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テーマ:最近観た映画。(40091)
カテゴリ:映画
↑このジャケットを見て、まっすぐな道を行くロードムービーと、 そのまんま思っていたんだけれど、 主人公の名前が「ストレイト」さん。 そして、気持ちがまっすぐ、道もまっすぐ、、も含んでいるんだと思う。 ストレイトさんは、73歳。娘と二人暮し。 ある日、転んでしまって足をけがしてしまい、他の病気もろもろ治療するように医者にいわれるけれど、 とにかく頑固で、レントゲンやだ、歩行器やだ。 唯一許容したのは、二本の杖をつくことだけ。 そんな時、10年来仲たがいしていた兄が心臓発作で倒れたと連絡が入る。 「兄に会わなくては」と思う。 足も悪く、視力もままならないし、車の運転もできない。 でもどうしても自力で行きたい。 娘の反対を押し切って500キロ先の兄の家まで行くのに選んだ手段は、 トラクターに乗っていくこと。 そこからロードムービーがはじまる。 こんなにいい人ばかりに出会うかな~とも思うけれど、 出会った人達に少しずつ、自分の過去を振り返って話したりする。 そう、まさに 「ストレイト・ストーリー」なのです。 この作品、 「ブルーベルベッド」「エレファントマン」「ワイルドアットハート」「マルホランドドライブ」のデビッド・リンチ監督作品。 えっ、リンチはこんな作品も作っていたのか、、と思うくらい、 奇をてらったところのない、のんびりゆったり、じわっとくる映画。 なんだか自分の兄弟を思ってしまって 最後、不覚にも(?!)じわっとしてしまった。 っと、別にそんな歳でもナカタガイもしてないんだけれど、 かつて、3人姉弟、目の届くところで一緒に並んで寝てたのに、 もう一生あんなシチュエーションないんだな~とか 膨らませて、 家族5人で一緒に同じ家に帰ることないんだよな~と 妙にオセンチ心がでてしまった。 なぜだろう。。。 この映画、本当に、のんびり、ゆったり、静かな映画だから、 退屈しそうだけれど、退屈しなかったのは、主役の目力かなあとも思う。 全然違ったリンチ作品で、何故、この作品を作りたかったのか 興味がでたりもする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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