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2023/11/18
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カテゴリ:朗読




本を読むのは好きだけど、コンタクトのせいか目が疲れて
活字を読むのがおっくうな時がある。
そんな時に利用しているのがネットで聞ける朗読サイトです。

沢山の朗読ボランティアの方が名作の朗読をされているので
これらを無料で聞くことができるなんて、本当に幸せですから
もっと沢山の方に利用してほしいなあと思います。

窪田等さんの朗読はどれも素晴らしいのですが
私は新美南吉の『きつね』が大好きで何度も聞いています。

新美南吉の作品では『ごんぎつね』が一番有名ですが
彼がが死の3カ月前に書いた『きつね』は
我が子の為には命をも投げ出そうとする
母の強さと愛情が溢れていて
最後のシーンでは思わず涙が溢れてきちゃいます。

……………………………………………………
友達7人で連れだって祭りに出かける途中
文六ちゃんは下駄を買うが
そこに居あわせたおばあさんに
『晩げに新しい下駄をおろすと狐がつくというだに』
と言われる。

子供たちはそんなの迷信だと言いながらも、
祭りの帰り道に文六ちゃんが「コン」と咳をすると
子供たちの心にあった
『きつねつき』の疑心暗鬼がどんどん大きくなる。

文六ちゃん本人も、自分が狐につかれていたら
両親はどうするだろうと不安になってくる。

その夜、文六ちゃんが
『もし、僕が、ほんとに狐になっちゃったらどうする?』
と聞くと、母親は、しんからおかしそうに笑う。

そしてなおも聞いてくる文六ちゃんに
『そしたら、もう、家におくわけにゃいかないね
からすね山の方にゆけば、今でも狐がいるそうだから
そっちへゆくさ』と答え、さらに
『母ちゃんや父ちゃんはどうする?』と聞かれると。

『父ちゃんと母ちゃんは相談をしてね
かわいい文六が、狐になってしまったから
わしたちもこの世に何の楽しみもなくなってしまったで
人間をやめて、狐になることにきめますよ。
明日の晩げに下駄屋さんから新しい下駄を買って来て
いっしょに狐になるね、そうして、文六ちゃんの狐をつれて
からすね山へゆきましょう』

そして、その後のやりとりもホノボノとしているのだけど
もしも、猟師が鉄砲で撃ちにきたらどうするの?
と聞かれた母親は

もし狐になった文六ちゃんが猟師に捕まりそうになったら
自分が身代わりになって猟師に捕まるので
その間に父ちゃんと逃げなさい、と言うと
驚いた文六ちゃんは

『いやだよ、母ちゃん、そんなこと。
そいじゃ、母ちゃんがなしになってしまうじゃないか
いやだったら、いやだったら、いやだったら!』

文六ちゃんはわめきたてながら
お母さんの胸にしがみつくのである。

……………………………………………………
物語がすばらしいのはもちろんですが
朗読をしている窪田等さんが演じる
文六ちゃんの子供の話声、優しいお母さんの声にも
引き込まれます。

『窪田等の世界』で検索すると素晴らしい朗読が無料で聞けます。
楽しい時間が過ごせること、大ファンの私が保証します。


 

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Last updated  2023/11/18 01:34:50 AM
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