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2019/10/18
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カテゴリ:私の本棚
キレイになりたい気持ちが最高の美容液。ワタシらしいワタシでいるために使っているものです



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又吉直樹の3作目の長編小説『人間』を読んだ。
昨年9月から今年5月にかけて毎日新聞夕刊で連載していた作品を
加筆修正したもの。

漫画家の夢が破れた主人公 永山が東京の共同住宅で
同世代の仲間たちと一緒に暮らした過去を振り返る物語。

主人公は現在イラストレーター兼コラムニストだ。
38歳の誕生日に古い知人からメールが届き
20年前の回想へと至る。

漫画家志望の永山は大阪から上京して
『ハウス』と呼ばれる共同住居に暮らす。
そこには、イラストレーター、ミュージシャン、作家
お笑い芸人が集い、日々議論を交わし、確執がある。
どこか懐かしい青春群像劇だ。

新聞連載だったためか
話全体のバランスに違和感を感じたのは私だけでしょうか?

又吉が太宰治の大ファンというのは有名ですが
作中の端々にそれを感じ
太宰の『人間失格』を意識してるなあと思えたのは
前半の回想での主人公が痛々しかったからだと思う。
でも、『人間失格』の葉蔵の切実さは感じることはできません。

又吉直樹の『人間』を読みおえた時
太宰治の『人間失格』が読みたくなってしまいました。


 

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Last updated  2019/10/18 10:23:21 PM
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