タマネギ輸送も楽じゃない レイアウトの製作(その70+α) サンダーバード(その3298)
いやはや、ここのところの雨だの冬リターンズな天気の中での現場が続いて 蓄積した疲労からか、朝帰宅して休みダァ~ Σハッ!! と気付いた時には外はもう真っ暗という有様。 箍が外れちゃったというかほんと、よく寝ました(苦笑) で、そんな意識不明になる前に、昨日のそれもあって札幌駅ライブカメラなんかを見て 札幌も雪が減ったなー なんて流しっ放しにしちゃっていたのですが その関連動画に「たまねぎ列車に添乗しました」なんて動画がありましてw 最近放送局が取材という職権を乱用した?(爆) 運転室添乗動画をよく見かけるようになりましたが これはそんななかでも珍しいDF200! この機関車、車内に積んだデイーゼル発電機で発電して モーターをまわして走るという変わった構造なので、一体どんな音がするのかと興味津々観てみたのですが 製作は北海道テレビで、固定カメラと撮影スタッフ一名がハンディカメラを持って添乗。 スタッフが無茶しないよう御目付け役? 指導機関士も中央に同行しての、勿論これが全世界に配信されるわけだから、機関士氏もさぞかし意気揚々なのではないかと(笑) 北見駅を定刻通りに発車、初めのうちはこの通り車内もまったり雰囲気で 指導機関士氏はタオルで首元の汗を拭き拭きの、スタッフ氏は暫し取材を忘れて展望に見入っていますw そしてDF200、北見トンネルに入るとドゥーンというエンジン音がかすかに聞こえるものの あとは電気機関車と全く同じモーター音と、電気機関車のような軽快な走りっぷりに 自分もこんな音と走りなんだーと、DF200サウンドを堪能中 そして運転室添乗オヤクソクというか、機関士の職務な信号や制限速度の喚呼。 そりゃ指導機関士が居るわけだし、全世界に配信されるし、ここはしっかり声に出しての指差呼称! 運転士時刻表でもしっかり指差し確認ですw まぁ取材となればJR貨物としてもベテラン機関士を乗せるだろうし そりゃ当然というか何の問題もなく、列車は次の停車駅である金華信号場を目指して 北見市街をスイスイ走行。 なので10分もすると、取材スタッフ氏は変りばえしない夜景に飽きぎみ? そして指導機関士氏は相変わらず暑そうにしているなか(個人の感想ですw) 走り始めて20分ほどが経過、列車が留辺蘂駅に近付いた頃から異変が... 機関士氏が制限速度の喚呼を忘れ、指導機関士氏に先に喚呼されたのをきっかけに 駅通過時の運転状況喚呼でも20秒遅れて通過と喚呼したところを 指導機関士氏に15秒とダメ出しを喰らってしまい 次の西留辺蘂駅通過時は、運転士時刻表での通過か停止かの喚呼を忘れ もう駅が見えた直前に、しびれを切らした? 指導機関士氏に先に喚呼されるわと まるで坂を転がり落ちるように次々と いやはや、これはもう見ているこっちもDF200のサウンドに酔いしれているどころか 機関士氏のパニックが伝わってきて緊張の連続ですよ(笑) その後も喚呼抜けが相次ぎ、やっとATSの警報が鳴り金華信号場の場内に。 他の動画なんかだと大概ここで「車警赤」って喚呼しているのを見ますが もう指導機関士氏もこれ以上追い込んだら停止位置を冒進して対向列車と正面衝突しちゃうかもと自粛?(苦笑) 停車後も本来なら「金華、定時(到着)」とか「20秒延着」とか喚呼するところも もうそれどころじゃないというか、冷や汗だくだくwww いや自分も現場仕事で昔はしょっちゅう先輩氏に「やってみろ」って言われて 散々こんな目に遭っているから、機関士氏のパニクりぶりは手に取るようにわかるし 元々緊張の連続する仕事だし、それこそ箍が一度外れるとベテランとて自分を立て直すのが 大変なんだなー って、いやむしろベテランの弊害? 普段喚呼業務を励行していないのがバレ... いや、なんでもないです(爆) で、この動画には第二部があって 列車はここから急勾配急曲線の難所で有名な常紋峠越えに挑むのですが スタッフと指導機関士がホジション変更。