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テーマ:最近観た映画。(40091)
カテゴリ:映画
ナチス占領下のオランダで、親兄弟を殺されたユダヤ人女性の話。
悲しいシーンがもちろん多いけれど、いろんな事が盛り込まれていて 2時間半全く、本当にまったく飽きない展開で、 かなり面白かった。 題材が題材だけに、 人間のやなところが盛りだくさんだけれど、 恨み、絶望、愛、悲しみ、空虚感、ひらきなおり、、と主人公の演技がすばらしく、 片側からだけみてるのではなく、深みのあるストーリーだった。 誰も信じられない人生は、かなりせつない。 真実が伝わらないことも、嘘を信じさせられていることも、かなりせつない。 弱者だったのが強者になった途端、まったく同じ事をしている人間はせつない。 と、こういう題材はつい、こんなことを思ってしまうんだけれど、 どろ~んと暗くなりすぎずここまでひきつけられることはなかなかない。 監督は、「氷の微笑」など撮ったポールバンホーベン監督。 これ、かなりポイント高し。 個人的には、ナチスとか戦争系映画の上位に一気におどりでました。 公式サイト「ブラック・ブック」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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