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カテゴリ:本。
「ぼくは王さま」といえば小学生の頃の国語の教科書にのってたのを見たのが最初。 確かツバメが出てきた話。絵が可愛くて展開が面白いと思いました。 妙でメルヘンでナンセンスな世界観。 とても大きな卵焼きやいつまでもでてくるチョコレート。 王さまはもう立派な大人で王さまなんてやってるくせにやることは子ども。 そりゃもう、子ども。 そこがとても魅力で子ども心にいいな王さま、と思ったモンです。 図書室で本を借りてくると母が寝る前に弟と私に読んで聞かせてくれていたのだけれど 王さまシリーズはかなりの率で読ませたはずです。 テレレッテ トロロット パッパパーン 物語の途中で妙なラッパがいつも鳴り響く。 パターンはいくつかあるけれど、だいたいこんなかんじ。 未だに覚えている。 きっと弟も母も言えると思う。 作者の寺村輝夫さんが亡くなったらしく、 その記事を読んで王さまシリーズが好きだったことを思い出しました。 寺村さんが亡くなっても王さまは相変わらず どこかで子どもみたいないたずらとかやってる気がします。 とても素敵な良い本です。 たくさんの子どもに読んでほしいな。 寺村さん、すてきな物語をありがとう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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