少しでも機関士氏の緊張を和らげようと配慮でしょうか?(笑) そしていよいよ峠の頂上にさしかかる頃に無線で てっきり無線は運転指令所とのやりとりかと思っていたのですが なんと前と後ろに2台のDF200を連結してのプッシュプル運転だったんですね。 というかプッシュプルといえば瀬野八本松間のセノハチ越えや、もう廃止されてしまいましたが 碓氷峠越えの運転なんかを見たことがありますが、1台の機関車で2台を制御する 総括制御は貨車を間に挟んでいるから出来ないので、みんな無線で「13ノッチ(車でいうアクセルオン) お願いします」とか「ノッチオフお願いします(つまり惰行)」と、無線でこまめにやりとりしながら 運転するところ、この動画では最初の北見発車の時と、金華発車の時も この一言だけ。 峠越えは勾配や急曲線の連続だから、細かなノッチやブレーキ操作が求められるし、 後ろから下手に押し過ぎれば貨車が浮き上がって脱線しちゃうし、かとて押さな過ぎると 前の機関車が空転してしまうというなかで、そのへんの操作の会話は途中一切無し。 つまり後ろで列車を押している機関車の機関士は、体感で列車の状態を確認しながら ノッチやブレーキを操作しているということ。 いやこれ後押ししているのはかなりのベテラン機関士じゃないかと 画面外のことに感動している有様ななか、頂上を越えればあとは下りなので ひとたび抑速ブレーキ(車でいうエンジンブレーキ)が上手く効けば 一定速度でスルスルと下っていくし、峠を下りきった生田原駅までは、駅も信号も無いから 機関士氏もようやくリラックス。後ろの機関車なんかぶら下がっているだけでいいので(たぶん) 機関士氏はのんびりお茶でも飲んでいるんじゃないかとww とはいえ一定時間操作しないとEBという、機関士が万が一病気なんかで意識を失った場合を想定した 装置が動作するので、何かしらスイッチだかを弄る必要はあるのですが(弄らないと意識を失っていると 判断されて非常ブレーキがかかる) それにしてもほんと、延々と真っ暗闇の鬱蒼とした森の中。ここをこの速度で下るというのが 普段車を運転している自分的には度胸あるなと。いやそれこそシカだのクマだのがいつ飛び出してくるかわからないし、トンネル工事で多数の犠牲者を出した常紋トンネル、過去に「白いものが線路に入ってきた」と 特急列車が急停止して、“幽霊が列車を止めた” と新聞記事になるほどの場所ですからwww そんななかで列車は無事に生田原駅を定刻で通過、機関士の緊張もほぐれただろうと? スタッフと指導機関士のポジションも元に戻り... って、安国駅あたりでまた喚呼漏れを連発して微妙にヒヤヒヤする場面がありましたが この添乗取材の終点、遠軽駅の場内進入から停車まではなんとかミス指導なくクリア、 終わりよければ全てよし。ってところでしょうか(笑) まぁもしかしたらヒヤヒヤ場面、機関士によるあえての粋な演出という可能性... ということに、ここはしておきましょうwww それにしても指導機関士氏もなかな容赦ねーよなー なんて思って見ていたのですが 逆に考えれば下手に妥協すると、これを見た他の指導機関士氏やその上司氏、 クッソ五月蠅い鉄道ヲタに逆にダメ出しを喰らっちゃう... って、自分か(爆) なんてやっていたらあっという間に日付変更線を突破してしまい やっとこさこのブログの本題である、レイアウトに設置する駅の整備は 改札のタタキの部分、周囲のザラザラテクスチャーをマスキングテープで保護して 穴を埋めたタミヤパテを平滑に整形です。 なんとかなった... と、思いたい(笑) 続いてサンダーバード2号コンテナの修理 とにかく昨日誤って付いてしまった緑2号、ねずみ色1号をタッチアップして 修正したところで、一旦ブログUPです。 これは朝まで自分夜勤コースか(苦笑)