2022/03/29(火)15:02
『かみ、かみ、かみをくれ』郵便局で一句浮かんだおじいちゃんは・・・
郵便局で順番待ちをしていたら
イスに座っていた70過ぎのおじいちゃんが、急に立ち上がり
窓口に行って『かみ、かみ、かみをくれ』と手を出した。
オンヤッ? 何事が起きたかと、野次馬根性で見ていると
『かみ、かみ』とわめいているおじいちゃんは
訳が分からずポカンとしている若い女性局員に
『一句浮かんだんだから、忘れないうちに書くんだよ』
早くよこさんか、とでも言いたげにイラついている。
ちびまるこちゃんのおじいちゃんに似ているので
友蔵の心の俳句みたいだなあと思っていたら
窓口の局員もようやく事情がのめたらしく
ハガキ大のメモ用紙をおじいちゃんに手渡した。
受け取ったおじいちゃんは
記帳台のボールペンで何やら書いているのだが
そんなに急いで書かねばならぬ程の名作を
私は読みたくて仕方がない・・・
『拝見させて頂けますか』と言おうか?
いや、変なオバチャンと思われるのはイヤだし
とグズグズ迷っていると、
そのおじいちゃんがさっきの窓口の女性局員に
『これは君にあげよう・・・』
と言ってメモ用紙を差し出した。
戸惑いながら受け取った女性局員は
多分、内心では『イラネーヨ!』と思っているだろう。
イヤ、確かにそういう顔をしていた。
だったら、私にくれればいいのに
私は、スゴークあの一句が見たかったのだ!
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