【快楽主義の哲学:澁澤龍彦】食って、寝て、性交して、寿命が来れば死ぬだけの話
商品を見る→快楽主義の哲学:澁澤龍彦 726円人間の生活には、目的なんかないのです。食って、寝て、性交して、寿命が来れば死ぬだけの話です。誰かにそんな風に言われると辛い時でも、生きていくのが恐くなくなるような気がする。『快楽主義の哲学』は私が生まれる10年以上前に発行された本ですが今読んでも面白く、特に気分が落ち込んだ時には笑える部分もあって気分転換になる。タイトルに哲学なんて言葉が入っているけど、有名な哲学者の言葉も分かりやすく説明してくれていてとても読みやすい。ソクラテスがめちゃくちゃにけなされていてそれが面白かった。著者の博学に圧倒され多才ぶりに敬意を表し、かっこ良さに惚れた。私はこういう軽い言いまわしが好きだし小むずかしいのが苦手な私にはこういう類が性にあう。でも若い時にがっつりと澁澤を読んだ人たちはこの軽い口調に違和感を持つかもしれないですね。自分の生き方に迷い悩んでいる人にとって『生きることに意味なんていらない』のひと言が救いになるのではないでしょうか。 ランキングに参加しているので応援クリックしてくれたら嬉しいです♪にほんブログ村育児・3人兄弟/姉妹ランキング・ + ・ + ・ + ・ 暇があったらあんずの本館にも寄って下さい ・ + ・ + ・ + ・