにありしは母子草(ははこぐさ)かも
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