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2007.07.08
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カテゴリ:映画
周防監督作品。
痴漢の冤罪問題を通して、日本の裁判制度の問題を明るみにした内容。

内容にも映像にも無駄がない、、なんて見終わった後しみじみ思った。
全体的に必要過剰な演出がないことが、いい。
最後の終わり方(主人公の台詞まわし)もかなりいい。

前にメイキングで、監督は検事役の尾実さんに、普通にやっても嫌な奴に見えてしまう役だから抑え目に、、といわれたと言っていたが、すごく納得できる。

有名な人だらけで、登場すると思わず笑ってしまう(?)あ~この人もでてるんだと声をかけたくなる(?)けど、
みな、らしいポジションで、実に面白かった。

しっかし、満員電車ってこう思うと、女性だけでなく、
男性にとってもかなり恐怖。
この映画みたら、鞄の持ち方とか向く角度とか、さらに気にしてしまうんじゃないかな。

しかし裁判がこんな感じで進むのかと思うと、
どうするのが一番いいのかがわからなくなってくる。
こんな矛盾の中で法曹界の仕事って大変だ。
今度はじまる裁判制度、、何かがかわるきっかけになるのかな、。

内容をシンプルに感じられる映画。この映画かなり面白かったです。

公式サイト「それでもぼくはやってない」





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最終更新日  2007.07.08 21:56:46
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